suzumoku「Ni」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
ガタゴトsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku朱色のリボン付けて 朝からお疲れ様 今日も西から東まで 真面目にガタゴト そこの小柄なあなた なんとか乗れますよ すし詰めは日常茶飯事 ご了承下さい  老若男女 細身に太身 運べるものは運びます  弱音一つ吐く事なく 真面目にガタゴト  敷かれたレールの上 夜までお疲れ様 酒臭い輩にも慣れっこ 真面目にガタゴト そこの泣いてるあなた とりあえずお乗りなさい 気持ちが落ち着く駅まで ご一緒しましょう  喜怒哀楽 汗水涙 気兼ねなくどうぞ 運びます  時々はぐずつくけれど 真面目にガタゴト  老若男女 細身に太身 喜怒哀楽 汗水涙 夜明けから丑三つ時 ただ前向きに運びます  変わりゆく街を眺めて 真面目にガタゴト 毎日ガタゴト ひたすらガタゴト
ホープsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku流し台の水垢が 不摂生な生活を 起き抜けの僕にだけ そっと警告してる 寝癖も直さないまま 手に取るマッチとホープ 煙まみれで作る珈琲 欠伸も混ぜて  「物が少ない部屋だな…」と 笑われてしまうけれど つい考え過ぎてしまう癖が 染み付いてるだけだろう  バイト先まで15分 出会いなどは無いけれど ポケットには気休めの希望 小さなホープ  ゴミ袋をあさる猫 横取りを狙うカラス これとよく似た事を 今朝のニュースで見たな コンビニの灰皿まで 火種が続いたホープ 足取りがまた少し 速くなってきたかな  「代わり映えの無い日々だぜ…」と 同僚の愚痴を聞く度 面倒な奴だと思う僕は どんな顔をしてるだろう  大金を叩いてまで ギャンブルはしないけれど 懐にはちょうどいい希望 小さなホープ  「物が少ない部屋だな…」と 試すように笑いながら 声に出してようやく気が付いた ただの怠け者だなと 「代わり映えの無い日々だぜ…」と ついでに愚痴を零せば 「何やってんだ…」と言葉が続き とうとう拳を握る  「とりあえず…」と呟いて ペンとノートを取り出す そんな僕にささやかな希望 小さなホープ
ユーカリsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku東の光を受けて 誰かが淡く手を振る 群れをなして飛び交うハトを 数えかけたホーム 見なれた七号車に 揺られる無言の命 ささやかな時の中で 満ち欠けを続ける  読み終えた小説に 描かれた街が あまりにも美し過ぎて 目を上げるのも怖かったんだ  疲れた言葉は伏せて 俯き改札を抜ける  何かを求める日々が 誰かを傷付けてゆく 高架下をくぐり抜ける 振り向くこともなく  流れ去る電線に指を走らせて 途切れた先に見えていた あの町を今歩いている  答えは風に託して 俯き駅前を過ぎる  空回る日常に紡いだ思いが 少しでも染み渡ればと 調べに乗せて… 窓際のユーカリは光を集めて 片付かない部屋の隅を 今もほのかに照らしている  開けた明るい空を 見上げて坂道を下る
ライトゲージsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku外は雨だ 傘は一つだけ 僕の肩は随分はみ出る 大きな僕の歩幅に合わせて 君はいつも少し早歩き  雑貨屋までの長い道のりに あの時程の愉しさは 何も感じない ただ虚しいだけ ただ疲れるだけ  サラサラ今日も街に 霧雨が舞い落ちる クタクタ僕は歩く 右手には閉じた傘  すぐに晴れて淡く虹が出る 君は僕を見上げて微笑む  シャツに絡まる湿った風に あの時程の愛しさは 何も感じない ただ切ないだけ ただむせ返るだけ  ユラユラ今日も街に 陽炎が舞い踊る フラフラ僕は歩く 右手には錆びた傘  色とりどりの本に置物に あの時程の目移りは 少しもしない お目当ての物を僅か2分でお会計  ガヤガヤ今日も街は 人混みでごった返し ゴチャゴチャ僕も混ざる あんな日々は君のせいだ シャバダバ今日も街で 思い出を磨き上げて シュビドゥバ僕は生きる こんな今日は僕のせいだ 右手には…
