mother羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | Hitsujibungaku | 崩れやすい夢をスケッチブックに描く 僕らの存在はいつだって曖昧なの 言えなかったことも胸の奥で溶かして 忘れてしまうよ そして欠伸をしたのさ 浮遊する いつかわかってしまえばすべてが嘘になる 僕らの関係は大体が幻想なの 新しい風で体を満たして 飛べたらいいのになんて本気で思うよ 浮遊する 涙が出るほど美しい 全てが思い出に遠ざかる 崩れやすい夢をスケッチブックに描く 僕らの存在はいつだって曖昧なの 言えなかったことも胸の奥で溶かして 忘れてしまうよ そして欠伸をしたのさ |
Girls羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | 惹かれあい すれ違い 睨み合い 黙らない 言いたいこと言えないまま 過ぎてった毎日が辛いか、 どうせ人はひとりだよと やけになったあの人はある意味 正しい 聞いて 私たちは歪んだ子供のように 愛情が欲しい フィルムの色、黄ばんでいる コンクリート蹴った、 泥だらけの白いドレス 目も覚めるような真っ赤な嘘 聞いて 私たちは歪んだ子供のように 愛情が そして 私たちは危険な旅を重ねて 寂しさを埋める 惹かれあい すれ違い 睨み合い 黙らない |
変身羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | 嘘つくな 本当は目の奥で思ってる 黒い髪、おんなじスカート そんなのは偽物だ ワン・ツー・スリーで蝶になった 歩道橋でダンス わたしだけが一番可愛くなきゃやだ 両手いっぱいのハッピーをつかんでなきゃ嫌だ ごまかさないで、大変身よ! もうすぐ世界が終わるとしてみて あなたは本当にいいの? それならいいよね わたしはまだまだ知りたいことだらけなの 嘘つくな 本当は目の奥で怯えてる どう思う?聞いてみて 確かめたくてしかたない でも今こそワン・ツー・スリーで蝶になって 歩道橋でダンス、そしてわかる 心が震えてなきゃやだ 両手いっぱいのハッピーをつかんでなきゃ嫌だ ごまかさないで、大変身よ! |
ハロー、ムーン(album mix)羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | ハロー、ムーン やってきた! すすめ月の北極へ あれが嵐の大洋 水のない海原で のんびりお昼寝もいいね ちょっとまって、ムーン これからだ! 長くのびる白い線は レプソルト谷のしるし そして月のうら側へ かくした顔を見せて 秘密のムーン こんにちは! クレーターたくさんだ 天体がぶつかった歴史だよ ムーン ハロー、ムーン |
ロックスター羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | ロックスターは知らない場所で今日も 本当は怖いよって泣いている どうせいつか終わる日までずっと 暇を潰すだけの毎日が 「花瓶に挿した花の世話、僕がいったら頼むよ あいつだけはいつまでも美しくあって欲しい」 彼はいつも輝く場所で立って 誰かの幸せを願っている だけど今日も見えない場所でずっと 本当は怖いよって泣いている 「花瓶に挿した花の世話、僕がいったら頼むよ あいつだけはいつまでも美しくあって欲しい」 窮屈な思いを暗闇に吐き捨て 明日も平気なふりをして生きてく、君たちへ 「花瓶に挿した花の世話、僕がいったら頼むよ あいつだけはいつまでも美しくあって欲しい」 |
おまじない羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | 眠れない夜には 言えないことを枕に叫び 1人で笑ってる おまじないちょうだい おまじないちょうだいよ わたしを許せるわたしになりたい いっか、まあ、だめでも 思うよりも先は長い わるいことじゃない、蝶々の刺青 歪んだロックで叫べばいいじゃん でもなにかが足りない なにかがちょっと足りないの あなたを許せるあなたをしりたい いいよ、ねえ、わたしも 思うよりも君と同じ それで思うのは 幸せについていくら考えたところで 結局答えはない おまじないちょうだい おまじないちょうだいよ わたしを許せるわたしになりたい いいよ、ねえ、わたしも 思うよりも君と同じ |
