エヴリィ

探してるよ 僕の知らない君の名前を
遠い記憶の詰まった鞄を広げて見せてくれないかい

底の見えない水たまりに沈めた思い出を
取りに戻ろう 孤独な夜に 噛み痕 残される前に

時を巻き戻しても 君の眼に僕の影は映らない
だからこそ今 側に居られることを受け止めていたいよ

会いたくてもうダメになりそう
水色に 心 曝け出すよ

当たり前だと思ってた景色も変わってしまうよ
宝物のナイフは錆びてしまっても輝くでしょう

確かなぬくもりを渡したいと望めば望む程 心が
臆病な糸に絡まってしまう 渡し方も解らないけど

言葉じゃないコトバを届けたいよ
間違ってもまたやり直せるだろう

会いたくてもうダメになりそう
君の中で暴れる生き物に触れるよ
噛みつかれて 汚ない本音を浴びせられても
水色の心 曝け出してよ
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