2月

はいた煙と 冬の息 重ね
響く かかとで 蹴る夜 君まで もう少し

逢えない日々を 繋ぐ 右手
今夜は閉じよう 鳴らぬように

瞳 吸い込まれそうで 大きく吸った 高鳴る胸

今日が終われば いつもの もどかしさや 不安

それも忘れるほど 君は
いくつもの今で 包み込む

ずっと なんて強いこと 言えない僕 聞けない君
だから 手を繋いで ずっと を探しに行こう

出会いの奇跡を 越えて 生まれた奇跡に 誓う

君の 歴史の片隅 寄り添いだした 僕は向かう
高鳴る胸 忍ばせ 今日は 二人が始まる夜

ひとつに重なる夜
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