大人にも友達にも言えない。本当の自分を隠しながら過ごす矛盾だらけの日常と、もやもやした想い。“本当の自分はどこにいるの?”感受性の強さゆえ、いつも自分を苦しめてしまう、そんな女の子。しかし、それらが歌となって吐き出される時、彼女自身だけでなく、同じ思いを抱いている同世代、中高生を救う歌になる。見た目じゃわからない、触ると熱いスピリット。これまでにはいない、新しいアーティスト“新山詩織”。17歳の現役女子高校生がついにメジャーデビュー!





<収録曲>

1. ゆれるユレル
 作詞:新山詩織 作曲:RYOTARO、新山詩織
 Sound Produced by:笹路正徳
2. 現在地
 作詞・作曲: 藤井一彦
 Sound Produced by:藤井一彦
3. ゆれるユレル-instrumental- 
レーベル:Being
品番:JBCZ-6001
価格 ¥1,050(税込)

Debut LIVE (無料招待LIVE)

4月17日(水) 大阪 梅田 Shangri-La
4月18日(木) 東京 渋谷 W W W

 

オーディションでグランプリを獲得した日をスタートに、葛藤し悩んだりしながらも成長し、自分自身と戦いながら頑張っている姿を捉えたノンフィクション・ドキュメンタリーフィルムを制作中。唯一の心の拠りどころにしている音楽を通して、泣いたり笑ったり不安だったり、“リアル”な新山詩織が映し出される。
ドキュメンタリーフィルムのダイジェスト版を、12月12日からメジャーデビューまで、隔週でオフィシャルサイト上にて公開中。4月17日・18日のデビューイベントで全編上映。




  父親の影響で、ジミ・ヘンドリックスや山口冨士夫など、泥臭い昔のロックを聴くようになった。中学の時好きだったのは、BUMP OF CHICKEN、高校ではチバユウスケさん。好きなアーティストが聴いていた音楽を探っていったことで、自分の音楽の幅が少しずつ広がっていった。  
 

  中学で軽音楽部に入部して、エレキギターを始めた。初めて人前で、それも全校生徒の前で歌ったのが中学2年の時。すごく引っ込み思案だったから、人前で何かをすることはとても大きなことだったけど、歌ってみたら“歌うってこんなに気持ちがいいことだったんだ”って、初めて自分が解放された気がした。  
 
 

  学校では“大人しい子”っていうくくりで見られていた。常にまわりの目を気にしていた。そんな時、駅前で見かけたストリートライブ。まわりを気にせずに歌っている姿がカッコよく見えた。それで自分もやってみたいと思った。オーディション「Treasure Hunt2012」に応募したのも、“今の状況を変えたい”と思ったから。“目立ちたい”とか“有名になりたい”とかそういう願望は今でもないし、単純にギターを弾いて歌うことが大好きで、続けていたいと思っただけ。  
 

  映像で改めて自分の泣いているところ、歌っているところ、人と話しているところを見た。今までは“もっと明るくなりたい”って思っていたけど、“そういうことじゃないな”って思えた。“今の自分でいられたらいい”って映像を見ながら素直にそう思えた。  
 
 

  絶対に嘘だけは書きたくない。その時その場所で思ったことだけを書いていきたい。だから、歌詞を書こうと思って書くことはないし、手書きで歌詞を書いていく。直接、人には言えないことも、歌詞になら自由に書ける。今は、詞の中でだけ、本当の自分を表現出来ると思う。  
 
 

  中学のころは、毎日学校に行くのが嫌だった。とくに中学3年の時は、教室の中にいること、クラスメイトと話すこと、何に対しても、頑張って無理して毎日を過ごしていた。そんな頑張っている自分がすごく嫌だった。全部、自分の中で必死に整理しながら、過ごしていた。“変わりたいけど変われない”そんな思いを常に抱いていた。  
 

  毎日、両親に一日の出来事を吐き出すことで何とか頑張っていた。そんな中学3年のある日、学校ですごく嫌なことがあって、家に帰った時、たまたま両親がいなかった。吐き出せないでいる思いを衝動的に殴り書きして、ギターを弾きながら声に出したことで、初めてのオリジナル曲「だからさ」が生まれた。“曲を書いたことで、こんなに吐き出せるものなのか”って不思議な安心感を覚えた。  
 
 

  デビュー曲「ゆれるユレル」は、一番つらかった時期、中学3年のころのことを書いた。これから本格的に音楽活動を始める上で、一番嫌なものが心の中に残ったまま、進んでいくのが嫌だと思ったから、その想いとは“さよなら”したかった。クラスの中でどういう思いで座っていたのか、クラスの子と話す時に何を思いながら話していたのか、頑張っていた部分はどんなところだったか。そんな時、最初に出てきた言葉が“変わりたいけど 変われない”だった。  
 

  心の中に塊のようにあったものを言葉にして出来た歌が「ゆれるユレル」。歌った時、弱かった自分から一歩前に抜け出せた気がした。考え過ぎていた以前の自分に重なる人はいっぱいいると思うし、変わりたいけど変われないっていう人も多くいる。だけど、"良いことも必ずくる。今はゆっくりでいいから、自分らしくいてほしい"っていう思いを込めて、"動き出すよ きっと"って最後に書いた。"自分だけじゃないんだよ"そう言いたい。  
 

  今は、音楽と繋がっていること自体が楽しい。何より歌うことが一番楽しい。音楽活動を始めて大人と接する中で、相手がどう思うんだろうということを考え過ぎていた自分から、自分自身のことも考えることができるようになった。自分の雰囲気も変わったのか、クラスの子たちもみんな応援してくれるようになって、学校でもちょっとずつ自分を出せるようになってきた。  


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1996年2月10日生まれ 埼玉県出身の高校3年生 血液型A型

小学生の頃から、父親の影響で、70年〜80年代のブルース・パンク・ロックを中心とした洋楽・邦楽を、日々聴いて育つ。ピアノを習っていたが、自宅にあったエレキギターに興味を持ち、中学入学と同時に、軽音楽部に所属。ガールズバンドを組み活動する。
中学卒業直前のある日、自宅にあったアコースティックギターを手に、“もやもやした気持ちのやり場がなくて、衝動的に作った”という初オリジナル曲(作詞、作曲)「だからさ」を完成させる。
進学した高校には、軽音楽部がなかった為、1年生の夏頃から、「もっと音楽を真剣に演りたい!」という想いが強くなり、ギターと歌のレッスンを始める。創作活動も本格的に始める中、中学生の時のガールズバンドの経験しかない自分に危機感を感じ、新宿、大宮、池袋、渋谷などで、ストリートライブを行う。
高校2年生の春、「Treasure Hunt2012」に“詩織”の名前で応募。最終審査で、オリジナル曲「だからさ」、椎名林檎「丸の内サディスティック」を弾き語りで演奏し、グランプリを獲得。「歌声に心を鷲掴みにされた」と審査員から絶賛を浴びる。
2012年12月12日、アーティストデビュー。メジャーデビューに先駆け、0th Single「だからさ〜acoustic version〜」を発表。メールマガジン会員登録者に、2013年4月12日までの限定で、CDプレゼント。そして、2013年4月17日、1st Single「ゆれるユレル」でメジャーデビュー。