サナギ

君がいて困っちゃうな
恥ずかしいことまで言えちゃうから 不思議さ

寒がりな僕らは 四つ足をからめて混ざりあう
秘密をわけあって

意地悪をしたいな 飴玉の袋に閉じ込めて遊ぶ
ひとり占めしたいな 膨らんだ桃色の丘を駆ける 真夜中に

終わらない恋の証に 燃えカスになろう
くせのついた黒髪を滑りたいんだ
雷落ちた 宿り木の枝に火をつける

柔らかい雨が降り注ぐよ エヴリデイ
君の舌の上で踊らせて
汚しあってキス 離さない サナギになって輝くのさ

欲張りな恋の証に 悪者になろう
甘く濡れたくちばしに見とれたんだ
獣になった 可愛い声で鳴いてほしいよ

無邪気な笑顔がからみついて壊れそうです
命の保証もありません
イヌになってキス 腕を噛んで舐めてやる
どこにも行かせはしない

柔らかい雨が降り注ぐよ エヴリデイ
君の舌の上で踊らせて
汚しあってキス 離さない サナギになって輝くのさ
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