Galileo Galilei作曲の歌詞一覧リスト  19曲中 1-19曲を表示

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曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
サークルゲームPLATINA LYLICGalileo GalileiPLATINA LYLICGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei・POP ETC忘れな草が咲く頃に 花びらの色 思い出す 静かな目をしたあの子と高く空に上っていく夢  飛行機雲を日向に描くロケットボーイズと 眺めて笑う突拍子のない慈愛を胸に抱くガールズ 時はぐるぐる そんな僕らもみんないなくなって おざなりになるくらい目まぐるしい日々に切なくなる  「いつかまたここでね」 さよならの声がいつまでも響いて 背中を押すこともなく僕らを繋いだ  曖昧なことも単純なこともみんな色付いていく 言葉にならない このくすぶった気持ち抱きしめていたいよ 曖昧なことも単純なこともみんな同じだって 僕らの歌 この胸の真ん中で 花を咲かせている  駆け出した一人の午後 だあれもいない街をくぐり 廻る遊びからいちぬけて 君のことを思い出にしてしまう  サークルゲームを続けて 僕は祈って君は歌う 消えない幻を叶えよう だから祈って僕は歌う  サークルゲームを続けよう 僕らは跳ねて重みを知る 変わる喜びや悲しみを ここで祈って歌にしてみたりする  「やっとまた会えたね」 懐かしい君の声がする 気付けば僕らは宙に浮かびあがって 時に追いやられ  曖昧なことも単純なこともみんな花びらのよう 漂いながら空を廻っているだけ 振り返らないで 風に運ばれた忘れな草が みんな追い越していく 僕らの歌 ずっと先にあの色の花を咲かせている
老人と海Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei「I love youは私たちの30年を食べてしまった」 父さんの声は冷たく響いて暗闇を伝っていった その声に捕まりたくなくて僕は家の裏口から 白銀色の庭にいる犬のジョンと旅にでた それは  I love youを見つけて 見つけて捕まえてさ それから えっと どうしよう? ジョンは尻尾を振るだけ そう とにかく元通り 元通りにさせてやるさ そして きっと クリスマス 3人で食べるシチュー  知らない街の街道で若い二人がキスをしていた I love youが現れて僕とジョンを笑ってるよ リュックサックの中には3ドルぽっちと吹きガラスの瓶 二人が吐いた白い息 瓶の中に捕まえたのに  I love youはいなかった いなかったよ どうしてさ ねぇ お腹すいたよ 帰ろうかな ジョンは手をなめるだけ そう とにかく遠くへ遠くへ行ってみよう そして きっと海につくよ 線路のある海へ  浜辺に小さな小屋があって ベランダで老人が海を見てた ずっとひとりぼっち?僕は聞いた ジョンをなでながら彼は笑った  「I love youを食べるのに70年もかかっちまった」 そう言うと僕の瓶から白い欠片をつかみとった どうやったの?と驚く僕の手のひらにそれを落とした 「君が捕まえたんだろう?優しい坊や ほら家にお帰りよ」  I love youを見つけた 見つけた 白くてすごく小さな欠片だったよ ジョンと家に走った 家に帰ると2人が泣きはらした赤い目で 僕を待ってた だからI love you 2人にあげたんだ  鼻声で母さんが言った 「あらこれって鯨の骨じゃない なつかしいな砂浜と線路…」
車輪の軸Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei軋みがちな 車輪の軸に さぁ油をさして 床を転がしてみよう 散らかりがちな デスクの上を かきわけながら 煙を吐いて進む  頬杖つく人たちの 腕のアーチ橋をくぐって  キスして手をのせよ あしたのまぶたに 手を振る誰かは 君に似ている そっと指で摘まんで そばにいてくれと 育て飽きた花を 愛せるか  飽きてみても 見つけてみても 何もなくて 何もなくて 間に合わせで つくった軸も いつまでもつかな どこまでもつかな  電車を待つ人たちの ぼんやりを横切って  追いかけてく  キスしてさよならだ 過ぎ去ってく日々に 手をもつ誰かは 君に似ている ぎゅっと指でつかむ ハンカチ風に舞う 見飽きた手品も 愛せたら  もういちど ほら、もういちど
