軸足

足りないものが判らないまま
また今日も生きた私
なにが本当の幸せなのか 探す旅は続く

出来ない事に理由をつけて
明日も私は笑えるの

海に黄昏れたまま 夕日を背にして泣いたわ
報われない事ばかりと石を蹴る
自己正当ストーリーを盾にして
強くいられるのなら
自分に嘘をついてもかまわないでしょ
奮い立たせて そう何度も 私の足は水平線に

安らげる場所 求める羽根が
孤独を推し進めてたの
どこへ行くかもわからないまま 逃げる旅は続く

きっとこんなの私だけじゃない
思い込ませて歩いてた

風になびく私は 夢中で手探りをして
触れられないものに手を伸ばしながら
立ち向かった 平然を装って
上手く渡れるのなら
自分に無理をさせても仕方ないでしょ
廻る私は そう何度も
掴めそうな光 追いかけてた

海に黄昏れたまま 夕日を背にして泣いたわ
報われない事ばかりと空睨み
自己正当ストーリーを盾にして
強くいられるのなら
自分に嘘をついてもかまわないでしょ
奮い立たせて そう何度も
私の足は今を刻むよ
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