ユリイ・カノン「人間劇場」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
人間らしいユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンそう、人の形なれど 何にもなれないや厭厭  ざまあご覧遊ばせ どうだい 頽廃した今に泣いた理想論者  あーだこーだでシミュラクラ 生命の定理は曖昧だ  てめえの情にも辟易で 救える脳など無い無い無い  尽いた謬錯な感情が ぐるぐるぐるぐる縒り合って  愛されたくて狂ったりなんかして  それは――  「人間らしい」なんて君が笑う 拝啓 愛を吐いて 死を抱いて ドクドクドクと脈打つ欲にトドメを刺すんだ  嗚呼  「人間らしく」なんてBye Bye Bye Lie 無い Eye であたしを抱いて カラカラカラに涸れ 空になる心を満たして  醜いその腹の内を抉って さあ引き摺り出せ どす黒くてドロドロな本性を見せてよ  どうも、皆さんお疲れさん 今世はここまで また来世  ねえ、待って! それじゃあおかしくない? 人生がそれで決まっちゃうの?  いっせーのーで脚が浮いて ゆらゆらゆらゆら宙ぶらりん  最低最高 こんな世界なんて  さらば  「人間らしい」なんてあざけ嗤う 足んない愛を求めて浪浪 地獄にだって天国にだって どこにもソレは無い?  あー馬鹿馬鹿しい 薄っぺらな生涯 もう死なないと治らない容態 毒 毒 毒と交じり混ざった 不幸せの味はいかが?  嗚呼 この世界は 要らないものがあまりに多すぎる  ほら 何もかもを 棄ててしまおう  それじゃあ、お先に  人間らしい在り方を問う  右に倣い 上っ面を飾る 見て呉れだけのお前のことが死ぬほど嫌いだ  嗚呼  爛々々と命が咲いて 天誅待って 杳として迷妄  はらはらはら落ちる花に憂いで  それは――  「人間らしい」なんて君が笑う 拝啓 愛を吐いて 死を抱いて ドクドクドクと脈打つ欲にトドメを刺すんだ  嗚呼  「人間らしく」なんてBye Bye Bye Lie 無い Eye であたしを抱いて カラカラカラに涸れ 空になる心を満たして  醜いその腹の内を抉って さあ引き摺り出せ どす黒くてドロドロな本性を見せてよ  眉目良いその面の皮を剥がして さあ曝け出して 有るが儘 生きる 君の姿は甚く人間らしい
スーサイドパレヱド(retake)ユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノン這い出た先の泥黎中心街で 延命ばっかのそんなCRUDじゃあ 愛も買えないな  文明はデフォルメ化 宗教性に呑まれ 空を食らう幽霊塔から彼女は見ている  ノイズ混じりの警報が啼きだす 戒厳令の夜に生命論は歪む  Damsel In Distressはいない 「もういいかい?」  嗚呼―― 詠唱崩壊 劣等人間 「さよならだ」  スーサイドパレヱド 共鳴 宣教 絶唱 神を呪う 言葉になれ  笑ってくれよ全部夢だって 愛の亡い脳内の奥でblackout  奇っ怪な世界だ 狂乱 淵叢 濫觴 ライヒェの雑踏 通りゃんせ  ルベル色の数を競って Mage故に夢見妄信SHOW  甲斐無い心臓を差し出し きみを救い出せるすべを手に入れても 嗚呼 こんな醜い姿を誰が愛してくれる?  斯かる愚民には 均したプロパガンダ 罰してばっかの偏執レッテル 「メセナはノータリンだ」  抱いた免罪符は くだらん空理空論  人体贋造 Suitの道化は夢を見るのか?  