赤毛の女の子

赤毛の赤毛の女の子
風の吹く日に どこからかやってきた
誰れも 遊んであげなかったから
風の吹く日に どこかへいっちゃった

赤毛の赤毛の女の子
ある昼の下がり 麦の穂くわえてた
誰れも知らないふり 雲をながめてた

赤毛の赤毛の女の子
庭の木の下で 風に吹かれてた
誰れも仲間に いれなかったから
にれの木の下で いつもないていた

赤毛の赤毛の女の子
枯葉みたいに とってもやせっぽっち
なのにあの子に いじわるしてたから

あの子のことを 思い出すたびに
ちょっぴり 胸がいたむのさ
赤毛の女の子
幼い日の思い出さ
×