オオカミと少女

ある朝にやってきた モノクロの夢模様
動き出すさかしまな ストーリー

木漏れ日が止まる日に 神様は言ったのよ
ため息をつきながら

「もうすぐに 行くからね その窓を 開けて」

繰り返す悲しみを ポシェットに隠しては
静けさに 震えてた 一人

「連れてってあたたかい場所 夢だっていいよ」

遠くまで 延びる影
あの空に 消えそうで
いつまでも いつまでも
祈るように 見ていたの

探し物は 目の前にあったの
気づかなくて 嫌になるなぁ

遠くまで 響く声
この夜に とけそうで
どこまでも どこまでも
届くように 願ったの

「もうすぐに 行くからね
その窓を 開けて 開けて 開けて」
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