星詩

苦しいくらいに君を思うから うまく笑えない

改札を抜けて三丁目を目指す
何度か行ったことのある あの公園まで

冷たい風に声奪われないように
首に巻き付けた 暖かい記憶

どうしようもなく会いたくて ここまで来たけど
張り裂けそうなこの距離と現実を知る

あの星空を二人で見てた もう戻れない日々を
苦しいくらいに思い出すから うまく笑えない

この場所に残った 二人の約束を
思い出すのはもう僕しかいない

積み木みたいに思い出を重ねたりしても
どうしようもない事だってわかってるけど

あの星空を二人で見てた もう戻れない日々を
苦しいくらいに思い出すから うまく笑えない

繋いだ手のぬくもりが君の笑顔が
どうしようもなく愛しくて忘れられない

あの星空を二人で見てた もう戻れない日々を
苦しいくらいに思い出すから うまく笑えない

今は見えない星空だけど 目を閉じればいつでも
君を写すから 歩き出せる星
×