さよならプリンセス

浅い夢から覚めたのは
鏡の中の女の子
カエルの王子は王子じゃなかった
ガラスの靴も足に合わない 靴擦ればかり

ごめん
さよなら、あなた 私は一人
我がままだった 泣き虫だった わかっていたけれど
ときめきは本当よ 偽りの気持ちじゃなかった
ただ、見つめてもっと 見つめてもっと
情熱が欲しかったの

小さな窓から手を振る
囚われの少女がいました
優しい彼になんだかイライラ
傷つけあえないなんてつまんない
噛み付いたよね ごめん

素敵なあなた 私はひとり
いじわるだった 甘えたかった 困らせてばかりね
あの強がりは嘘 本当の気持ちじゃなかった
ただ、遠くへもっと 遠くへもっと
連れ去って欲しかったの

寂しいけれど
心は晴れ晴れしてるんです

さよなら、あなた 私は自由なの
光をもっと 光をもっと 瞳に集めたい
ときめきは本当よ 偽りの気持ちじゃなかったのだけど
そう、遠くへもっと 遠くへもっと 歩いてゆきたいの
いまは一人で
×