信仰心の乖離 覆うアクチュアリティ 賽はさながら透徹した眼で  罪悪のない救済のイド  最初で最期の幸福さえも捨てたんだ  スーサイドパレヱド 生と死の乱聲 恐れを知らないその眼を射よう  わかっていたんだ全部夢だって You're a liar 饒舌にスウィンドル  鬼面を被った少年は 自分の顔さえ忘れ 銃を向ける  maliceに満ちた怪物になって 半狂乱叫喚の行進さ  スーサイドパレヱド 共鳴 宣教 絶唱 神を呪う 言葉になれ  笑ってくれよ全部夢だって 愛の亡い脳内の奥でblackout  スーサイドパレヱド 今日死んだっていいって いつだってそう思ってた  きみに触れて 心が芽生えて 生きていたいと願ってしまったんだ  嗚呼、 それが悪夢の始まりだった
対象xユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノン例えば一つだけ願いが叶うのならば こんなちゃちな人生 今すぐに楽にしてほしい  纏わりつく歌が耳鳴りのように蝕む 「綺麗事ばかりじゃ生きていけない」と棄てたんだろう  間違いと知るには正解が少なすぎた 羅針が示すまま ふらふらと歩いて挫いて  不条理に刺されて 溢れ出す嘘が浸みて 「美しくありたい」だとか醜い感情が芽生えた  噤んだ言葉の意図を問えど 目を逸らす愚かな僕だ  ねえ、教えて このまま生きていいの? 答えてよ  心さえ失くした灰と化した命だ もう愛してるとか大嫌いとかいらない  「昏い」「Cry」「喰らい」  藻掻くガラクタの戯れ言を聞いてくれ  生まれ落ちてからどうしてまだ泣いてる? 理想も夢も掃いて捨てろ もういいよ  何者にもなれないこんな僕を その目に映し 灼きつけて  所詮、人は愚陋 左見右見の風見鶏だ 隣の手に釣られ手を挙げる 群れなすマジョリティ  徒疎かな意志 同じように数えないで 「あいつらとは違う」なんて荒唐無稽な譫言  悉に斜陽へ落ちたここじゃあ くだらないやつだけ笑う  なあ、そうだろ 正解なんて無いと気付いてる  心さえ失くした灰と化した命だ もう愛してるとか大嫌いとかいらない  「不快」「深い」「腐海」  指を咥えながらそこで見ていればいい  終わらない世界など決してないんだと知っている 消えない言葉がないことなら知っている  「泣いてなんてない」 救いのない嘘を誰かに否定してほしいんだよ  正しさも間違いもすべて受け入れ生きられるの?  不確かな『対象x』 今は縋るように歩くだけ  また昨日と同じ今日を明日も生きて  まあこんなもんだろう 僕は君になれない  生きる理由なんてないけれど 死ぬ理由もないだろう  心さえ失くした灰と化した命だ もう愛してるとか大嫌いとかいらない  「昏い」「Cry」「喰らい」  藻掻くガラクタの戯れ言を聞いてくれ  生まれ落ちてからどうしてまだ泣いてる? 理想も夢も掃いて捨てろ もういいよ  何者にもなれないこんな僕を その目に映し 灼きつけて  閉ざしても消えない歌を
少女地獄ユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノン愛も哀も余さずちょうだい 厭くまで情に綴じ込めて I could die ほら悖る双眸 脳に咲いた少女地獄  I know 相も変わらず迷妄 あれこれ欠いて苛まれて 人間然としたその表情 もう一切 禍殃と焚べる  値札をつけた月並みな夢に転げ落ちゆく惨めな人 嘘など無いと嘘吐く なんで?なんて泣いても無駄って この街が捨てたモラリティの形など誰も忘れたんだ って歌う路上のシンガー 彼女はどんな顔してたっけ?  