EGO -エゴ-

今日もひとつ空が泣いた そうあの日と同じように
キミもひと粒涙見せた あの日と違う意味で
ひき寄せ合うように“求め合っていた二人”じゃ今はなくて
思い出の場所に向かう時すら いつも背中合わせ
揺れ動く電車から流れていく景色を静かに眺め
少しずつ気づき始める... 別れの時が近いことを
時が経てば 笑いあえた日々すらも消えるのかな...?

抱きしめたくらいじゃ戻れないね... 笑い合うあの頃の二人に
手を繋いで... 目を閉じて... あの頃のキスを
幸せに笑う その隣に俺がいたかった
それはエゴ...?...俺のエゴ?

やけに広くなったこの部屋 写真の跡だけ残った壁が
目を覚ますたびに 俺の心を痛いほど叩くんだ
嫌いになれた訳じゃないからな... 余計にそう
二人歩いた灯台へ いま一人で...Time goes back
出逢った頃は肩を寄せあって
お互いの歩幅を誰よりもわかってたはずなのに
時の流れは 大事なものすら塗り替えるのかな...?

さよなら乗り越えて... 涙拭いて...
次の恋でもすれば 少しは楽になれる...?
...忘れられる? ...傷を癒せる?
幸せに笑う その隣に俺がいたかった
それはエゴ...?...俺のエゴ?

キミの声... そのぬくもりをすべて忘れるには
思い出の数が多すぎるよ...

さよなら乗り越えて... 涙拭いて...
次の恋でもすれば 少しは楽になれる...?
...忘れられる? ...傷を癒せる?
幸せに笑う その隣に俺がいたかった
それはエゴ...?...俺のエゴ?

キミの声も その仕草も 俺だけにくれたあの言葉も...
忘れられず キミの影をいまだ求める
この目閉じて3つ数えて...
次の恋へと進む決意を...「I pray you get happiness.」
...大好きだった人
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