槇原敬之「春うた、夏うた。~どんなときも。」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
遠く遠く(桜ヴァージョン)PLATINA LYLIC槇原敬之PLATINA LYLIC槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之遠く遠く離れていても 僕のことがわかるように 力いっぱい 輝ける日を この街で迎えたい  外苑の桜は咲き乱れ この頃になるといつでも 新幹線のホームに舞った 見えない花吹雪思い出す まるで七五三の時のように ぎこちないスーツ姿も 今ではわりと似合うんだ ネクタイも上手く選べる  同窓会の案内状 欠席に丸をつけた 「元気かどうかしんぱいです。」と 手紙をくれるみんなに  遠く遠く離れていても 僕のことがわかるように 力いっぱい 輝ける日を この街で迎えたい  いつでも帰ってくればいいと 真夜中の公衆電話で 言われたとき 笑顔になって 今までやってこれたよ  どんなに高いタワーからも 見えない僕のふるさと 失くしちゃだめなことをいつでも 胸に抱きしめているから  遠く遠く離れた街で 元気に暮らせているんだ 大事なのは “変わってくこと” “変わらずにいること”  同窓会の案内状 欠席に丸をつけた だれよりも今はみんなの顔 見たい気持ちでいるけど  遠く遠く離れていても 僕のことがわかるように 力いっぱい 輝ける日を この街で迎えたい  僕の夢をかなえる場所は この街と決めたから
世界に一つだけの花GOLD LYLIC槇原敬之GOLD LYLIC槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之花屋の店先に並んだ いろんな花を見ていた ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね この中で誰が一番だなんて 争うこともしないで バケツの中誇らしげに しゃんと胸を張っている  それなのに僕ら人間は どうしてこうも比べたがる? 一人一人違うのにその中で 一番になりたがる?  そうさ 僕らは 世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい  困ったように笑いながら ずっと迷ってる人がいる 頑張って咲いた花はどれも きれいだから仕方ないね やっと店から出てきた その人が抱えていた 色とりどりの花束と うれしそうな横顔  名前も知らなかったけれど あの日僕に笑顔をくれた 誰も気づかないような場所で 咲いてた花のように  そうさ 僕らも 世界に一つだけの花 一人一人違う種を持つ その花を咲かせることだけに 一生懸命になればいい  小さい花や大きな花 一つとして同じものはないから NO.1にならなくてもいい もともと特別なOnly one
桜坂槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之西平彰・槇原敬之この坂道が花吹雪になる前 君はこの街を出て行った 手紙をだすと交わした約束は いつか懐かしい思い出に変わった  僕らの街の言葉は 正直綺麗じゃないけれど どうか どうか忘れないで  君の胸にいつも帰る場所を 抱きしめていることを 甘えとか弱さではないんだと いつか僕に伝えて  それでも花を散らすゆるい雨を 明日も解らずに見送った 君が持ってる荒っぽい優しさを 春が思い出に変え始めてるのに  どこか頼りないねと いつも言われてた僕はまだ ずっと ずっとあのままだけど  少し辛いですと君の文字を どこかで見つける度 すぐに飛んで行けたあの頃が 本当に懐かしい  君の胸にいつも帰る場所を 抱きしめていることを 甘えとか弱さではないんだと いつか僕に伝えて  甘えとか弱さではないんだと いつか僕に伝えて
LOVE LETTERGOLD LYLIC槇原敬之GOLD LYLIC槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之線路沿いのフェンスに 夕焼けが止まってる 就職の二文字だけで 君が大人になってく  向かいのホーム 特急が 通り過ぎる度 とぎれとぎれのがんばれが 砂利に吸い込まれていく  ホームに見送りに来た 友達に混ざって きっと僕のことは見えない  大好きだ 大好きだって とうとう言えないまま 君は遠くの街に行ってしまう 何回も 何回も 書き直した手紙は まだ僕のポケットの中  徹夜で作ったテープ 渡したかったから 夜道をバイクでとばし 君に会いに行った  ずっと言えずの言葉を 託した曲達も 長い旅の退屈しのぎに なればそれでいい  ヘルメットをとって 変になった僕の髪を 笑いながらさわった君を忘れない  大好きだ 大好きだって とうとう言えないまま 君は遠くの街に行ってしまうのに 何回も 何回も 書き直した手紙は まだ僕のポケットの中  自転車を押しながら帰る夕暮れ この駅を通る度 網目の影が流れる横顔を 僕はこっそり見つめてた  大好きだ 大好きだって ずっと思っていた 君は遠くの街に行ってしまうから 何回も 何回も 書き直した手紙は ずっと僕のポケットの中
