淋しさの理由

風のようにおとずれる淋しさに
理由などはない
ふざけあったそのあとで
哀しくもないのに淋しさが来る
別れの場面には 何度も出逢ったし
失望の気分は泪をつれて来たけれど
心とざすこともなく
僕はいつも耐えて来た
けれどいつか もっと淋しく
一人旅を つづける僕が
うーん 今は何故か僕にはみえる

風のようにおとずれる淋しさに
理由などはない
夢をのせて駆けてゆく歳月の
あとから淋しさが来る
恋する季節なら再び来るだろうし
何かしら苦しむ季節も終わってはいない
心とざすこともなく
僕は明日も生きてゆきたい
けれどいつか もっと淋しく
一人旅を つづける僕が
うーん 今は何故か僕にはみえる
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