おやすみ

かなしみできみが 眠れぬ夜は見つめてる
きみの目に映る 光を僕が集めよう

疲れたときにきみが 見失わないように
同じ空に星を数える
きみのその微笑が さりげないやさしさが
愛する力を気づかせてくれた

命の限り 僕がここにいて
きみをあたため続けるよ そっとおやすみ

きみのぬくもりを この手がいつも覚えてる
そっと目を開けて 眠たそうに僕に笑いかける

世界中探しても 手に入らないような
宝物を僕は見つけた
すべて引き換えにして 時間を戻せるなら
きみを抱きしめ離しはしない

どこかで聞こえるその声に
ふと耳をすまし立ち止まるけど きみはもういない

きみのシャツの香りが残る腕と
見失った目に広がる 空が風で揺れた

美しい人よ 明日が今日より憎み合わないように
今 静かにおやすみ

命の限り 僕がここにいて
きみをあたため続けるよ だからおやすみ
そっとおやすみ
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