ヒーロー

泣きたいときでも 笑ってられる
君はどうして そんなに器用なの?

誰もが憧れるスーパースター
どんな攻撃もへっちゃらなんだ

どこかでほら困っている人がいれば
命がけで助けに行くよ

だけど君の羽がもげそうなときは
いったい誰が側についていてくれるの?

孤独だけを友達にしたって
抱きしめてほしいときもあるでしょ?

そんな君の周りにはいつも人が溢れ
何かを奪い取ろうとしたりする

ひとりで抱え込んだ苦悩は
誰にもみせられないまま

やさしさをあげる 強さを知る
君はいつだって 変わらぬ顔

だれもが夢見る 時代のヒロイン
そんな肩書きは 気にも止めてない

だれかがほら希望を失くしていれば
自分の分までその人にあげる

だけど君の灯りが消えそうなときは
一体だれが側に寄り添って歩くの?

失くすものはもうないというけれど
一人じゃないと思いたい日もあるでしょう?

そんな君の周りには いつも人が溢れ
何かを与えられるのを待ってる

それがヒーローになったしるし
だれかのために生きてゆく
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