Imaginary FriendsGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei起きて苛立ちだらけの夢から覚めよう 窓をあけてねじを巻くために笑ってほしいよ ベイビー ほら笑った シダの葉と木漏れ日の道を汗をかいて息を切らし 走ってどこかへ行こうぜ  太陽 照りつける日差しは影を食い殺した 角をまがり川をくだり門を開けた ここから先は  僕はいけないから 見ててあげるから きっと楽しいから だってね君の居場所は ここじゃないから ここじゃないからさよならだよ  起きて羽毛で包まれた夢から覚めよう 窓を開けてねじをまくために笑えなくなった いつかのシダの葉と木漏れ日の道は 畦を刻み時と共に年をとったらしい  急に思い立って片道切符で黄色いバスに乗る  太陽 照りつける日差しに日傘をかざした 門を開けて川を下り角を曲がる そこから先を  私覚えていなかった 忘れてしまったんだ 忘れてしまったんだ だってね君の居場所は ここじゃないから ここじゃないからさよならだよ
星を落とすGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galileiすばらしき音楽が街のはずれから聴こえたら 青い河のほとりで今夜も会えるんだ  白い白い君のため息 夜空にのぼってく 触れたくても触れられないのは 消えてしまいそうだから  もう星をひとつ盗んでこの街に落っことして 映画みたいに燃やして最初から始めよう 君が泣くことなんてない 誰も気がつかなくても僕には聴こえるんだ すばらしき音楽と涙の落ちる音  あじさいの花が咲いている 丘のかげにかたっぽのスニーカー そして僕は歌っている 埋めるように歌っているんだ  種まきの季節が近づいて 砂の城を後にした 振り返ることは決してないさ 崩れてしまうから だんだん年をとっていくたび あなたの声もゆるやかに老いて 次なる小さな花の種を 土の上に吐いて死ぬんだ  さあ星をひとつ盗んでこの街に落っことして 映画みたいに燃やして最初から始めよう 君に笑ってほしい 僕に気づいてほしいよ 僕には聴こえるんだ すばらしき音楽と涙の落ちる音
KiteGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei億点満点の世界を絵に描いてる君は いつも絵の具だらけさ 猫みたいな栗色の髪の毛を邪魔そうに束ねてしまうんだ  君のカゴの小鳥はいろんなことを喋った 独り言が好きなのって少女みたいに笑う  君の寂しさにどんな言葉をかけても 笑顔の裏に深く沈んでいってしまうんだ 今夜も大きなキャンバスの中で眠る どんなに望んでもそばには行けないんだ 知っているくせに  青空のすみの方でトンビがぐるぐる舞うのを見ていたんだ ぼんやりと筆の先が窓の輪郭を描いて迷って行き先を失った  君が吸った煙草の匂いで胸がやけた キスしてなんだっけ?ってとぼけてる君の目は  君の寂しさ映した深い池のよう もがいたりしないで静かに溺れていくの 僕はそのキャンバスを引き裂きたい でないと君はずっとひとりぼっちだ 知っているんだろう  そして君は そして君は ひらいた窓の外 トンビの舞う空へ 鳥かごの小鳥をそっと逃がした
FreudGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei裸足のパニック スプライト裂く研究繰り返した 孤独家のキッズは生まれ変わらない きっと死ぬ事もなくて 夢中で恋した 歯抜けのサムは僕らが殺した イチイの木の下に埋まってる どんな事件もこの街じゃ砂みたいさ そうだろ  ヒマワリ畑の中で一着を競いあっていた こするような金色の毛布 僕らは眠らずにはいられないよ  聖の丘ゴルゴタよさらば 僕は教会でウソをついたんだ つまるところ全てはバレることで ここにはいられない 最後の夜 街を抜け出した 走るメロスとすれ違った どれくらいの距離を走っていたのか ひどく疲れて  ヒマワリ畑の中で一着を競いあっていた こするような金色の毛布 ああもう眠らずにはいられないよ  バイバイすべてのこと バイバイすべてのこと ヒマワリがずっとここにおいでと僕を呼んでいる そして君がきっと イチイの木の下で待っている
