仇花Prague | Prague | Yuta Suzuki | Prague | | 実を結ばないフラワー 儚い色彩だ 踏まれて汚れて それでも笑うフラワー 暗がりは嫌いだ 明かりを探した 嘆き合いも程々に 水を与えるんだ 実を結ぶと信じた 蝶が舞って 蜜を吸って 遠い街へ 羽ばたいて 見えなくなって 咲き乱れなくてもいい仇花と呼ばれてたって 散りゆくその日まで小さな花を誇って歌えばいいさ 聴かせるんだ 足元おぼつかないが 確かに芽吹いていた 簡単に枯れゆく中 守るべきものはなんだ 何度だって 地を這って 傷ついて 求めた答えはなんだ その心咲かせるのは他の誰かじゃできなくて 乾ききっているのなら望みを吸わせればいいよ 実らすんだ 君のフラワー 蝶が舞って 蜜を吸って 遠い街へ 羽ばたいて この匂いを 届けたくて その心咲かせるのは他の誰かじゃできなくて 乾ききっているのなら望みを吸わせればいいよ 実らすんだ 君のフラワー 咲き乱れなくてもいい 仇花と呼ばれてたって 散りゆくその日まで小さな花を誇って歌えばいいさ 聴かせるんだ 実らせると 信じたくて |
サーカスライフPrague | Prague | Yuta Suzuki | Prague | | 夕暮れ、小さな花火を合図に町が賑わいだした 頭上は光るライトの群れ 始まる僕らのサーカスが 嵐のような期待を笑っておどけろ 火の輪をくぐってく日常を裸足で突き抜けるんだ 見渡せば平然と広がる炎 冷静を演じろ踏み出せ足を 膨らんでった風船が彩る街を眺めてるだけなんて 錆び付いた階段を上るまえに震えても 君の舞台はここだけなんだよ 掴めるよ何度でも空中ブランコ手を伸ばそう 痛みも弱さも受け止めれば君のもの 何に悩んで何を恐れてるかわかるのはこの幕の向こうなんだって 錆び付いた階段を上るまえに震えても 舞台は君のため輝き始める 掴めるよ何度でも空中ブランコ手を伸ばそう 出来るさその手で受け止めれば君のもの |
夢人Prague | Prague | Yuta Suzuki | Prague | | 探し出せまだ遠くへは行ってない 幸せは近くに隠れてるの 形などないものだと人は言う 手探りの日々明け暮れる 焦らさないでよ 雲の上にあるのなら エレベーターに乗り込め 届きそうで 届かなくて歯痒くても 夢を描く空なら誰の上にだってあるものと 信じたくて 見てみたくてもがいてるの 誰かに笑われてもかまわない 私は夢人 草の根をかき分けていく一人 月明かりだけが頼りなだけに 泥だらけの靴を履いて 飴玉一つ頬ばってみる 虫の鳴き声がさらに孤独にさせる 寂しい夜の魔法にかけられて探してく遠くまでって朝が迫ってるよ 地球の裏にあるのなら 気球に乗って追いかけよう 怖くなって 焦らないで行けるから 凍えそうな夜なら誰かの愛にすがってみよう 辿り着いて 優しくなって返せたらな いつでも帰る場所 捨てられないひ弱な夢人 まだ見つからないのなら手を取りあって探そう 分け合って 確かめ合って気づけるから また探そうって思えたらな 間違えて へこんでも大丈夫だよ 幸せだって言えるから 私は単純な夢人 |
手に触れてPrague | Prague | Yuta Suzuki | Prague | | 深い感情を語り合っても 雨の音に流されて 聞き返すのも野暮なのだと 風の音で誤魔化した ふと気付いて 近付ける声 タッチした指先でも感じ合えるようだけど 君が見せる表情にほらまた考えさせられる 言い馴れた言葉にでも愛があるっちゃそうだけど 不器用な僕はまた天気のせいにしちゃうだろう 黙ってしまってた小さなことも 溜まってはすぐ零れてた 道行く人変わる季節も 知らぬ間に目を背けてた 君が待つから 焦らずにすむよ 大きく揺れてる 心を伝えよう 何となく転がしてたサイコロのような思いでも 自信無く見えるけど離さず大事にしたいんだよ 見慣れた風景でも優しさがあるって言うのなら 不器用な僕が見る景色を伝えてたくて 見せてみたくて からまわっても 見逃さぬように 聞き逃さぬように 集めたなら 誰かに渡そう タッチした指先から確かめ合うものだと 君が見せる表情にほらまた考えさせられる 言い慣れた言葉にでも愛があるっちゃそうだけど 僕なりの言い方で景色を伝えてたくて 見せてみたくて からまわっても |
ナイトフライトPrague | Prague | Yuta Suzuki | Prague | | 目を閉じると落とされてく淡い世界 どんな願いも叶えられそうな世界 深い息と夢の中で 揺らいで 揺らいで 飛び立つのさ閉じた羽を広げて 深い谷も高い雲も見下ろして 霧の中で風吹かれて 揺らいでいたいよね こだまする悲哀を漂う現実を広げたその手で振り払って 好奇心や発想を星空の向こうへ 届くように空を自由に飛んで行って きっと月を手にしようと いつからかそう見上げることに慣れて 思い出したんだ長い夢の続きを 高まる感情と溢れでる願望を 香り立つ花の気流に乗ってもっと上にと 手を伸ばしてみようと 羽ばたけるよ 流れ落ちた星を数えて 掴めるよ誰に邪魔されても また夢を見させて 上昇してる温度 壊して夜を 色付いてもっと 解き放て 加速してくように もっと上にと 手を伸ばしてみようと 羽ばたけるよ 流れ落ちた星を数えて 掴めるよ誰に邪魔されても また夢を見させて |