つぶやき

そっとはずした 腕枕
星の数から 選んだ男(ひと)よ
酔えばやんちゃで 子供みたいな
可愛いずるさも 愛しくて
シャララ 夢に シャララ とけてく
甘い時間(とき)は つかの間
今が過去へ 通り過ぎてく
夜明け前に 帰る寂しさ
……バカ……バカ………
あんたの背中に つぶやいた

いつか逢えなくなりそうで
靴を隠して 意地悪したい
女ごころに 傷がつくほど
気ままなずるさも 愛しくて
シャララ 風に シャララ 散ってく
花の季節(とき)は つかの間
一人踊る まるでピエロね
泣いてないわ 好きでいさせて
……バカ……バカ………
あんたに届けと つぶやいた

……バカ……バカ………
あんたの瞳に つぶやいた…
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