ソノママニ

少しまた 背伸びをして 身の丈に合わぬ空を仰げば
浮かんでゆく その閉塞感 ちぎれた雲の間を行く青空

鳴り止まないベル それとなく 気づかぬふりしてフタをする
斑模様に散らばってく情熱

だけどまた この臨場感 振り出しに戻る度 気がつく ここから

すぐ始まる旅 心の奥 掴んで離さない 一途さに
不器用なところも 抱きしめて 目を凝らしてみる

向こうまで もっと向こうまで
キリの無いそんなイメージと このままずっと夢中で 頑なまま
思うまま ホント思いのまま この手で描いてくシナリオ
君が笑う 今を写す

流れたり 時に沈んだり 繰り返しながらの日々を
あちこち迷って 戻って また進んでゆく
昨日じゃなく そして未来でもなく いつにも増して先ずこの瞬間を
ただ真正面に拡げてゆく

何度でも この星の数程の可能性に揺らいで
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