生まれたばかりの言葉しか話さずに
心で温めた気持ちはしまってる
慣れてしまえればそんな事思わずに
それでも月日は魂を増やしてく

胸重くする魂を残らず粉々に砕いて
君の街へと風に乗せて飛ばしたい

切なさはどこまで続いて行くのだろう
僕の心を青に染めてゆく
忘れたくない事と 忘れたいあの事を
切なさは色をつけ僕をうつ

うずまく心を鎮める薬は
目を閉じて落ちる「昨日」と「明日」さ

目を閉じた時見えるのは
忘れちゃいけないことばかり
あの鼻歌があからさまに響いてくる

切なさはどこまで続いて行くのだろう
僕の心を青に染めてゆく
忘れたくない事と 忘れたいあの事を
切なさは色をつけ僕をうつ

動けずにいる部屋のすみ
西日が深く差し込んでく
こんなはがゆさが
せつなさを追い越していく

赤く染まっていく空が こんな僕を呑み込んで
少しずつ体温を上げてゆく
青を赤く染めるもの ほら君の胸の奥の
壊さずに温めてきた
その気持ちだろう?
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