くじらの骨Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei真っ白い君を手のひらで転がしてきた ずいぶん前に私たちはこの場所にきていたんだ 灰色の砂が風で巻かれていったけど ずいぶん前にそれがどこへいくのか気づいていて  砂浜と線路 海の上をはしるトレインは終着駅へ やる気のない黄色い太陽が沈んでしまう 言葉を連ね寒さを煙にまく毛布をつくってあげる ノートの上で眠っているような君に  くじらの骨を探してあつめてみたけれど めんどくさくなって君にぜんぶあげたんだ できたよって君は元に戻してくれたけど いじわるな風がくじらを吹き抜けた  冷めていってしまう それも今日で終わらせるんだ 車窓に揺れるランプが私をまだ迷わせようとしてるの 嬉しかったし楽しかったし辛かったし悔しかったし それらを取り巻いてた寂しさに追われることももうないんでしょ  砂浜と線路 海の上をはしるトレインは回送列車 押し付けがましい太陽がのぼってきた くじらになればいいと手をひいた君にね 全部あげよう そのかわり白く小さくなってここに戻れたら いいな
花の狼Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei僕は鉄の爪とのこぎりみたいな牙を持ってる 頑丈な毛皮はどんな生き物も傷つけられない 花を育て 種を食べる 犬は嫌いだ ぼくに似ているから  ぼくの住む岩場に君が迷いこんできたあの日 しばらくの間のぞいていたんだ しまった気づかれた こっちに駆け寄ってきた 唸ってみたのに ぜんぜん怖がらなくて  細くて白い手が僕の首の後ろをかいた 雷にうたれたみたいに 君を好きになってしまったみたい はじめての気持ちだったよ  その気になればすぐ  世界の半分が僕のものになるはずさ そうしたいほど特別な気持ちなんだ 世界のもう半分は君だけにあげよう 心臓が止まるほど喜んでくれるんだろう  それから毎日君は僕のところに遊びにきた 一緒に花を育てて秋になったら種を食べた 季節が3度まわる頃に 神様が僕に放った矢が君を殺した  細くて白い手がもう僕に触れてはくれない 大好きな君は土の下で眠る 神様を探し出して 頭から食べてやるぞ  ついにその気になってしまって  世界のすべてが僕のものになったとしても 君だけがいない どこを探してもいないくて 向日葵の種を岩場にたくさん蒔いたよ 土の下で会うときに 喜んでくれるように
夢に唄えばGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei押しては返している青に揺られて 雲が船を漕ぐ夏の空には 白い馬駈ける朔のゆりかご 君の物語で眠ってしまうよ  アラームは僕たちの首根っこに輪をかけて 引っ張っては笑って怒鳴ってるよ しつけのできない犬は 丸くなって夢を見るだけさ  Tonight おどけて歌うのさ今は Tonight やり過ごすだけでいいから  欲張ってまだ足りない そんな人生 何度か見ていると同じ話さ 熱にうだっている夏の線路は 冷めた風の吹く夜を待っている  抜け殻で建てた家の窓飾り立てて 中から君は僕に手を振って 磨かれた窓が映した 朝焼けと溶けあい微笑んだ  Tonight 転がっていくような感じで Tonight なるようになるだけなのさ  Tonight
Good ShoesGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galileiそれは同じ汚れ具合のダサい靴を選んで履きこなす日々で みかげ石を滑るように僕らはふわりと恋をしたんだ  二人はだれもしらない水たまりで遊んだ 逆さになった空で裸足を染めながら飛んだり跳ねたりして  夕暮れ なんか飽きてきた僕らは 真っ青になった足をスニーカーで隠して グッドシューズ これはグッドシューズって笑う  のびきったテープみたいに幸せはいつでも半音下がりで このままじゃ ああいけないよって起き抜けの君が歌うように言うんだ  二人であの水たまりが枯れていくのを見た 真上で鳴いたトンビが僕らに何かを呟いているよ  羽が生えたらきっと全てが空に舞ってしまうよ  夕立 君が別れをつげた 真っ青だった足を雨で洗い流して グッドシューズ グッドシューズを履こう  YOU KILL ME too much too much
Sex and SummerGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei自分に恋をする僕らは 借り物の車を走らせ 仲間たちと広い丘で遊んでる それでも何かが違うと 忘れ去られた路地の先 手つかずの大きな壁を見つけた  青色のペンキを買ってきて塗ろう ツバメの飾りを持ってきて飛ばそう 「君に似た男の子を描こう」 「君に似た女の子を描こう」  丸描いて指先で伸ばして 滲んだら端っこをかさねて 飛び跳ねて浮かんだらそのまま 虹と虹つなげたら帰ろう 暗くなる暗くなる夜だ また会える また会える明日を迎えよう 迎えてもきっと あの丘で変わらない日々が過ぎて 僕らは結局は飛べ(ば)ない  あの時から僕が踏み切れない奴でいること 君はたぶん分かってるんだろう いやそれとももう考えることもやめて また後部座席で気だるそうにしてるのかい  そのうち油が切れたそいつを乗り捨てて なにかしらを悟った君はいなくなって 置いてけぼりにされた僕は 未だにあの1日を夢に見ている  丸描いて指先で伸ばして 滲んだら端っこをかさねて 飛び跳ねて浮かんだらそのまま 虹と虹つなげたら君に 愛してる愛してる言わなきゃ また会える また会えるあの日に戻れたら 戻れてもきっと あの丘で変わらない日々が過ぎて 僕らは結局は飛べ(ば)ない
JonathanGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei・POP ETC愛されたいと思っていたいよ 浜辺で見つけたオイルランプに藍の灯 最期に もう一回 内緒でライト買って 朝から抱いてる僕の頭痛はアイロニー 最期に  やりたい 言ってよ 空いてる 今を生かしたい いつか終わるから 斜に構えてたって意味ない 誘ってるの? ちがうでしょ バイバイ 今日から僕は鳥になる そうだよジョナサン 光を帯びて いつだって飛び去っていけるのに もう なんとなくと 見逃して  もうできないと思ってたんだ 浜辺で見つけたオイルランプはトランクで錆びてる 「あいつは何にもみえてないよ」 そんな言葉が浮かんでは消えたアイロニー 最期だ  やりたい 言ってよ 空いてる 今を生かしたい いつか終わるから 斜に構えてたって意味ない 誘ってるの? ちがうでしょ バイバイ 今日から僕は鳥になる そうだよジョナサン 光を帯びて いつだって飛び去っていけるのに もう  なんとなくと 見逃して 転がして 飛ばない君は 何度だって 最期だって 今だって ここにいるよね  そうじゃなくて 僕だって 君だって あるべき場所があってさって言ってるんだ なんで僕は泣いているんだろう
リジーGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galileiどうだい、もうおつかいには慣れた? 赤い三輪車と天使の羽は 三番街のポプラが夢にみる  わけわかんないくらいの光で どうにかちょっと笑えるくらいの 日なたの中でひとりぼっち  急な夕立がいたずらの灯を消す 甘いキャンディーは溶けて 泣いたって駄目だよ 冷たい木のウロに ひざを抱いて隠れたら  君はもう一度小さな灯をともした 凍えないように消えてしまわぬように まっ暗闇の中で誰かの手をさがした まっ暗闇の中で君は愛をさがした
マーブルGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei君のハイライトに照らされていたい 人生の全てを どうやって伝えようか つもっていく本気を いつだって君は一人で笑っていないね 気にかかる夜のせいでノイローゼになりかかっている  まだこれから誰もいない上昇気流にのるのさ 今 あてのない夢をみて泥の橋を渡ることになったって死ぬわけじゃない  僕を選んでよシンデレラ 星空の下で逃げるように きっとすごく冷たい君の頬は それでも僕は何もできず夢のうつろでうずくまって 君を描く 君だけを描くだけさ  もう遅すぎたよ くすぶった決意 煌めいた明かりの中でダンスパーティーは盛り上がってる 君はきっと僕と一緒の秘密を隠して スパンコールのドレスの中で退屈が燃えているはずだよ  だから今すぐにここを抜け出してあの窓のもとへ だって僕らは いつだって飛べる いつだって飛べるよ 繰り返す曜日 抜け目なく過ぎて ただの過去になる 気づいてるだろ ずっと前から ずっと前から お願いだ今すぐ  僕を選んでよシンデレラ 星空の下をすべるように きっとすごく冷たい君の頬は それでも君はウソをついて真っ赤なカボチャの馬車にのって 誰かと踊る 誰かと踊るのさ  僕を選んでよシンデレラ 夜空に瞬く星のように 夜明けとともに消えないでくれよ 約束するよシンデレラ 僕は魔法を使えないけれど 君を描く 君だけを描く 永遠に
ElectrolandGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galileiしかめた顔で枕を叩く「ほらねうまくいきっこないの」と ドアを開けててすぐにいくから 誰にも君を閉じ込めさせない 宙返りでベッドを抜け 天井はいつのまにか消えて もう1回宙返りで 逆さまに二人は落ちていく 闇の中へ  驚く顔につられて笑う「ほらねすぐそこにあったよ」 永遠の冬 溶けない雪と 凍える事のない止まった時計 君の涙を湛えた川に 二人同じくらいの足どりで 宙返りで飛び込んだら 逆さまに二人は落ちていく  朝焼けがもうそこまできている 染み込んだ明かりが僕らを照らした 