売り払った拙劣な自分 買い戻すことなんてできず ありふれたショーウインドウに 飾ったイミテーション  愛も哀も余さずちょうだい 厭くまで情に綴じ込めて I could die ほら悖る双眸 脳に咲いた少女地獄  I know 相も変わらず迷妄 あれこれ欠いて苛まれて 人間然としたその表情 もう一切 禍殃と焚べる  どこかの誰かの華やぐ人生もなんにも羨ましくないわ 嘯くひょうろくを嗤え いっそ死んでしまいたいんだ  気忙しい野暮なソサエティに日和って喰まれて腹の中 足掻けど拗れるばかり もういい疾うに手遅れなんだ  汚れた鏡の向こう そこに立つのは誰かと問うてみたんだ  ねえ嘘でいいから言って あたしが一番幸せなんだって  愛も哀も余さずちょうだい 厭くまで情に綴じ込めて I could die ほら悖る双眸 脳に咲いた少女地獄  I know 相も変わらず迷妄 あれこれ欠いて苛まれて 人間然としたその表情 もう一切 禍殃と焚べる  結んで 解いて 擦り切れて 血が滔々溢れ出した  怨んで 赦して うらぶれて 独り逡巡して罷って  この地獄の向こうから あの日のあの子が手招くの  ほら合図のチャイムが鳴る 「また明日」と手を振った
傀儡マイムユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンくたばった豪奢な感情なんて まとめて有り体にお安い値で精々粗製濫造  気付けば脳を巡る愛憎さえ失くして まるでわたしは糸繰りの人形  夢から覚めた いや逃げたルーザーの憐憫 歯に衣着せない情操混在迷宮  眩んだペーソス 泥水を啜る日々 アブストラクトな絵空事  どうやらこのままそうして意のままに 狂わせられるだけで終わるみたい 根切り葉切り嘘を呑み込んで ほら息もできなくなるの  舞い踊る 傀儡ショウの檻で 狂想に溺れる人生だった 嗤えるわ  「もう、これでいいの」なんて吐いた 愚かなわたしの姿が映る  廻れるらりらら テグスに操られ  独りるらりらら 絡まり雁字搦めになるの  ああ、壊れた命で瓦礫の街を歩く  るらりらら 味気のない声で  揺られるらりらら 吐き出した嘘を暴いてよ  ああ、地獄へと垂れたその糸は救いの手なのか  この目に映るものどれもが偽物 捻くれた嘘に塗れた心情  次第に心は痛みさえ感じず まるでわたしは糸繰りの人形  ああだのこうだの思考したってなんにも答えは出ないって 今日も昨日も狼狽えていた 明日もどうせ変わらないね  来世があるなら今よりちょっと 良い思いをさせて頂戴 本当は知ってる そんな希望は迷妄だ  わたしの心の裏側にある わたしも知り得ぬそれが視たいの 意図を手繰り寄せて  舞い踊る 傀儡ショウの檻で 虚構に招かれ喰らいあって落ちてゆく  そう、これが運命だってことだ 吝嗇な神様を呪いながら  廻れるらりらら テグスに操られ  独りるらりらら 絡まり雁字搦めになるの  ああ、壊れた命で瓦礫の街を歩く  るらりらら この身が散るまでは  だからるらりらら わたしはわたしを生きていこう  ああ、這い上がるほどに落ちれば痛みは増す されど 底でくたばるよりはマシだ
ネクロポリスユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノン何処かに落っことしたの 其れって何だったっけな  最初から何にも持ってない いつまで経っても解んない  如何してこんなんなんだろう まあ、だって違って生まれた  ねえ、待って! それっておかしくない? 人生がそれで決まるの?  