桜の降る街で

いつでも 待たされてた 古いカフェテリア
空地になったわ
あなたの 異動辞令 聞いて泣いた席には
今は もう戻れない

桜の降る 街が 寒い…
涙ふくより その夢に ついて行けばよかった
待たせてると 泣かせてると
いたわる声のあなたこそ 淋しいと
気づきたかった

誰かと暮らす春は きっと暖かね
複雑な気持ち…
あなたの 夢のパズル 足りないものがあるなら
それは 愛だったのね

桜が降る 降り続ける
強がる彼を 優しさで もっと支えたかった
悔やまないで 微笑んでと
伝えることもないままに
思い出が 風に散ってく

ねぇ 元気なの? 変らずに忙しいのでしょう?
もう無理したら いけない
あなたなら うまくゆくから

桜が降る 降り続ける
舗道うずめる思い出は 今も眩しいけれど
あなたらしく生きて欲しい
祈る心の てのひらを
いつまでも 振り続けてる
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