セスナの空suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku眠い風にくすぐられて軽く咳をして わだちをたどりただひたすらに 刻む足音を 一つ一つ数える 変わりだした季節の色に一度頷いて 木陰の先 駅の向こうに立ち並ぶビルを 一つ一つ眺める  梅雨明けの町を夏が乾かして いくつかの約束がそっと動き出す頃  ガード下の人々にも見えているのかな 白い羽根のセスナがほら青空の中を 淡く淡く彼方へ  探す事も目指す事も創りかけのまま 余白だけが増え始めたあやふやな日々を 一つ一つ重ねる  セミの鳴き声がかすかに響いて いくつかの思い出がそっと目を覚ます頃  片目をなくした野良猫にも見えているのかな 白い羽根のセスナがほら青空の中を 淡く淡く彼方へ  逃げ水が揺れて かげろうが揺れて いくつかの憧れがそっと色褪せる頃  記憶だけの遠い君にも見えているのかな 白い羽根のセスナがほら青空の中を 淡く淡く  走り書きのあの言葉なら届けられるかな 白い羽根のセスナを今青空の中へ 淡く淡く見送ろう 淡く淡く彼方へ 淡く淡く彼方へ
ラムネノーツsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku波止場には丸く太った 猫が寝そべっている 食べかけのイワシを忘れて 釣り竿は一度も揺れず 陽の光がただ バケツの海水を転がす  足を投げ出して座って 初めて敗れた 恋の話でも思い出そう ステレオで聞こえてくる 波の音に恥ずかしさ隠して  右手にはまだ冷たく 弾けてるラムネ この空と同じ色  潮風にウトウトして 気付けば夕暮れ 日に焼けて少し痛む腕 「恋の話はもう終わり?」 君の声が聞こえた気がしたよ  右手には炭酸が抜けて 温くなったラムネ あの恋によく似た味 取り出してみたビー玉 涙する前に 海に投げてしまおう
夕焼け特急suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku帰りの車窓の向こう側 オレンジ色の知らない街 疲れて閉じかけた瞼に 僅かに入り込む 夕焼けに合ったメロディを 鞄の中から取り出して 耳から心に流れ込む 選ばれた言葉  絡み合っていた空気が 少しずつ解けて落ち着いた 伝え損ねたあれこれが 嫌なくらい思い付く  帰りの車窓の向こう側 オレンジ色の知らない街 夕焼けに合ったメロディは 二曲目に続く  流れ込んでくる言葉達 僕の姿を見つめている その言葉はいつも綺麗で 何度も憧れる あの優しさを拒んだのも 今いる道を選んだのも 正しかったのか分からない 目の前が揺れる  解けて落ち着いた空気に 少しずつ切なさを加えて 憂鬱の隠し味を 一さじ混ぜて目を閉じた  帰りの車窓の向こう側 闇夜が迫る見慣れた街 夕焼けに合ったメロディは もう聞こえてこない
幻灯機suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku「また明日遊ぼうね」夕暮れに溶けた声 脇道へ駆けてゆく 懐かしい影法師 がらんとした校庭に 思い出す笑顔の日々 切なさも憂鬱も 知らなかった五時の鐘  飴玉のセロファンが 枯れ葉に混ざり合い 風に吹かれカサカサ 僕の足元を賑わす  今の目の中は 夕暮れなんかじゃなくて 目紛しい程に 過ぎ去る毎日さ  「またいつか会いましょう」手を離す恋人達 駅前の月影で また一人泣いている  あの日 知らない街で 迷子になれたのは 優しく包んでくれる 帰るべき場所があったから  今の目隠しは 君の手なんかじゃなくて 狂おしい程に 生き急ぐ毎日さ  確かなものが欲しくて ついつい背伸びして ずる賢さが僕を 大人へ育ててきたのかな  今の目の奥は 悲しみなんかじゃなくて 愛おしい程に 求める毎日 スライドを照らす 幻灯機の光が 瞬きしながら 映し出してくれる