花びら羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | あいたい 明日はもう来ないかもしれない あいたい 今は二度と戻ってこないよ 「学校サボってなにをしているの」 何もしてないよ 何もしたくない はやくはやくもっとはやく走れたら楽しいとか 考える 明日はもう来ないこと忘れて あいたい いっそくだらないことばかりの方がいい だって 今日も商店街、シャッターの前で座り込む奴らに こんばんは、って言わなければ大丈夫なんて馬鹿だよ あいたい 明日はもう来ないかもしれない あいたい 今は二度と戻ってこないよ あいたい 明日はもう来ないこと忘れて あいたい 今は二度と戻ってこないよ |
砂漠のきみへ羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | きみは砂漠の真ん中 ユーモアじゃ雨はふらない 余裕ないぜ オアシスは程遠い ちょうど砂漠の真ん中 愚痴ならいくらでも聞く 涙だけは命取り でもあふれた それを掬って瓶に集めて いつか花にあげる日まで とっておくよ それしかできない ごめんねと 書く 今は砂漠の真ん中 ユーモア 笑えているか 胸にきいて深呼吸 もう疲れた わたしここにいるけど忘れて 一人で進んで いつか笑って戻る日まで 待っているよ 大人になってく いじっぱりの きみ 離れていく きみはいま 自由だね |
powers羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | 両手を高く広げ、今ならわかるはずだ 最高のイメージを信じてみたいよ いつも君しか選べない 力の限りで胸ふるわせ 心の限り求めるならば 未来は変わるかもね 思うより先に歌う ほらみて、メロディや言葉は溢れてくるでしょ 悲しい夜でも歌う そうさ小さな勇者たち、なんてさ うまくいかなかった今日でも 君が世界を望めるように歌うよ 馬鹿みたいでも構わない 両手を高く広げ、君ならできるはずだ 正解が何か、関係がないぜ 今は誰も奪えない 力の限りで胸ふるわせ 心の限り求めるならば 未来は変わるかもね 未来を変えてみせて |
1999羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | ぼくはどうしたらいい? 眠れない夜がきて 窓の外が少しオレンジに変わる 昨日見た映画で 過ぎていった時代は 僕のママやパパが子供の頃 それは世紀末のクリスマスイブ 誰もが愛したこの街は 知らない神様が変えてしまう っていう話 ぼくはどうしたらいい? 眠れない夜が増え テディベアとお話できそうだよ 街は光が溢れ 子供達のあしおと カウントダウンがはじまった ほら それは世紀末のクリスマスイブ 僕が愛していたあのひとを 知らない神様が変えてしまった それは世紀末のクリスマスイブ 誰もが愛したこの街は 知らない神様が変えてしまう っていう話 それは世紀末のクリスマスイブ 僕が愛していたあのひとを 知らない神様が変えてしまった どうしてよ 夜が明ける頃 迎えにゆくよ |
あいまいでいいよ羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | 恋人たちは今もまだ お互いの気も知らないで よくある歌のロマンスの影 追いかけるようにしてすれ違う それでも春は今もまだ 遠くの街でうず高く 吹き抜ける風、掴めぬ香り のんびりと留まって待ちくたびれる あいまいでいいよ 本当のことは後回し そうして僕は今もまだ くたびれきったベランダで 白いTシャツはたくこだまに 耳をすますようにしてまどろむ あいまいでいいよ 本当のことは後回しで 忘れちゃおうよ そうして僕たちは 飲み干せないままの微温いコーヒーを 持て余したままで歩いたその先で キスの真似をする あいまいでいいよ 本当のことは後回しで 忘れちゃおうよ 夢のようだ |
ghost羊文学 | 羊文学 | 塩塚モエカ | 塩塚モエカ | | 見えないものの声が聞こえる いつかあなたにまた会う日まで響くよ 真っ暗闇さ 揺れてる呼吸 大人になれば忘れてしまう 叫ぶよ 叫ぶように歌うよ 君の背中を流れて落ちる 冷たい光 触れてみたくて歌うよ 記憶を波に映して消える 泡より速く届かなくなる 私たちは泣くことを忘れてしまう 見えないものの声を信じる たとえあなたがもういなくても |