上北健「SCOOP」の歌詞一覧リスト
曲名 | 歌手名 | 作詞者名 | 作曲者名 | 編曲者名 | 歌い出し |
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false color上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 躊躇って飲み込んだあの言葉、 今まではもう思い出すことさえできないんだろう。 いつだって、人はそうして自分の心すら、 偽った色に塗りつぶしていく。 後悔はないか。 小さい頃描いた空想の未来。 今思えば、ひどく鮮やかな色たちだ。 その全部が少しずつ混ざり合って、 誰の眼にも映らない、この僕を形作ってきたんだ。 君が居れば、不甲斐ないこの日々だって、 少しは好きになるかもって思ったりもするよ。 まだ先は見えないんだけどさ。 戸惑って踏み出せない一歩が例えば、 誰かの生きる意味になっているとしたら、 汚れてしまった胸の深いところ、 煌めく色が、雫落として澄み渡っていく。 振り返れば、 手を取り合い笑うこと、肩寄せ合い泣くこと、 通り過ぎていった記憶に残ってはいないこと。 君がくれた新しい名前のない感情が 間違ったりしないで、と背中を押す。 君が手を振った世界の間違いを辿るようにして、 ここまで走り続けて来れたから、 今は悲しいことも増えたけど、まだ大丈夫。 心に、君の色が残っているから。 見渡す限りどこにもないと気づいたときにはもう遅くて、 君のいない景色だけが残った。一人きりだ。 振出しに戻った、いやちがう。 ここには、あの日ついた傷がある。 悩み苦しんだ証が教えてくれた、まだ続きがある。 要らないと切り捨てた過去も、 要らないと傷つけたこの心も、 明日に繋がっていると知った。 君が手を振った世界の間違いを辿るようにして、 ここまで走り続けて来れたから、 きっとこの先も塗り替えて行けるだろう。 待っていてよ。君に、僕の色を伝えに行くから。 キャンバスに描いた空想は輪郭を得て、 今、望んだ未来を写す鏡になる。 名も無い色が生まれる。 | |
DIARY上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 痛いこと忘れて、零したあの青い言葉。遠い春の終わり。 夕暮れの街は今日の罪を知らないように、終わりの鐘を鳴らすんだ。 路地裏。笑い声。窓の向こう、嬉しそうな家族の風景。 胸が苦しくて見上げた先、はじめての星が輝いていた。 僕はひとり常夜灯に照らされて、明日を待って、秒針に急かされて、 気付けば何も残らない今日を悔やんでは放り出して、 いつも残るのは変われない僕の方だ。 愛に怯えて離れた町。風はまだ暑い。夏の終わり。 積み上げた荷物、笑い合えた日の記憶、置き去りで歩く。 先は見えないけど。君が居ないけど。 遠回り、 ブランコ公園、 水飲み場、 消えゆく命、 市民ホール、 ピアノの音、 君が儚く笑うんだ。 重なり合う景色達が啄んでゆく、僕の形を。 ありふれた声は要らない。僕は要らない。 腫れた目こすって約束した、また会うこと。辛い秋の終わり。 大丈夫、君なら。笑っていて。と、胸の中絶えず響く。今もほら。 転んだって前だけを向いて、みっともなくても気にしないで、 言いたいな、「ずっと一緒に居てよ。」 僕にだって意味があるように、誰にだって意味があるから。 聞きたいな、明日に繋がる声を。 いつか今日を思い出す時に、君の笑顔が消えないように。 いつか僕が居なくなる前に、君との日々が消えないように、 これを残すよ。 あいも変わらず足跡ひとつ。道の途中、寒い冬の終わり。 夕暮れの街が、少しだけ優しく見えた。そんな日の話。 | |
クロス・ストリート上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | いつまでも変わらない赤い信号の前立つように、 他人の目、世界の目、伺いながら、 僕の過ごす毎日が普通から外れていやしないかと、 繰り返す白と黒を見つめている。 曖昧な返事が得意になった。努力のおかげでさ。 誰かを傷つけることもない。こんな素晴らしいことはないだろう。 けれど僕のこれからのことも曖昧にしているばかりで、 伝えたい本当の想いも言えないでいるんだ。 もう敵わないと諦めたこと、謝れなかった日のこと、 嘘を吐いてしまったこと、今では数え切れないよ。 怖いくらい迫る夕焼け、染まる頬、振り向く笑顔、 綺麗だって言えれば良かった。 育った町が嫌いになった。あの夜の言葉を思い出すからさ。 望まれない自分を恥じた。少しだけ強くなれたかな。 相変わらず信号は赤。 いつか渡れるのだろうか、君のもとへ。 