思い出のダイアリー

黄昏の窓辺で めくる日記帳
閉ざされた 私の恋が 蘇る
あの頃の あなたの声がしたようで
振り向けば ひとつの長い影法師
あれから 何年経ったのかしら
電話番号も 忘れているのに
胸があの痛み 覚えているのよ
あなたで溢れてる 思い出のダイアリー

荷造りの途中で 古い日記帳
明日へと 踏み出す心 迷わせる
愛されて 初めて知った悦びと
さよならの 台詞(ことば)が今もせつないの
あれから 何年経ったのかしら
一人暮らしにも ようやく慣れたわ
次のページまで めくってほしいの
時間が止まってる 思い出のダイアリー

あれから 何年経ったのかしら
街は鮮やかに 変わって行くのに
今も私だけ あの日に佇み
あなたで溢れてる 思い出のダイアリー
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