この街が捨てた倫理の形など誰も忘れたんだ  息も脈も騙し騙しだ 蹲った僕はしどろもどろ  華やいで廃れて 芽吹いては枯れて 積み上げられた ネクロポリス  狂ってしまえよ 馬鹿になり舞えよ 意のまま踊れ マキャヴェリズム  間違った正しさの前にひれ伏して流されて  どうだいその半生の現評価は 願望・理想 ちょっぴりでも叶ったかい  まあまあ、まだ現状じゃあ不明瞭 大体こんなもんだって思ったら終わってんだ  華やいで廃れて 芽吹いては枯れて 積み上げられた ネクロポリス  狂ってしまえよ 馬鹿になり舞えよ 意のまま踊れ マキャヴェリズム  間違った正しさの前にひれ伏して流されて  嗚呼 また 見えた希望に手を伸ばす 誰かを蹴落として  欲しい物も 手に入れた途端 ガラクタと化した どれもこれも  華やいで廃れて 芽吹いては枯れて 積み上げられた ネクロポリス  狂ってしまえよ 馬鹿になり舞えよ 意のまま踊れ マキャヴェリズム  夢見て破れて 全て均されて 忘れて生きて 死にゆくだけ?  足掻いてみせろよ 笑えよ痴れ者 憚らずいけ ケセラリズム  望んで生まれたんじゃないさ 死に方は選ばせてよ それが正解じゃなくても
花に雨を、君に歌をユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノン夜明けに眠る日々はいつからだろう 窓の向こう 深い雨の音と混ざるリズム 傷も過ちも死も夢も今も この醜い人生も娯楽、と詩にしたんだ  五線譜の上に落とした日々も 書き留めた言葉すらも棄てたんだよ  だけど違う こんな景色はまるで 色のない世界だ  ほら花に雨を そして君に歌を どうか このまま命が終わるまで  何度 傷を抉って 消えぬ過去を呪って それで何かが変わる気がしたんだ  音楽で世界を救うなんて無理だけど 夢に、愛に、神様になにが救える?  いつだって歌を灯せばそこに僕がいる そうだった ただそれだけで 僕は救われていたんだ  生きる残り時間とか 賞味期限とか 明日の予報 白紙の手紙も どうでもいいや  ノートに書き殴る詞も いつもそうだ 正しいとか わかりゃしないまま 歌にしたんだ  まどかな月の夜に奏でし言葉と 甲斐無い心臓の鼓動で踊ろう  人らしく生きて 然うしてくたばる それで満たされるの?  ほら花に雨を そして君に歌を どうか このまま命が終わるまで  何度 生きてみたって 同じ道を辿って 僕はまだ見ぬ明日に夢見てしまうんだろう  自分を騙し大人になるなら一生僕は子供でいい  でも時には歩みを止めて少し泣いてもいいかな  ほら花に雨を そして君に歌を どうか このまま命が終わるまで  何度 傷を抉って 消えぬ過去を呪って それで何かが変わる気がしたんだ  いま夜に明けを その心に愛を そうだ 人はそうして生きていくんだ  紡いだ言葉も 奏でる旋律も 何もかも伝えるには足りないよな  音楽で世界を救うなんて 馬鹿みたいな夢に夢見ていたのはどこのどいつだ  運命も明日も終わりも僕らは知らない  もういっそ 壊れるくらい命を奏で唄う  花に雨を 君に歌を 褪せた夢に僕らの色をつけよう
御気ノ毒様ユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンイタい芝居 子細らしい あたし能無し アイロニー  自愛 痴態 痛々しい 中身の無い 人でなし  餌に釣られ死んだ この底は屠所よろしく 猪口才な理想で他人を疎んでもなんにもなんないな  どいつもこいつも要らない とか下衆な邪意に憑かれて  ああ 地獄に堕ちるだけ  なんて  あらあらあら お気の毒ね それじゃ面白くなくなくない  唯唯唯 与太な人生  誰か手放しで肯定して  ほらほらほら 唾棄して憎め 蛇蝎の如く嫌って忌んで  白々しく愛を謳う 果てしなくそれは幸福でしょうね  善も悪も 毒も薬も 仕分けられない 馬鹿な神様  「恙無い」は続かないわ 救えないわ お気の毒様  嫌い 嫌い 忌々しい 正しさなどないのに  悲哀 擬態 見ないふり そう お前のことだよ  切っても断っても消えない