変われないと受け入れるにはまだ未熟な僕は、 間違いがないか分かりそうにないから立ち止まってしまうんだ。 でもそんな僕にだって明日終わりが来て、 すべて無くなって、君に会えなくて、 それならこんな今日も少し、愛おしく思えるか。 いつまでも変わらない赤い信号の前 通り過ぎるお決まり、愚痴、不満、日常の音。 それに見向きもしない群衆の視線、見下ろすはビードロ。 広がっていく無関心を模倣する。正解と信じたくて。 また思い出すよ。 不意に響いたよく聞き慣れた声のほう耳を澄ませる。 何かを必死に叫んでいる。 僕は顔を上げる。人の波を掻い潜る。 次第に大きくなる声に近づいてゆく。 白黒の向こう、泣き腫らした瞳。 「君は平気だ。」と、 「踏み出せるんだ。」と、 ああ、気付けたんだ。僕は気付けたんだ。 光は青く今、変わるよ。 手を振った未熟な僕に、成功はあるか分からない。 それでも歩き出してしまったから、 進むんだ。 いつか終わりが来て、すべて充ち足りて、 君に背を向けるその時、 こんな今日を、こんな僕を、 ただ忘れないでいてもらえるようにと、願っていよう。 願って生きるよ。 きっと求められる明日が来ると信じて。 | |
Phototaxis上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 揺れる水面に浮かぶ白い花。 瞳ゆらゆら、夢に堕ちていく。 通りを急ぐ人、俯く黒い影。 世界の角で自己防衛、僕の道。 強く霞んだ閃光と消えない傷痕。 嘘塗れの自意識をなぞる弱い心。 僕はまだ走っているんだ。 この深い深い霧の中。 いつか報われると信じ、頬を伝う涙拭う。 君はどこに居るの、見えないの、 声にならない声で呼ぶ。 僕はここに居るよ、気づいてよ。 自縄自縛、孤独理論。 今日は今日のじぶん。明日は明日のジブン。 昨日は振り返らず、夢があるんです。 東の空飛ぶ鳥。追いつかない足取り。 世界の角で自己遊泳、僕の道。 深く沈めた過去の忍び寄る気配に、 冷や汗醜い現状。 逃げる弱い心、大嫌いだ。 ‐視界ゼロ中止不能。また、君が笑っているだけ。‐ 僕はもう解っているんだ。 この長い長い日々の延長。 いつか手に入れるのさ。望む未来、存在の意味。 僕らまだ走っているんだ。 この深い深い霧の中。 いつか報われると信じ、頬を伝う涙拭う。 君はどこに居るの、見えないの、 声にならない声で呼ぶ。 僕はここに居るよ、気づいてよ。 自縄自縛、孤独理論。 教えてよ。 | |
ゆらぎ上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 君の声が泣いているような気がした。 だけどなんでそんなに笑っているのかな。 今日も誰かに幸せが配られたろうか。 君はそう言って、笑って泣いているんだ。 人はまた欲しいものを奪い合って目が眩んだ。 本当を見失った。 それを誰が価値あると決めたものか、 意味を持たせた偽物だ。 こんな世界じゃ敵も味方も居ないさ、 だから君は泣いているんだろう。一人泣いているんだろう。 いつだって助けての言葉など無駄、と呟いた言葉。 気付いてよ、僕の気持ちを。 君が嫌いな日々のこと、報われたいと願っていること、 知っているよ。分かっているよ。 それを肯定したい。 君に幸せを買っている誰かが傍に居るってこと、 忘れないで。 君の声が泣いているような気がした。 あれからまた涙は見せないまま。 今日も何処かに幸せが捨てられたんだろうな。 瞳が宿す光はない。 知らない間に決められた幸福度を、 人は夢中で追いかけ回して周りを見ようともしない。 それなら、人の為生きる虚しさを君が嘆いても、 それを愚かだ、なんて言えないよ。 僕の声は泣いているままなのかな。 届かないと、ずっと前知っていたよ。 いつか君が僕の時間、辿り着いたら、 こんな歌を残しておくよ。 君が嫌った日々のこと、報われたいと願っていたこと、 知っているよ。分かっているよ。 それを肯定したよ。 君に幸せを買っている誰かが傍に居るってこと伝えたくて。 君が抗った日々が、今も僕を生かしていること、 知って欲しい。分かって欲しい。 それは揺るがない証だ。 君の幸せを願っている僕が、此処に居たってこと、 忘れないで。 | |
