指 その指先 弦が弾かれて 無数のノイズ 集まって 顔を覗かす 意味が付与された コード 減衰しながら 世界に溶けていく  | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | その指先 弦が弾かれて 無数のノイズ 集まって 顔を覗かす 意味が付与された コード 減衰しながら 世界に溶けていく |
噴 それぞれの 体温が 重なって 挨拶をする あなたと関わって 響いてく 鼓動たち 身体中 流れる 確かな記憶 時々 光と闇いったりきたりと リフレインする ふぞろいに つながって その声は とけてゆく 顔を見合わせて ゆっくり手を繋ぐ お互いの日々が 淡く交差するの 輪郭を失って 呼吸が合わさるの 静けさと一緒に ひとつになるのさ とても天気がいい はじめまして朝 コーヒーでも飲んで ごはんを待つのさ 繰り返しの話 光跡を残して 新しい世界を 気づかせてくれるさ  | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | それぞれの 体温が 重なって 挨拶をする あなたと関わって 響いてく 鼓動たち 身体中 流れる 確かな記憶 時々 光と闇いったりきたりと リフレインする ふぞろいに つながって その声は とけてゆく 顔を見合わせて ゆっくり手を繋ぐ お互いの日々が 淡く交差するの 輪郭を失って 呼吸が合わさるの 静けさと一緒に ひとつになるのさ とても天気がいい はじめまして朝 コーヒーでも飲んで ごはんを待つのさ 繰り返しの話 光跡を残して 新しい世界を 気づかせてくれるさ |
人 宛先が書いていない 便りが届く その丁寧な文字 いたずらではない 力を合わせたい 立ち上がりたい 許されない 空虚 サイレンが響く ピーポー と、叫ぶ 点滅する赤い光 ピーポー と、叫ぶ 心の底から 1人の身体 2人の時間 音楽が現れる  | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | 宛先が書いていない 便りが届く その丁寧な文字 いたずらではない 力を合わせたい 立ち上がりたい 許されない 空虚 サイレンが響く ピーポー と、叫ぶ 点滅する赤い光 ピーポー と、叫ぶ 心の底から 1人の身体 2人の時間 音楽が現れる |
空 上空から ばら撒かれる バラバラになった私は 光の塵となる 降り注ぐ 大地へと 風向きが変わる 鮮やかな香り 1月27日 私の中に 雨が降る 目の前の霧を掻き分けて 上昇気流 抗う 見下ろせば 無数の気持ち 強い力で環る  | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | 上空から ばら撒かれる バラバラになった私は 光の塵となる 降り注ぐ 大地へと 風向きが変わる 鮮やかな香り 1月27日 私の中に 雨が降る 目の前の霧を掻き分けて 上昇気流 抗う 見下ろせば 無数の気持ち 強い力で環る |
潜開けっぱなしの窓 そよ風が紛れこむ ためらう 深呼吸 循環された空気 この流れに溺れる 接触生まれず 無音のエコー この時は永遠だと思っていた そのうち僕も君のもとに戻っていく 目が合えば こんにちは バイバイと 手を振って 想像が膨らんで 今の時間がつながって 毎日を愛する | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | 開けっぱなしの窓 そよ風が紛れこむ ためらう 深呼吸 循環された空気 この流れに溺れる 接触生まれず 無音のエコー この時は永遠だと思っていた そのうち僕も君のもとに戻っていく 目が合えば こんにちは バイバイと 手を振って 想像が膨らんで 今の時間がつながって 毎日を愛する |
景 靄かかる スモークのように 淡く いつか消える と思いながら 引き寄せられて ここに立ち 逆さまの景色 眺めている 反対側 パラダイム 崩れる  | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | 靄かかる スモークのように 淡く いつか消える と思いながら 引き寄せられて ここに立ち 逆さまの景色 眺めている 反対側 パラダイム 崩れる |
休 心の距離をはかり 触れずに繋がりたくて いま 窓から風が入り 澄んだ空気 君があらわれ それぞれの場所から 音が届き 交わり 築く 目に見えぬ 動きが 知らず知らずに 広がるから 静かな営みは 僕ら 地球 を鮮やかにする このあとに 歩み寄り 世界の足音に 耳すまし 声が集まり 歌へ みんなを 意識させるの さあ いま 美しい休み この部屋から景色を眺め  | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | 心の距離をはかり 触れずに繋がりたくて いま 窓から風が入り 澄んだ空気 君があらわれ それぞれの場所から 音が届き 交わり 築く 目に見えぬ 動きが 知らず知らずに 広がるから 静かな営みは 僕ら 地球 を鮮やかにする このあとに 歩み寄り 世界の足音に 耳すまし 声が集まり 歌へ みんなを 意識させるの さあ いま 美しい休み この部屋から景色を眺め |
数 十から一へ 指を折りながら 数を忘れてく 自然をとりもどす  | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | 十から一へ 指を折りながら 数を忘れてく 自然をとりもどす |
溢れ出る微笑みの雫たちがおりてくる 溢れ出る微笑みの雫たちがおりてくる  | 灰野敬二, 蓮沼執太 | 蓮沼執太 | 灰野敬二・蓮沼執太 | | 溢れ出る微笑みの雫たちがおりてくる |