影差す不安と踊り明かそう せめて瞼が開くまでは 1, 2, 3じゃ何も消えない でも1, 2, 3で目をつむって 影差す不安と踊り明かそう 僕は君のとなりで歌う  疲れた顔で枕を叩く「だめだもう続けられない」 ベッドの上で毛布をかぶり 君はもう眠って 宙返りでベッドを抜け 天井はいつのまにか消えて もう一回宙返りで逆さまに君は落ちていく 闇の中へ  朝焼けがもうそこまできている 染み込んだ明かりが僕らを照らした 影差す不安と踊りあかそう せめて瞼が開くまでは 1, 2, 3じゃ何も消えない でも1, 2, 3で目をつむって 影差す不安と踊りあかそう 僕は君のとなりで歌う  朝焼けがもうそこまできている 染み込んだ明かりが僕らを照らした 影差す不安と踊りあかそう せめて瞼が開くまでは 1, 2, 3じゃ何も消えない でも1, 2, 3で目をつむって 影差す不安と踊りあかそう 僕は君のとなりで歌う 闇の中で
時計塔Galileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galilei君の街に影を滑らした時計塔は歌う僕らのことを 真鍮の歯車と軸がチクタクチクタク鳴っている それも今じゃダサイ甲冑と逆さのマンジが集う場所で 1万の無慈悲な革靴がザクザクカツカツ鳴っている  明日の船はアメリカへ 君だけでも逃げてくれ (嫌だよ逃げない、あなたとここにいる) 君の叔父が大学だってなんだって良くしてくれるさ (嫌だよ逃げない、私も一緒だよ)  船の汽笛が 僕らの淡い恋の終わりを寝ぼけて決めつけても ねえ泣かないで 乾いた涙の跡を辿ってまた会えるから  あれから数年たったけれど時計塔は歌う僕らのことを 変わらずに歯車と軸はチクタクチクタク鳴っている そして今やダサい甲冑と逆さのマンジは煤をかぶり 踏みにじり疲れた革靴は足跡残して消えていく  明日の船は君を乗せて つのる恋を運んでくる (はやく会いたいよ、待ちきれなくなって) 真夜中の路地を抜けて時計塔に忍び込む 螺旋階段を 急いで駆け上る  海を見渡して 朝焼けの向こうに小さな影が見えた気がした 名前を呼んだ 潮風にあてられた僕らは誰よりもハイになっていく  時計塔の鐘は 時代の移り変わる音を高らかに響かせる 泣かないで 乾いた涙の跡を辿ってまた会えるから
コウモリかモグラGalileo GalileiGalileo Galilei尾崎雄貴Galileo Galileiどうあいがたって分かっちゃくれないよ 価値のあるやつなんてほんの一握りだってことをさ 君は僕の手を引いて連れ出そうとするけれど 僕の出した答えを書き直すことはできないだろ  マイフレンド 共感することない僕らが マイフレンド 何かを変えられるはずがないよ  場合によってはそうだね 胸をうたれて泣くのかも 次の日にはどうだい 何事も元通りでいいんだ 希望だってよく見てるぜ 身の程にあったシャツさ 気負わない程度に 真面目にやってもかまわないだろ  マイフレンド どうか君は僕らのことを知らないふりして笑っていてくれ かまわず行けよ
足のつく海Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)Yuuki Ozaki(from Galileo Galilei)尾崎雄貴Galileo GalileiGalileo Galilei街の喧噪に探している声をきいた 今そこへいくから 品のかけらもない 光る看板と 空を覆う電柱の森で 君は暮らしている  道ゆく戦車 おもちゃの兵隊 うなる番犬がそこらじゅうにいるよ ヘリの爆音が 耳の中を ひっぱたいて どこかへ消えてった そろそろみたいだよ  火薬の匂い 命の匂い 海岸はもう人で いっぱいになっていた 海を渡って 向こう岸へ いけるかも 君の手をとった  死人みたいな色の水面をかいて進む もう二人の体温さえ伝わらなくて 怖い 空を覆った雲を夕日が染めていくけど もう泥を吸った綿にしかみえなくって “綺麗なもの”なんか 僕らのまわりには なにひとつない  風邪をひいて熱がでてる そこの島で少し休んでいこう 浜辺の岩場に 君をねかせ 僕はひとりふらふらと歩いた  夜の闇がくる  いにしえの人たちが 空に描いた 物語を すこしだけど 僕は読んできかせてやった 君はもう眠っているのに  大きすぎる宇宙に 吸い込まれそうになった ここには耳をつんざく音もなくて 眠い 帰るところを失った これからいく場所も知らない ただただ 恐怖と不安の海がつづくだけだった  もしこのまま君が 目覚めなかったらどうしよう?
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