どんなときも。PLATINA LYLIC槇原敬之PLATINA LYLIC槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之僕の背中は自分が 思うより正直かい? 誰かに聞かなきゃ 不安になってしまうよ 旅立つ僕の為に ちかったあの夢は 古ぼけた教室の すみにおきざりのまま  あの泥だらけのスニーカーじゃ 追い越せないのは 電車でも時間でもなく 僕かもしれないけど  どんなときも どんなときも 僕が僕らしくあるために 「好きなものは好き!」と 言える気持ち 抱きしめてたい どんなときも どんなときも 迷い探し続ける日々が 答えになること 僕は知ってるから  もしも他の誰かを 知らずに傷つけても 絶対ゆずれない 夢が僕にはあるよ “昔は良かったね”と いつも口にしながら 生きて行くのは 本当に嫌だから  消えたいくらい辛い気持ち 抱えていても 鏡の前 笑ってみる まだ平気みたいだよ  どんなときも どんなときも ビルの間きゅうくつそうに 落ちて行く夕陽に 焦る気持ち 溶かして行こう そしていつか 誰かを愛し その人を守れる強さを 自分の力に変えて行けるように  どんなときも どんなときも 僕が僕らしくあるために 「好きなものは好き!」と 言える気持ち 抱きしめてたい どんなときも どんなときも 迷い探し続ける日々が 答えになること 僕は知ってるから
花水木槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之最後のデートも 同じ場所で待ち合わせよう 花水木の通りの終り 線路沿いの空地でハザード出してるよ 何かを見つけた 子供のよに指をさして こいのぼりのようだと言ってた ペインターをぼくは選んではいた  5月でまた1つ年をとり 大人になった気分でいたけど 愛してる人に愛してることを 伝えきれないようじゃ まだまだだめかもしれない  君の幸せを はかれるものがもしあったなら 世界中のどこでも 僕はまだきっと探しに行く  2人でどこかへ 行くことに慣れてきても すぐに車に乗りこまないで 運転席の僕を確かめにきていた 気がつけば今も 窓をあけてずっと待ってる しばらくはまだ君がのこした 小さなくせで思いだすかも  うれしそうに笑う君の顔が いつでも僕の自慢だったけど さよなら言うことに迷いつづけて つかれてるのに笑ってくれた 君は僕の誇り  最後のデートも 同じ場所で待ち合わせよう 新しい地図を君にあげるよ 今日が最後のナビゲイター  花水木の通りの終り 線路沿いの空地でハザード出してるよ
No.1GOLD LYLIC槇原敬之GOLD LYLIC槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之お互いのことをもう さぐるのはやめよう もうわかっている 君は僕が好きで 僕は君が好き  幸せにするといつでも 思ってはいるけど どんな風に すればいいか この僕にもわからない そんなもの  二人で歩いてみよう 一人ぼっちだった自分を お互いに忘れずに いればきっと平気  今までで一番 素敵な恋をしようよ もうこんな僕で いいかなんて思わない 世界で一番 素敵な恋をしようよ とりあえずそれが 僕らの目標  子供の頃の写真を 君に見せたとき あたりまえだけど 自分がいないから くやしいといったね  夕暮れ僕の街には チョコレイト工場のにおいがする いつかおいで あの河原に自転車で つれて行くよ  君は気付いていない しゃべり方少しずつだけど 僕に似てる もっともっと 変えてしまいたい  君を笑わせたい 力ずくでも笑わせたい そして年をとり いつかしわくちゃになったら そのわけは僕の せいだと言わせたいんだ 君のほほえみは みんなを幸せにする  今までで一番 素敵な恋をしようよ もうこんな僕で いいかなんて思わない 世界で一番 素敵な恋をしようよ とりあえずそれが 僕らの目標  君のほほえみは みんなを幸せにする
キミノテノヒラ槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之久しぶりに訪ねた 友達は少し やせて見えたけれど 悪くはないね スーツ姿でいつでも 飲み会に遅れて来た あの頃の面影が どこにも見当たらない  花屋に転職したと 打ち明けた時に 驚かなかったのは 僕だけと言うけど いつも一生懸命 何かをしてたから 君なら何だって 平気だと思ってた  手がね ぼろぼろに なっちゃうんだよ 恋人の写真をながめるように 手のひらをじっと見つめながら  君は笑ってた 本当に笑ってた それは生きていることを 誰のせいにもしていない笑顔 僕も同じように いつか笑いたい この先に続く道にも 足跡を残したい  “あじさいは切口を 少し火で燃やすんだよ” 僕の知らないことを 教えてくれた つらくなった時だけ それでも何もないふりで 会いに来る自分が 少しはずかしい  じゃあね 別れ際に 握手をした 君の手のひらは ひびわれてて とてもかわいていたけれど  とてもあたたかいね 本当にあたたかいね ちょっと枯れかけた 気持ちにそっと水をまいてくれる ナイショにしていた 落ちこんでること 気付かないわけはないよと 君の手が言ってた  僕も笑えるよ きっと笑えるよ 自分が生きてることを 誰かのせいにするのはやめよう どちらかと言えば やわらかい僕の手が いつか誰かに何かを 伝える日が来るように  いつか誰かに何かを 伝える日が来るように
