Answer

行けるとこまで行こう
その場所で人知れず終わりたいな
僕の形だけ刳り貫いた世界
平然と回るだろう

振り向いた坂の上
キミのいない街は
三角形の空に星を並べ始めた
どこへ向かおう

どうして心はいつも
頭とは違う答えを選ばせ
そして又 独りに戻り
どこか手持ち無沙汰で
立ってるのか

脹らんだポケット 溢れそう
人は欲張りになって
紛れた夢は押し潰したのか
もう捨てた後なのか

僕は嘘つきじゃない
ありのままでいたい
なのに歯切れの悪い素振り
失意の訳を言えないでいる

三日月も満月も同じ月なんだろう
蒼い宇宙の隙間に浮かぶ
ただそれだけ それだけなのさ

最後の最後にそっと
訪れる光 降り積もる暗闇
遠い昔 芽生えた夢の余韻
拭い去れない

どうして心はいつも
頭とは違う答えを選ばせ
そして又 独りに戻り
どこか手持ち無沙汰で
立ってるのか
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