やれ情だの性が邪魔して もう喉元過ぎれば甘酸苦楽もぐっちゃぐちゃになって  どうにもこうにもできない 屈まって耳を塞いで  はー なんとも無様な生き様だ  あらあらあら お気の毒ね それじゃ面白くなくなくない  まだまだまだ 無駄な人生の道を這いずる 天国まで  つらつらつら 駄文を綴る 夢だの愛だの どうだっていい  甚だしく悲壮な今を 生きるためアイを売ってる  なんて  あらあらあら お気の毒ね それじゃ面白くなくなくない  唯唯唯 与太な人生  誰か手放しで肯定して  ほらほらほら 唾棄して憎め 蛇蝎の如く嫌って忌んで  白々しく愛を謳う 果てしなくそれは幸福でしょうね  善も悪も 毒も薬も 仕分けられない 馬鹿な神様  「恙無い」は続かないわ 救えないわ お気の毒様
ツクヨミステップユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノン有耶無耶な夢は不意に覚めて 目眩く夜と 過去がコネクト あちらこちらへ 低徊 往来 また振り出しと 賽の目が笑うの  愚者は雨夜の月に祈って 徒花に実は生らぬと気付く 盲亀の浮木 浅慮を嘆く 万策尽きたリアリズム  救いなど待っていたって 既に身は絶え絶えだって  未練などもう一切ない どこにも行けない僕を誰か連れ去って  ほら たったらったらったった 月読命の夜に STEP STEP 憧憬は裏の裏  待ってなんてらんないな 尽きるまで往く 情動も上々で  ほら たったらったらったった 空蝉の世に TRIP TRIP 境界を駆け抜ける  舞ってもっと大仰な音を立て 足掻いてこうぜ最後まで  掌で踊る 神様が笑う  詩を詠めども声は霞んで 口を噤めば伝えられんな  走り続けりゃ壁に当たって 羽を閉じれば落ちるだけ  答えなどきっと無くって 今だけが本当だって  希望などもう一切ない なんにもできない僕を誰か連れ去って  ほら たったらったらったった 月読命の夜に STEP STEP 憧憬は裏の裏  待ってなんてらんないな 尽きるまで往く 情動も上々で  ほら たったらったらったった 空蝉の世に TRIP TRIP 境界を駆け抜ける  舞ってもっと大仰な音を立て 足掻いてこうぜ最後まで  掌で踊る 神様が笑う
あしゅらしゅらユリイ・カノン feat.GUMIユリイ・カノン feat.GUMIユリイ・カノンユリイ・カノン這って縋って嫌になって また懲りずに吐いてる 遊び足りんね  鳴いて歌って踊り舞って ほら囂しい程生きてみようぜ  去ってしまった今に泣いた んな無駄は捨て置き かつえる輪廻  解いて縛って砕け散った 夢も何もかも忘れ去るの  素寒貧な心の隙間に 不格好にあれもこれも並べて  摩天楼と化すまで積んだら 崩れ去るだけ  いちにのさんで咲いて散る人生だ 今だって灰になる なら踊ろうぜ  さあ腐ってしまう前に すべて喰らい尽くせ 阿修羅修羅  じっとしてる間に天国だ 現在も未来もほら過去になるんだ  待って こんなんじゃ足りないわ ならば奪い尽くせ 阿修羅修羅  待っていたって変わらないな 考えてるだけじゃ伝わらないな  どうなったって構わないさ もう失うもんなどなにもない  生きる理由も生まれた意味も なんにもないけどそれでもいいか  酸いも甘いも永久も刹那も すべてを歌にしよう  いちにのさんで全部忘れ去って 今をリセットなんてできやしないな  さあ狂ってしまう前に 意の儘 攫えや 阿修羅修羅  もっと求めろ貪欲に 負け犬らしく吠えてみせようぜ  どうしようもない運命に ほらふてぶてしく笑え  いちにのさんで咲いて散る人生だ 今だって灰になる なら踊ろうぜ  さあ腐ってしまう前に すべて喰らい尽くせ 阿修羅修羅  じっとしてる間に天国だ 現在も未来もほら過去になるんだ  待って こんなんじゃ足りないわ ならば奪い尽くせ 阿修羅修羅  ハイハイ 隨に舞いな今 らりぱっぱ 齷齪してないで  ハイファイな今に曖昧な 盲愛の類はバイバイバイ  ハイハイ 隨に舞いな今 らりぱっぱ フラフラになるまで  ハイファイな今にありがちな もう哀の類はバイバイバイ
