秋色片想い

秋の風に 吹かれて
舞い落ちていく 枯葉の涙
手と手つないで 歩いた
並木道が 枯葉色に染まる

冷たすぎる 風の中
震えてた わたしを
優しく笑い 抱き寄せた
小さい えくぼ 愛しくて

秋色の片想い
いつか 叶う 信じてた
一期一会 巻き戻す記憶
あなたがいれば 素直になれた
想いが降り積もる 逢いたい 逢えない あなた


冬の 足音 聞こえる
窓辺に立ち 空を見上げた
雲がちぎれて 離れる
まるで二人の 思い出の後先

別れ際に 低い声で
「またいつか 逢えるよ」
小さく笑い 離した手
熱が今も 消えないの

秋色の片想い
冬も 春も その先も
あるって思って 言わずにいたのに
あなたがいない 明日はいらない
想いが溢れ出る 逢いたい 逢いに 行くよ

秋色の片想い
いつか 叶う 信じてた
一期一会 巻き戻す記憶
あなたがいれば 素直になれた
想いが溢れ出る 逢いたい 逢いに 行くよ
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