風の中で

眠れない時間 通りすぎて
人ごみの中 近づく 鼓動きいた

ひとりでに 口づさむ メロディーは
想い出を はこぶ 魔法の様にひびく

風を真似して ゆれてる髪を
じっと見つめる 僕を見てる きみがいた

ふりむけば いつでも きみの面影が ただ
風の中 何にも 言わずに 輝いている

遠い夜 ベッドにもぐりこみ
こわがった 嵐の音も忘れていた

気がつけばいつも 捜している
風の中 鳴り続ける きみの くつ音
×