道化に華  物足りない心をどうにか満たしたくなって 萎びた芽にそっと如雨露を傾けてきたが 無い 無い 無い もう空 枯れて尽きた槽に 注ぎ込んでよ愛も哀も そうして育ち伸びた先に 実が生らんなど知り得なかったんだ さあご覧あれ愚のパジェント 道化に華が咲かせようか 羨んで手を伸ばして あゝ、生き恥を晒す 動乱道は奇のパレイド 滑稽に月を歩いている 人間なんて解らぬまま あゝ、人の振りをする 愛してもらえるように 儘ならない夢をどっかで落としてしまって 覚束ない脚で今日も探して回って 無い 無い 無い 最初から持ち得てないと 気付けないまま彷徨彷徨 そうして落ちた闇の先で 誰かがほら嗤っている！ clowning clowning la lu la la いつでも影を踏まれている clowning clowning la lu la la 光に囚われている clowning clowning la lu la la 咲いても花は摘まれていく clowning clowning la lu la la 瞞しあって触れて歪んで狂っていく さあご覧あれ愚のパジェント 道化に華が咲かせようか 羨んで手を伸ばして あゝ、生き恥を晒す 空欄だった名を飾った 道化に華を手向けようか 咲っている 鏡の中 あゝ、顔が剥がれていく なあ、お前は誰なんだ | YURRY CANON | YURRY CANON | YURRY CANON | YURRY CANON | 物足りない心をどうにか満たしたくなって 萎びた芽にそっと如雨露を傾けてきたが 無い 無い 無い もう空 枯れて尽きた槽に 注ぎ込んでよ愛も哀も そうして育ち伸びた先に 実が生らんなど知り得なかったんだ さあご覧あれ愚のパジェント 道化に華が咲かせようか 羨んで手を伸ばして あゝ、生き恥を晒す 動乱道は奇のパレイド 滑稽に月を歩いている 人間なんて解らぬまま あゝ、人の振りをする 愛してもらえるように 儘ならない夢をどっかで落としてしまって 覚束ない脚で今日も探して回って 無い 無い 無い 最初から持ち得てないと 気付けないまま彷徨彷徨 そうして落ちた闇の先で 誰かがほら嗤っている！ clowning clowning la lu la la いつでも影を踏まれている clowning clowning la lu la la 光に囚われている clowning clowning la lu la la 咲いても花は摘まれていく clowning clowning la lu la la 瞞しあって触れて歪んで狂っていく さあご覧あれ愚のパジェント 道化に華が咲かせようか 羨んで手を伸ばして あゝ、生き恥を晒す 空欄だった名を飾った 道化に華を手向けようか 咲っている 鏡の中 あゝ、顔が剥がれていく なあ、お前は誰なんだ |
| 狼少年 心の裏に隠したそれが傷の隙から溢れていた 君が主役のフィクションだけが 胸に空いた穴を埋めた気がした 役に立たないものだけ並べ 殻の中へと閉じ籠もって思いの丈を記した これで終わりだからと別れを告げたけど そこらじゅう咲いた花じゃ飾れない 一輪を挿したんだ 嗄らした言葉 その裏にまた君の事が浮かんだ 本当なんて痛いから嘘を唄おう 熄んだ希望だ 何を焚べようが 冷めていくんだ 無駄なんだ 懶惰 今日も鼓動が淀んだままなんだ どうしてまだ明日を待つんだろう？ もう大丈夫だ 悲しくなんてない 遠い思い出だ 描いた絵空事すら ただ君を悼む叙情だ 失ってもこうして夢を見ている 掬えない 救われない 捨てきれない 君を描ける言葉を探してしまう 許して 抱きしめて 何もかもを忘れて ああ、 このまま世界が終われば 交わした言葉 もう最後と まだ知らないまま手を振る 全てその日から嘘になったんだ 嗄らした言葉 その裏にまた君の事が浮かんだ 最後の「またね」は本当なんだよ ほら嘘じゃないから 心の裏に隠したそれが醜い化け物に変わった 当て所ないノンフィクションの終わり いま幽かに君が見えた気がした | YURRY CANON | YURRY CANON | YURRY CANON | YURRY CANON | 心の裏に隠したそれが傷の隙から溢れていた 君が主役のフィクションだけが 胸に空いた穴を埋めた気がした 役に立たないものだけ並べ 殻の中へと閉じ籠もって思いの丈を記した これで終わりだからと別れを告げたけど そこらじゅう咲いた花じゃ飾れない 一輪を挿したんだ 嗄らした言葉 その裏にまた君の事が浮かんだ 本当なんて痛いから嘘を唄おう 熄んだ希望だ 何を焚べようが 冷めていくんだ 無駄なんだ 懶惰 今日も鼓動が淀んだままなんだ どうしてまだ明日を待つんだろう？ もう大丈夫だ 悲しくなんてない 遠い思い出だ 描いた絵空事すら ただ君を悼む叙情だ 失ってもこうして夢を見ている 掬えない 救われない 捨てきれない 君を描ける言葉を探してしまう 許して 抱きしめて 何もかもを忘れて ああ、 このまま世界が終われば 交わした言葉 もう最後と まだ知らないまま手を振る 全てその日から嘘になったんだ 嗄らした言葉 その裏にまた君の事が浮かんだ 最後の「またね」は本当なんだよ ほら嘘じゃないから 心の裏に隠したそれが醜い化け物に変わった 当て所ないノンフィクションの終わり いま幽かに君が見えた気がした |
