人はいくつも橋を渡る
大きな橋 小さな橋
その橋桁になってくれた人のことなんて
忘れ去って生きてる

びくついてる僕の背中を押してくれた人
運命を変えるほどの出逢いを与えてくれた人

ところが橋を渡った後は
自分のおかげだと勘違い

それでも時々ふいにその人達を思い出し
ほんの少し考える
「今何をしてるのかな?」と

ところがすぐ忘れてしまい
誰かの声に振り向く

人はいくつも橋を渡る
大きな橋 小さな橋
その橋桁になってくれた人のことなんて
忘れ去って生きてる

僕も色んな人達の橋桁になったのかな?
その人達の人生を幸せにしたのかなぁ?

でも多分僕の事など忘れ
どこかの街で生きてるんだろう

こうして橋は明日へ掛かる
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