空の軌跡

ただ 安らかに眠れと 夜が優しく降る
疲れた肩を朝日が 暖めるまでは

過ぎ行く時が やがては 愛を繋いでいく
名もなき花を季節が 咲かせるみたいに

出会いの喜びを別れの悲しみを
空はたゆまず包んで廻るよ

空は何を見て 空は何を願うのだろう?
人はその空の下で 幾つ笑うだろう?

何を探してきたのか? 空を仰ぐ者よ
皆 泣きながら生まれて 笑顔を覚える

愛されただけ誰かを強く愛せるなら
独りきりでは本当の愛は作れない

焼け付く切なさを 消え行く愛しさを
空は静かに受け止め廻るよ

空は何を秘め 空は何を語るのだろう?
人はその空に抱かれ どこへ行くのだろう?

ただ 安らかに眠れと 夜が優しく降る
疲れた肩を朝日が 暖めるまでは

暖めるまでは
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