キャスティングミスユリイ・カノンユリイ・カノンウォルピスカーターユリイ・カノンいつか見た グランギニョル 昏く薄汚れた小さな劇場で 滑稽に 務む様 憂さったい脚本 まばらな手拍子と  ああ大衆芝居と大衆外人生 英雄願望と踊れ 只、代償次第と足元を見た 僕は“役”が欲しかった  台詞無い主役を生きるなら いっそマーダーサーカスで血の雨と ニヒリズムの喜劇をご覧あれ ほうら、お前が欲しがっていたものだ  下らない緞帳の幕間 じっとマーダーサーカスの道化師は 照らすスポット また一人殺した 俗な脚本だろう 笑え悪魔  いつか見た グランギニョル 生臭い血糊でてらてら笑う さも愉悦こそ ここにあり ああ揶揄する群衆 暗示に沈む君  ああ腐敗臭肴に売春婦ララバイ 啓蒙男爵は去んだ まだ太閤芝居と指矩を見た 僕は“藥”が欲しかった  肥大した自己の成れの果て おいでマーダーサーカスの井の中へ ニヒリズムの喜劇をご覧あれ そうだ 誰もがリングの上だ  場違いな笑顔とカーテンコール 一歩マーダーサーカスの道化師を 照らすスポット また一人殺した 空いた役を埋めろ 笑う悪魔  生の高利貸し 思考を払って 息を吸う事は只だから 生の高利貸し 思考を払って 楽になれ  生の高利貸し 思考を払って 息を吐く事は只ですか? 生の高利貸し 思考を払って 誰かの耳打ちで  台詞無い主役を生きるなら いっそマーダーサーカスで血の雨と ニヒリズムの喜劇をご覧あれ ほうら、お前が欲しがっていたものだ  場違いな笑顔とカーテンコール 一歩マーダーサーカスの道化師を 照らすスポット また一人殺した 空いた役を埋めろ 笑う悪魔 これでいいんだろう 笑え悪魔
おどりゃんせ(retake)ユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンさあ天国まで堕落しよう 鬼さんこちら ほら手の鳴る方へ  とどのつまり 革命アジェンダ それじゃあ待った無しでこの指とまろうか  ここは誰? 私はどこ? リマインド 心像 前世 迷い込む廃都  あれもこれも アンニュイな夜に 初期衝動 六感 音相 感情を鳴らせ  どうすりゃここは満たされる? また吸って吐いて食って減って足りないや  行きはよいよい帰りはこわい なら果てるまで振り向かず進もうか  誰も彼も皆 おどりゃんせ さあ 舞台に上がって狂って舞って手を叩け  意のまま無我夢中に おどりゃんせ 嗚呼 嘆いていたって明日は待ってくれない  ほらほら猫も杓子も おどりゃんせ もう しっちゃかめっちゃかてんてこまいで血を流せ  形振りかまわないで おどりゃんせ いま この世の終わりが訪れたってかまわない  好きも嫌いも 本当も嘘も その煩悩 本能 全部を声にして示せ  あれやこれや ナンセンスなのさ 代償無い情を頂戴 有り余る程に  どうにもできず陽は沈む もう何もないのなんて泣いてニヒリズム  生きる理由も生まれた意味も このすっからかんな頭じゃわかりゃしない  来世を夢見たって現在は現世 ただ 寝ていりゃ果報は来るって待ってくたばって  井の中の蛙は知らぬまま 底から這い上がって眼に映せ世界を  このままいっそ逝く日まで おどりゃんせ さあ 命を奏でて 綾なす生と死を謳え  神様もこの際 おどりゃんせ いま いろはにほへとにちんとんしゃんで ダンスダンスダンスダンス  誰も彼も皆 おどりゃんせ さあ 舞台に上がって狂って舞って手を叩け  意のまま無我夢中に おどりゃんせ 嗚呼 嘆いていたって明日は待ってくれない  ほらほら猫も杓子も おどりゃんせ もう しっちゃかめっちゃかてんてこまいで血を流せ  形振りかまわないで おどりゃんせ いま この世の終わりが訪れたってかまわない  さあ わんつーさんしで新時代を おどりゃんせ
