羽衣伝説

愛を残して はるかな空へ
天女は旅に 出たのでしょうか……
衣を掛けた 松林
羽衣伝説 渚宿
あなたと迎える 最後の夜は
知らず知らずに 貰い泣き

命けずって 尽くしてみても
はかなく消えた 暮らしでしょうか……
女のつらい 想い出が
残っているよな 渚宿
世間に勝てない 二人の恋に
どこか似ている 運命(さだめ)まで

遠い他国で 肌恋しさに
天女はひとり 泣くのでしょうか……
哀しい愛の 恋語り
羽衣伝説 渚宿
他人と言う名に 明日は戻る
今宵かぎりの 腕まくら
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