| 惑星のポートレイト 5億万画素惑星のポートレイト 5億万画素 毛の生えたビューファインダーを のぞく のぞく のぞきみる 長時間露出した交感神経 まるでドップラー効果 混沌の深奥まで 一層深く 接写する 反り返った望遠レンズ 脱着可能 致死量のストロボ浴びて明滅する 膨張した恒星 光と影のアーキテクチュア 露になった流線型 高解像度の知覚が 世界の側に流動する マニュアルフォーカス 波打つ軌道を追って 溶けてゆく 点と線 立ち上がったスペクトル 硬直したマクロレンズ モノクロームの絞りを解放する為に まばたきは絶対しない 手ぶれ補正OFFにして 手ぶれ補正OFFにして わざと露出OVERで(高感度) わざと露出OVERで シャッターシャワーが降り注ぎ 形を無くした巨大な大陸が 闇の中に浮かび上がる 惑星のランドスケープ 6億ギガバイト よだれまみれのセルフタイマーを まわす まわす まわしきる オーバードライブ中枢神経 たぶんフラッシュバック 流星の実態まで 一層丸出しに 激写する 黒ずんだメモリースティック 挿入待機 シャッターボタン反押しで倒錯する 脈打つ衛星 時間と空間のアーキテクチュア 露になった直線型 高解像度の記憶が 世界の側に流出する オートフォーカス ほとばしる軌道を描いて 溶けてゆく 線と面 血の通った光学ズーム 錯乱したホワイトバランス フルカラーの突起を露光する為に まばたきは絶対しない シャッタースピード高速にして シャッタースピード高速にして わざと露出OVERで(高感度) わざと露出OVERで シャッターシャワーが降り注ぎ 鈍く光った巨大な宮殿が 闇の中に浮かび上がる | UKAWANIMATION! | 宇川直宏 | 石野卓球 | | 惑星のポートレイト 5億万画素 毛の生えたビューファインダーを のぞく のぞく のぞきみる 長時間露出した交感神経 まるでドップラー効果 混沌の深奥まで 一層深く 接写する 反り返った望遠レンズ 脱着可能 致死量のストロボ浴びて明滅する 膨張した恒星 光と影のアーキテクチュア 露になった流線型 高解像度の知覚が 世界の側に流動する マニュアルフォーカス 波打つ軌道を追って 溶けてゆく 点と線 立ち上がったスペクトル 硬直したマクロレンズ モノクロームの絞りを解放する為に まばたきは絶対しない 手ぶれ補正OFFにして 手ぶれ補正OFFにして わざと露出OVERで(高感度) わざと露出OVERで シャッターシャワーが降り注ぎ 形を無くした巨大な大陸が 闇の中に浮かび上がる 惑星のランドスケープ 6億ギガバイト よだれまみれのセルフタイマーを まわす まわす まわしきる オーバードライブ中枢神経 たぶんフラッシュバック 流星の実態まで 一層丸出しに 激写する 黒ずんだメモリースティック 挿入待機 シャッターボタン反押しで倒錯する 脈打つ衛星 時間と空間のアーキテクチュア 露になった直線型 高解像度の記憶が 世界の側に流出する オートフォーカス ほとばしる軌道を描いて 溶けてゆく 線と面 血の通った光学ズーム 錯乱したホワイトバランス フルカラーの突起を露光する為に まばたきは絶対しない シャッタースピード高速にして シャッタースピード高速にして わざと露出OVERで(高感度) わざと露出OVERで シャッターシャワーが降り注ぎ 鈍く光った巨大な宮殿が 闇の中に浮かび上がる |
| 空白のおまえを飲み込んでしまうまでまばたきを忘れた 夜の固まり 蛍光の同心円 濡れたまなこ 閃光 裸眼でフリーズ 真っ黒いキャンバスに描写された 天体の背徳を僕は今日も観測する ぬるぬるの暗がりに点滅し続ける 空白のお前を飲み込んでしまうまで 僕いつまでも待っている 腐敗した羞恥心 剥がれた最後の一枚 2:9:6:0 森の黄金比 夜行性のみだらなエキシビジョン みえる みえる みえる みてる 細胞の奥まで ずっと そのまま みえる みえる みえる みてた 果てまで じっと そのまま そして眼をあけたまま 僕たちは眠ったんだ 聞き耳を立てる 夜の固まり 褐色の鱗 濡れた鼓膜 静寂 無響のサイレンス 真っ黒いフロアに反響した 天体の轟音を僕は今日も鑑賞する ぬるぬるの暗がりで微かに聞こえる 空白のお前を吸い込んでしまうまで 僕いつまでも待っている 裏返った警戒心 したたる最後の一滴 2<9=6≦0 森の絶対値 夜行性のみだらなダンスシンジケート きこえる きこえる きこえる きいている 血管の奥まで ずっと そのまま きこえる きこえる きこえる きこえた 果てまで じっと そのまま そして耳をひらいたまま 僕たちは眠ったんだ | UKAWANIMATION! | 宇川直宏 | Daisuke Endo(DE DE MOUSE) | | まばたきを忘れた 夜の固まり 蛍光の同心円 濡れたまなこ 閃光 裸眼でフリーズ 真っ黒いキャンバスに描写された 天体の背徳を僕は今日も観測する ぬるぬるの暗がりに点滅し続ける 空白のお前を飲み込んでしまうまで 僕いつまでも待っている 腐敗した羞恥心 剥がれた最後の一枚 2:9:6:0 森の黄金比 夜行性のみだらなエキシビジョン みえる みえる みえる みてる 細胞の奥まで ずっと そのまま みえる みえる みえる みてた 果てまで じっと そのまま そして眼をあけたまま 僕たちは眠ったんだ 聞き耳を立てる 夜の固まり 褐色の鱗 濡れた鼓膜 静寂 無響のサイレンス 真っ黒いフロアに反響した 天体の轟音を僕は今日も鑑賞する ぬるぬるの暗がりで微かに聞こえる 空白のお前を吸い込んでしまうまで 僕いつまでも待っている 裏返った警戒心 したたる最後の一滴 2<9=6≦0 森の絶対値 夜行性のみだらなダンスシンジケート きこえる きこえる きこえる きいている 血管の奥まで ずっと そのまま きこえる きこえる きこえる きこえた 果てまで じっと そのまま そして耳をひらいたまま 僕たちは眠ったんだ |