泣いていたから上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 今までの声は、君の嘘だと知っていた。 嫌われぬように。消されないように。 今までの声は、君の助けだと知っていた。 離れないように。信じられるように。 それでも君はまるで幸せみたいに、手を振って背を向けた。 最期に目に映った君の横顔が歪んで見えたのは、 胸に秘めた想いなど知らない。僕は君の何だっていうの。 たった独り残された世界で、要らないのは僕だけなの。 会いたいよ。 手紙を書こうか。僕の忘れたくないこと。 恥ずかしい過去を、誇れない今日を。 文字になった僕のずっと嫌っている人生は、 望まれているかな。愛されているかな。 答えをくれる人すらここには居なくて、自分を見るのは辛いから、 眼を閉じてみるんだよ。その世界に君がいたなら。 重ねてきた想いを知らせたい。僕に意味を与えるために。 きっと叶わない願いだと解っている。どんなに強く叫んでも聞こえない。 理由づけ 得意分野 人の狡いとこだけ盗んだ 不公平な出来レース 表彰 他人を蹴落として笑った なんて素敵な世界だ 負けっぱなしも厭わないさ 戻れない 変わらない 胸に秘めた想いなど知らない。君が僕を要らないと言っても。 そうだ、嘘つきで助けを呼んだのは、弱いままの僕の方だよ。 会いたいよ、今だけ。 | |
緑閃光上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 「さあ、辛いならこの指止まれ。」 午後の教室、響いた声。 太陽(ひかり)はまるで誘うように降り注いでいた。 そのうちに自分だけが離れていると分かって、 朝が来た。 限りが無い悩みが、今日もきっと増えるだろう。 街はまた変わらない調子で。 ああ、もっとやれることがある。 自分が変われば、世界も綺麗に映るような気がして、 少しはいい人間になろうともがく。 この有り様を君は、笑ってくれるかい。 ずっと癒えない傷があるなら、 その痕を、汚いなんて思ってはだめだよ。 胸の中残る戦った証拠が、 君の生きる意味に繋がるように。 時間が惰性で回り始め、昨日と違うのは空模様くらいだ。 風はまだ少し強いが、傘の出番はないだろう。 依然進み、戻る、繰り返しの結果の見えない日常の、 些細なひと時が無意味に思えてしまった。 僕らの価値観とは何だ。 外見か、印象か、自分の醜い部分上手く隠せていることか。 なんてさ、言えもしない御託を並べて、 今日も夕暮れを待っている。 戻らない日々を悔やむことができるのは、 熱を帯びたあの気持ちを覚えているからだ。 そのまま、この痛みを連れて行こう。 君に伝えるまで続くように。 空が群青に染まり行く頃、 西の方角を、鳥の群れが横切る。 お前たちはどこまでも飛んでいくがいいさ。僕だって、 いつか見つけてみせるよ。 描いた景色に出会えるように、 隠したい過去もすべて、背負っていこう。 胸の中残る戦った証拠が、 君の生きる意味に繋がるように。 君の生きる明日を繋ぐように。 | |
本音の手紙上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 雨音がしとしと囁いた。 「今日も一人で何を描くの?」 「僕が僕に宛てた手紙だよ。」 と、机に向かって笑う。 いま僕が何を憎んでいて、何を愛しているのか。 きっと時間が混ぜこぜに溶かしてしまう。伝えたい想いだって。 優柔不断が功を奏したのか、傷つくことも無くなった。 そんな強がり満載の人生さ。聴こえているか、この声が。 毎日を生きるたびに自分の弱さを覚えた。 不甲斐ない出来事の数だけ、また心は弱くなった。 こんな僕じゃ駄目だって解っているんだ、 認められないってことも。 誰も正解なんてくれやしない。 また間違って、今日が終わるよ。 秒針がチクタク呟いた。 「今日も一人で何を描くの?」 「僕が生きていた証明書だよ。」 と、机に向かって笑う。 いつか誰かが僕を必要として、手を差し伸べてくれた時、 まるで誇れるような人間じゃないと、解っていてほしいから。 天井に もう 届きそうなくらい 積み 上がった 言葉たちの、 端くれを紡ぎ合わせてできた歌、届いているか。 毎日を生きるたびに自分の弱さを覚えた。 不甲斐ない出来事の数だけ、また心は弱くなった。 でも、待っててくれているって信じてるよ。 決して交わらない場所で。 だから正解なんてしなくていい。 また間違って、今日も笑うよ。 | |
