きみのために僕がいる

もう夢は振り向いても見えない
これから僕と同じ名前で
ふたり 暮らさないか

きみのために 僕がいる
確かなものだけにふれよう
きみを抱いた この腕の力を
信じてほしい

いつまでも 与えあえる微笑み
他愛ないけど きっとほんとうは
愛が知っていること

きみのために 僕がいる
忘れないで どんなときも
かなえられる 願いが今ひとつ
胸にあるから

眠りかけたやさしい その横顔
あたたかい涙だけ許して

きみのために 僕がいる
遠い道ばかりだけど
きのうよりも新しい気持ちで
まぶしい一瞬(とき)を はじめてみたい
きみとふたりで
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