シアトリカル・ケースユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノンユリイ・カノン煙る蒸気 軋む輪軸と 揺れる鉄の部屋で誑すその悲劇  排他 猜疑 劣等感  渦を巻いてその心をやがて冒して  罅ぜたバイラルに眩まされ 遮った思考がアワを食む  上擦った感情に魔が差して  縋って 奪って 狂って  歪んで 突き立てた愛と混ざり合う Neid 求める程のめる また壊れてく  真実の嘘を掬すペルソーナ 穢してもっと深く その声で  胡散な理想に為って 滑稽な怪異に為って 痛みさえも忘れて  擬いに狂っていたんだ 剥がれ落ちていたんだ 誰か僕を見つけてくれ  盲いた夜に幽かに差した その光に誘われてしまう 冷たい土を踏み越えてゆく 嗚呼、その先が暗晦とも知らず  惨憺な愛と荒んだ脳細胞 唾を呑めど この渇きは癒せない  情理 頽唐 ネクローシス 相反する気味に揺らぐ 君が融けていく  振れた天秤にかけられた 僻する思念が弥増した  蠱る心に身を委ね  嫌って 呪って 喰らって  歪んで 突き立てた愛と混ざり合う Neid 求める程のめる また壊れてく  現実も夢も運命も Nein 纏わりつく糸に踊らされ  愚鈍な妄想だった 仕組まれた罠 孤独が孤独を呼んで  世界を呪っていくんだ 爛れ落ちていくんだ  幸も愛も知らないまま そう尽きるまで
だれかの心臓になれたならユリイ・カノン feat.GUMIユリイ・カノン feat.GUMIユリイ・カノンユリイ・カノン「こんな世界」と嘆くだれかの 生きる理由になれるでしょうか  これは僕が いま君に贈る 最初で最期の愛の言葉だ  街も人も歪み出した 化け物だと気付いたんだ 欲動に巣食った愚かさも 全てがこの目に映る  シアトリカルに手の上で誰も彼も踊らされる  生まれた意味だって知らぬまま 形骸化した夢は錆びついてしまった  「愛をください」 きっとだれもがそう願った  「愛をください」 そっと震えた手を取って  「愛をください」 心を抉る 醜いくらいに美しい愛を  「こんな世界」と嘆くだれかの 生きる理由になれるでしょうか  いつか終わると気付いた日から 死へと秒を読む心臓だ  ねえ このまま雨に溺れて 藍に融けたって構わないから  どうか どうか またあの日のように 傘を差し出し笑ってみせてよ  もしも夢が覚めなければ姿を変えずにいられた?  解けた指から消える温度 血を廻らせるのはだれの思い出?  雨に濡れた廃線 煤けた病棟 並んだ送電塔 夕暮れのバス停 止まったままの観覧車 机に咲く花 君の声も 何もかも最初から無かったみたい  死にたい僕は今日も息をして 生きたい君は明日を見失って  なのに どうして悲しいのだろう いずれ死するのが人間だ  永遠なんてないけど 思い通りの日々じゃないけど 脆く弱い糸に繋がれた 次の夜明けがまた訪れる  どんな世界も君がいるなら 生きていたいって思えたんだよ  僕の地獄で君はいつでも絶えず鼓動する心臓だ  いつしか君がくれたように  僕も、  だれかの心臓になれたなら
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