好評頂いている歌ネットの特集「言葉の達人スペシャル〜作詞家座談会」。
こちらでは、作詞作曲家・渡辺翔さん、作詞家・RUCCAさん、作詞家・hotaruさん
による濃い作詞トークを展開しています!

実はこの3人、アニメ作品に数多くの作詞をされている方々…。
そこで、言葉の達人スペシャルの出張版として、アニメ歌ネットにもご登場!
アニメ好きスタッフによる質問にもお答えいただきました。
第三回はhotaruさんをご紹介!
hotaru(作詞家)
作詞・企画・コンセプトメイキング。MYTH & ROIDメンバー。2008年、作詞家としてデビュー。
以来、大ヒットアニメ『けいおん!!』をはじめアニメを中心に数々のヒットコンテンツ楽曲へ歌詞を提供。

言葉の達人 第165回登場。
hotaru Twitter
Q.ポップスとアニメソングの作詞法の違いを教えてください。
アニメソングの場合、ポップスで書けないことを書こうとはいつも意識していますね。アニメの主題歌だったらその世界観とかがあるじゃないですか。キャラクターもそれぞれ深いところがあるし。レイヤーが違う気がします。ポップスの汲み取る部分と、アニメの主題歌が汲み取る部分と、キャラソンが汲み取る部分は、全て違うというか。だからこそ、それぞれの場でしか書けないものを書きたいんですよね。
Q.hotaruさんは音楽ユニット“MYTH & ROID”のメンバーでもありますが、
その楽曲の歌詞にはどのような特徴があると思いますか。
MYTH & ROIDに関しては、他の楽曲に対するスタンスとはまったく違いますね。作詞家として関わっているというより、コンセプトを作っている感じなので、関わり方の比重が圧倒的に多い。だから歌詞を書くのって二の次なんですよ。テーマを決めることが、僕にとって一番の重要なミッションだと思っています。伝えたいテーマとして掲げるものさえはっきりとしていれば、アートワークもMVも自然と良いものになるだろうし、もちろん歌詞も振り切ったものが書けるし、取材でもわかりやすい答えができるはずなんです。すべてが良い方向に行くだろうということを想像しながら、テーマを考えることを大切にしていますね。
hotaruさん作詞、人気曲ランキングTOP20!
INFORMATION
MYTH & ROID
7th Single『VORACITY』
(TVアニメ 「オーバーロードIII」 OP)
全曲作詞
MYTH & ROID
1st Album『eYe’s』
全曲作詞


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