どんぐりッ子

あこがれの住む街に 雨が降る
ふるさとの空が 遠くなる
つらいけれども 歌おうよ
明るい声で こころの歌を
虹はかがやく 七色に
雨が晴れたら
寂しさに 耐えて行けば
いつか花も咲く
ただひとり 歌いながら
明日の道へ 歩こうよ

さわやかに肩よせて 夢を見た
あの人がなぜか 別れてく
頬を濡らして 歌おうよ
涙の中で こころの歌を
鳥ははばたく 鳴きながら
海のかなたに
哀しみを 越えて行けば
いつか強くなる
ただひとり 歌いながら
明日の道へ 歩こうよ

しあわせは見えなくて 風が吹く
ともしびも細く 揺れるだけ
つらいけれども 歌おうよ
一番好きな こころの歌を
星はまたたく 美しく
夜の風にも
微笑んで 風をはれば
いつか朝がくる
ただひとり 歌いながら
明日の道へ 歩こうよ
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