言葉の達人

SAKUSHIKA

 達人たちは1曲の詞を書くために、言葉を巧みに操り、その時代を象徴する言葉を探した。
その言葉は多くの老若男女の心を掴んで離さず、その歌は大ヒットした。
「孤独がつらく感じるとき」、「愛することがよくわからなくなったとき」いつも、
勇気と力を与えてくれた…、作詞家は言葉の魔術師である。
そんなプロの「作詞家」の皆さんをゲストにお招きして、毎月、紹介していくこのコーナー。
今回は、「NO.1」「flower」「OVER〜across the time〜」「心の手紙」BoA、
「君を好きになって」SMAP、「harlem summer」 (V6/Coming Century)
「恋する季節」MISIA、「光の中で」hiroなどの
作詞でお馴染みの「園田凌士」さんをゲストにお迎え致しました。

園田凌士

代表作

園田利隆→園田有吾→現在・園田凌士名義で提供中
BoA / 「Sweet Impact」「NO.1」「flower」「OVER〜across the time〜」
「心の手紙」「Love is just what you can't see」
「Prayer」「Gracious Days」
SMAP / 「君を好きになって」
V6 / Coming Century「harlem summer」
Misia / 「恋する季節」
hiro / 「光の中で」
中森明菜 / 「祝福」 
リュ・シウォン(RYU SIWON) / 「36℃」「Spring blows」
水樹奈々 / 「Inside of mind」「Late Summer Tale」「風の吹く場所」
華原朋美 / 「運命の糸」
Zwei / 「白い街」「∞〜infinity〜」
星井七瀬 / 「すみれ」「My Friend」 詞
杉山清貴 / 「Gift」「情熱楽園」「愛が燈る場所」
飯田圭織 /「同じ場所で」
市井紗耶香 in CUBIC-CROSS / 「ずっとずっと」
てん・むす(有坂来瞳,大谷みつほ,酒井彩名,松田純,山川恵里佳) / 「Graduation」
r.o.r/s (奥井雅美・米倉千尋) / 「感情不感情」 「Cross Pain」
Whoops!! (坂本真綾,樋口智恵子)
/ 「忘れないよ…」「友達の彼」「with」「private time」
その他多数

作詞論

日常で起こる様々な出来事から感じる思い、願いなどを作詞という形で提供させていただいています。僕が詞を書くときに一番大切にしていることは「ヒューマニティ」や、「優しさ」です。人が人に優しくされると嬉しいように、詞も、優しく大切につくりあげられていくことによってそこに存在する意味が生まれると僕は強く思います。

園田さんに伺いました。
Q:
作詞家になったきっかけは?
A:
95年7月に、作曲を手がける島野聡氏と、作詞を手がける僕とでLove Lights Fields というユニットでデビューしたのですが、98年に解散して、僕は作詞家へと転向しました。
Q:
プロ、初作品について
A:
「恋する季節」 Misia
Q:
作品を提供したいアーティスト
A:
今まで携わってきたアーティストの方々は勿論、僕の言葉を求め、表現してくれる方と
もっともっとたくさん出会い、お仕事できればと思っています。
Q:
あまり売れなかったが、私の好きなこの歌
A:
一つ一つの作品に、心を込めて書いているので、どの作品も自分の分身のようでイトオシク思います。
Q:
なぜ「詩を書くことを選んだか」
A:
言葉では上手く伝えられないことも、メロディーや、歌というフィルターを通して、素直な気持ちになれる。僕はそんな人間かもしれません。作詞家という仕事は、必然的にめぐりあった天職だと思っています。
Q:
プロの作詞家になりたい人へのアドバイスを
A:
作詞とは、精巧に組み合わされた言葉のパズルなので、全体を通して見たときに、そのストーリーが気持ちよく一つに繋がるように心がけることが大切かと思います。
詞は、誰にでも書けるものだと思いますが、プロとして考えたとき、その言葉のセンスが想像以上に問われるので、自分の作品をできるだけたくさんの人に見てもらい、意見を聞くことによって、様々な発見があるかと思います。
歌詞を見る flower BoA

デモテープを聴いた瞬間「なんて繊細な曲なんだろう」と、胸が痛くなりました。テーマは「10代半ばの女の子の恋心」ということだったので、ガラスの様な純粋な気持ちを、僕なりに表現しました。

■私の好きなあのフレーズ
「花に光を 翼に風を 恋する想いに少しの勇気をください」

PROFILE

1975年鹿児島生まれ。大分・熊本で育ち、1992年、福岡KBCテレビ主催「駅から始まるオーディション」第1回グランプリ受賞1993年上京。BMGビクターより「Love Lights Fields」としてデビュー。メインボーカル・作詞を担当する。 ※ラジオ「園田利隆のオールナイトニッポン」をはじめ、TV・ラジオ多数出演「愛・火・光」のユニット名でアジア圏デビューも果たす。
1998年Misiaへの作品提供を機に、作詞家としての活動を開始。都心を拠点に、園田利隆→園田有吾→現在・園田凌士名義で活動。

■現在までにBoA、Misia、SMAP、V6/Coming Century、hiro、星井七瀬、中森明菜、田原俊彦、市井紗耶香 in CUBIC-CROSS、AYAKA、Calyn 、JAYE'S MASS CHOIR、未来-MIKU-、てんむす、KENYA with J-TRAP ・・・他多数のアーティストへ作品を提供中。

[CDリリース情報]

BoA
「Sweet Impact」

2007.4.25 ON SALE
Avex Trax/AVCD-31229

リュ・シウォン
「BABYLON」

(M8:OVER〜across the time〜
2007.4.18 ON SALE
徳間ジャパンコミュニケーションズ
/TKCA-73174
(M3:「Spring blows」 収録)

華原朋美
「あのさよならにさよならを」

2007.7.05 ON SALE
ユニバーサル シグマ/UMCK-5149
(M4:「運命の糸」 収録)

杉山清貴
「Gift」

2006.06.21 ON SALE
株式会社バップ/VPCC-82213

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