コスモス

懐かしい風の匂いがして
ふと立ち止まり見渡す景色
どこまでも澄み切った青い空
鳥たちが横切って行く

夢叶えるその時まで
決してここへは帰らないと
覚悟のつもりで飛び出したけど
舞い戻ってきたよ

帰れる場所があることは
幸せなのだろう けれど
どんな顔してきみに会おう
どんな作り話で
きみを笑わせたらいいんだろう

走り行け 夢の彼方
追いかけ続けたなら
いつか追いつけるのだろうか
はじめよう も一度ここから

走り行け 夢の彼方
追いかけ続けたなら
いつか追いつけると信じて
今旅立つよ

きみが別れの夜泣きながら
お守りにとくれたアメジスト
さみしさ まぎらわした夜の中
失くしたよ 自信とともに

海の見えぬ場所に生まれ
初めて本物を見たあの日
広すぎて今自分がどれだけ
ちっぽけか知ったよ

何でも出来ると信じてたこと
若さのせいにしていないかい
ほんの少しつまずいただけで
立てなくなるような そんな
やわな僕じゃないはずだろう

走り行け 夢の彼方
たとえ100回転んだって
101回でも おお 立ち上がれ
はじめよう も一度ここから

走り行け 夢の彼方
たとえ100回転んだって
101回でも おお 立ち上がれ
あきらめないで

帰れる場所があるからこそ
待っているきみがいるからこそ
どんな荒波も越えて行くよ
どんな作り話もかなわない未来を描くから

走り行け 夢の彼方
追いかけ続けたなら
いつか追いつけるのだろうか
はじめよう も一度ここから

走り行け 夢の彼方
追いかけ続けたなら
いつか追いつけると信じて
今旅立つよ
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