衣替えsuzumokusuzumokusuzumokusuzumokuアパートから30秒の 自動販売機に 温かい缶珈琲が ついに並び出した こんな事で季節を知り 衣替えをしたら 着膨れた君の姿を 思い出してニヤけた  作りかけの歌 それは夏模様 はしゃいでた言葉達も さすがに疲れてる  片付けたい考え事は いくつも浮かぶけど 君と手を繋ぎたくて 駅へと向かうのです  花を付けた金木犀 風に溶ける香り 白髪の老夫婦が 静かに見上げてる そんな事で自分を知り ぼんやりしていたら 危うく電信柱に ぶつかりそうになった  暮れ始めた空 茜色の街 たむろする女子高生が「ちょーきれい!」と叫ぶ  繋いだ手が冷たいと いけないだろうから こっそりとポケットに 両手をしまうのです  賑わう改札 見つけた一人に 差し出してあげましょう 小さな温もりを  繋がれた二人の手は 意外な温度差で 「もしかして冷え症なの?」と 言われてしまうのです まだまだ力不足と 密かに思うのです ホッカイロを買わなくてはと ずる賢いのです
適当に透明な世界suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku昨日コンビ二で買った透明な傘と 残りわずかな小銭と君を連れて ゆううつに包まれた普通列車に揺られ 二人とも知らない駅で降りてみたのさ  不意に流れた君の透明な涙 それを見つめていた僕はとても冷静で 君は小さなハンカチでそれをぬぐうと 屈託のない笑顔を見せようとしたのさ  「海が近い」とはしゃいで適当に歩く ほどなくして聞こえた心地よい音 フラフラ過ぎる時間がひたすら愛おしくて 僕らはただ、、、  消波ブロックの前で透明な二人 冷たくなった風に吹かれながら くだらない話ばかりを交わしたけれど 君の不意打ちな涙は相変わらずで  日が落ちた広い海が透明でキレイ 遠くに揺れる夜景もとてもキレイ 猫背のままの二人は今にも消えそうで 頬をさする潮騒を確かめたのさ  影をなくしたままで適当に歌う 帰り道に響いた心地良い音 リズムを刻む時間がひたすら愛おしくて 僕らはただ、、、  つまづきながらそれでも適当に笑う 帰り道なんかなくなりゃいいのに 確かにある存在がひたすら愛おしくて 僕らはただ ただ ただ幸せで あまりにも美しくて適当な夜が いつまでも続けと願いながらも やがて訪れる明日を心のどこかで 僕はただ、、、 君もただ、、、  昨日コンビ二で買った透明な傘で 君を見送った僕も不意に泣いたのさ この日の事をとにかく忘れたくなくて 泣きながらこの歌を作ってみたのさ 適当に透明な世界の中で、、、
ジオラマsuzumokusuzumokusuzumokusuzumoku何も浮かばず 何も沈まず静かな丘で 隣の君は遠い目をして いつものポーカーフェイス 今夜の風は北よりの風 冷えた三日月 踊る街灯 滑る人影 ジオラマの街  一粒の欠片はただ ゆっくり甘く溶けるだろう 「君だけは守れるさ」と 寂しがりやのプライド  青い画用紙と白い綿毛を 夜に被せて 白熱灯の笠を外せば 昼の街並  溜息を吹きかければ ほら 雨雲の出来上がり 「このまま消えてしまえ」と 卑怯者の黒魔術  一粒の欠片はまだ 溶けず苦く冷たいまま 思わず噛み砕いたら 覚めた夢 崩れた街 「最初からやり直し」と 二度寝する臆病者 夕焼けの作り方は 君のセンスに任すよ
如月suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku止まぬざわめきに耐え切れず 思わず仰いだ狭い空に 君のカタチは現れずに 崩れて流れて消え行く雲  様変わりした街に あの日を重ねてみても わずかにずれる二人の影に 切なくまた俯いてしまう…  気付かず速まる足音に 溜息を絡め夜明けを待つ 窓の隙間落ちた三日月 救い出すこともできないまま  乾いた喉が痛む 右手がしびれている 取り留めなくにじむ涙を ごまかす言葉も見つからない…  君と出会わなければ 苦しまずに済んだの? 違う違うと問いただして 無理矢理瞳閉じる毎日 巻き戻せるのならと 偽りさえ装うけど 瞬きを繰り返す程に 思い出に溶ける君の笑顔 音もなく訪れた如月 あの日をただ優しく包んで…
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