アイニイキル上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 言葉は風に流れ流れて何処へ。 街は迷子に素知らぬ振りで応えて。 僕はと言えば滲む視界の片隅、 誰かを求めることすら出来ないんだ。 千切れ雲が赤く染まる17時は、 世界が消えて失くなる兆しの様で、 僕は心が充ちゆく音に溺れて、 束の間、独りだってことを忘れるんだ。 君は思い知ったって言う。ずっと一人なんだって泣く。 何も出来ない僕は一緒になんている資格もなくて、 君の言葉を風に溶かして、街に紛れるんだ。 夜は待っていた。回っていた。不条理な日々の終わり。 嘲笑っていた。解っていた。味方など何処にもいないさ。 僕は待っている。まだ、待っている。必要とされる世界を。 哀に生きる。 偽りの光に人は心惑い、足元広がる影から目を逸らして、 ばら撒かれた幸福を意とも容易く貪りながら、 ああ、不幸だって嘆いているんだ。 君は辛くはないって言う。全部頑張ったって泣く。 不意に強く吹いた南風が僕に届けた、君の涙と君の体温を、 精一杯抱きしめたんだ。 夜は待っていた。回っていた。不条理な日々の終わり。 嘲笑っていた。解っていた。味方など何処にもいないさ。 僕は待っている。まだ、待っている。必要とされる世界を。 哀に生きる。 夜は待っていた。 君が待っていた、 僕は待っている、必要とされる世界を。 哀に生きる。 | |
ミスト上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 「飛べない羽根なら、毟り取った方がまし。」 と、汚れた街路樹が不意に囁き合った。 午前六時の冷える歩道橋の上、続く道。行方知らず。 濡れた土の匂い。外れた天気予報。 未来を図るのは、とても難しいことのようだ。 それなら誰の行く末も、他人が定めるものではないよな。 気付いて欲しい。世界は、君あっての世界だ。 いつか辿った道が、少し色褪せて見えた。 絶えず進む時間に挫けそうにもなるが、 あの日描いた景色は、まだ消えてなどないはずだ。 共に行こう。手を引くよ。 誰かが、未来の僕らを探してる。 それは傷だらけの道の上。 君が踏み出した一歩終わる先が、笑顔に繋がるための今だ。 その始まり。 手を伸ばす、淡い、淡い、あの光。 それは酷く未熟で歪つな欠片。 その誰もが胸に抱く大事な、人として生まれた故の願い。 どうか、君にも。 誰かが、未来の僕らを探してる。 それは傷だらけの道の上。 君が歩み、耐え抜いたその最期に、 手をとり高い空を仰ごう。そう、一緒に。 誰かが、未来の僕らを探してる。 | |
空が繋いだ上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 君が辿った後悔は、僕が歌う理由になった。 君の笑った瞬間が、僕の心を埋めてくれた。 間違った数と同じだけ前に進んだと思えばいい。 躓いた日々が繋がって出来た今日を生きるんだ。 世界はまるで僕のことなんて知らずに、 昨日を溶かして回って行く。 時計の針は奏で出した。 鳥が羽ばたいた君が見上げた空。 胸を貫くような冷たい青だった。 瞼に刻まれたそんな色たちは、 僕の心を揺らして、背中を押すのさ。 意味が欲しいと言うのなら、自分から手を伸ばして、 飾ることのない姿でさ、真っ直ぐ見つめ合ってごらん。 君が想像してるより未来はずっと優しいよ。 だからそのか弱い心一つ抱きしめて離さないで。 今まで遠ざけてきた記憶の幾つもが鮮やかに色づいて、 向き合おう、そう思えた。 僕の差し伸べた震えた左手が触れた気がしたんだ。 いつかの温もりに。 遠く願っていた。認めてあげたくて。 決して届くことはないこの歌を歌おう。 間違ってなんかない。弱くても構わない。 怖がったっていいさ。僕は今此処にいる。 あの日見上げた空、あの冷たい青は、 此処に繋がる導になるから。 これで少しは役に立てたかな。 満ちる期待は、風に溶かして。 | |
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COMPASS上北健 | 上北健 | 上北健 | 上北健 | 有限なこの道の最後に、君は笑っているだろうか。 その過程で幾つも、寂しい思いをしたんだろうか。 途中には無数の枝分かれが待っていて、その度誰か傷付けて、 望まない針路に導かれたとしても、 それでも、誇りを持って縋り付いて。 未完成な僕らだ。不格好だっていいのさ。 逃げないで、手を伸ばして。 いつか巡り合えるだろう、自分でいられる場所。 君に「さよなら」を言える場所。 あの泣き顔に会いに行くよ。 散々歩いた通学路、早起きお婆ちゃん笑ってくれた。 こんな自分も少しだけ、誰かの心に居られたんだろうか。 この丘の向こう、雨雲が飲み込んでいて、 行く宛てがなくなってしまったな。 立ちはだかる問題に背を向けそうになったなら、 今だけ恥をかいてもいいじゃないか。 僕の今日が、 あなたの今日が、 この世界を動かしているんだ。 未完成な僕らだ、不格好だっていいのさ。 逃げないで、明日を掴もう。 いつか巡り合えるだろう、 手と手を取り合って、君に「ありがとう」言える場所。 だから今日も何とか前を見て、 あの笑顔に会いに行くよ。 有限なこの道の半ば、僕ら先は見えやしないが、 その過程で幾つも、苦しい思いをしてやろうじゃないか。 | |