雷が鳴る前に槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之突然雨が降り出して 僕のリュックと肩がにじんで 何だか急に君に 会いたくなった 駅前のTAXI乗り場は 明日の休み知ってる人達 笑顔の比率が高い 僕は明日も早い  とにかく公衆電話まで行こう 確かコンビニが近くにあった 憶えたての君の番号 もうソラで言えるかな!?  次の雷が鳴るまでに 数をかぞえたあの頃は まだ君を好きになるなんて 思わなかった 雷鳴が記憶のジャマを するけど なんとか 思い出すよ こういう気持ち “セツナイ”と言うんだろ?  そっちも雨が降ってるの? ホラまた今 空光った ごめん いざとなると急に テレてしまう こんなことをしてるうちに 新しい靴がもうビショぬれ 「次の雷が鳴る前に 言ってと君が笑う」  例えば紙くずを投げ入れたり 横断舗道を渡るときに 何か1つルールを決めて 願いをかけたりしてる  だから雷が鳴る前に 僕の想いを全部言うよ 雨をよける傘よりも君が大切なんだ こんなにびしょ濡れだけれど 雨やどりしている気分だよ もう少しだけ 僕と話していて  次の雷が鳴る前に 僕の想いを全部言うよ 雨をよける傘よりも君が大切なんだ こんなにびしょ濡れだけれど 雨やどりしている気分だよ もう少しだけ 僕と話していて
夏のスピード槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之夕立の後の空を 逃げるように流れる雲 僕等の明日も こんな風ならいい  抱きしめた僕の腕を 本当はほどきたいのに じっとしてるのは 最後のガマンだろ?  さよならの場所を選ぶ 余裕さえない程 ぼくら なにを 急いだの?!  切り出した“さよなら”は 君の小さな声 はじめに“ゴメン”と 言ったのは僕の声 夕暮れが遅すぎて 影を 踏むのに もう 疲れた あの夏の日の様に...  はねた水で濡れた スカートのすそ 気にしながら 人の波に 君が消えて行くよ  小さすぎる肩を 悲しいと思うのは 自分に向けた 最後の強がり...  あれ程君に言われた 背中丸める癖 それさえ治せないまま  傷付いたふりをして 違って見える街を 楽しみながら 歩くような僕だけど 雑踏でもクラクションでも こめかみに残ってる 痛みさえも消してくれない  切り出した“さよなら”は 君の小さな声 はじめに“ゴメン”と 言ったのは僕の声 夕暮れが遅すぎて 影を 踏むのに もう 疲れた あの夏の日の様に...
SPYGOLD LYLIC槇原敬之GOLD LYLIC槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之おあずけになったデートに がっかりしていたけど 偶然君を見かけた なんて運命的な2人  おめかしと言うよりちょっと 変装に近い服で 出会った頃なら きっと見過ごしてた  ひょっとしたら別のやつと 会ってたりして 跡をつけてみよう イタズラ心に火がついた  だけど 信じてる 信じてる 君を信じてる 2人の日々が大丈夫だと 背中を押す 指令は下された 僕は T-shirtとやぶけた ジーンズに身を固めたスパイ  超能力者のように 彼女をだましてやれ 「今日 あの娘と会ってたろ?」 驚く顔が見たい  高そうな車の横で 君は急に立ち止まる 運転席の男が 軽く手を上げた  僕の胸が 急スピードで高なる 君はまわりを気にしながらヤツと キスをした  しゃれになんないよ なんないよ 悪い夢ならば 早めにさめてと 呪文のように叫んでる 真実を知ることが こんなにつらいなら 僕は スパイになんかなれない  嘘をついてまでほしい 幸せが僕だったのかい? 涙が出てきた 今僕を笑うやつは きっとケガをする  だけど信じてる 信じてる どうか信じさせて 両腕がじんと熱くなる位 抱きしめた強さ 君の身体に アザのように残ればいい そしていつか思い出して 嘘も見抜けない程 恋に落ちた 役立たずのスパイを
ひまわり槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之冬の夜 僕は 卵を抱える 鳥のように 君を抱いて眠った 夏の僕達が ベッドの両端で 眠るのは クーラーが 壊れたからじゃない  3日間 2人きりの 旅行はナイショだから 一緒にとった写真は ひまわりをバックに1枚きり  なんだか笑顔が 優しくなったね 友達になるって そんなに素敵なことかい? くやしいから 君を もっと笑わせよう そして僕は 強くなって行く  コンサートの帰り道 君の肩うしろから 抱いて見つめた 車の Show Window には 素敵なぼくらの未来が 息を ひそめたライオンのように すわっていた  また 1年後に変わらず 咲いたひまわりの前を ぼくらに似た2人が とても楽しそうに笑うだろう…  ずっと一緒だよって かわした約束も 今は笑っちゃうくらい 恥ずかしい嘘だけど そういったぼくらの本当の気持ちは あの時間にちゃんとのこってる  僕が前よりも優しく笑えば 重ねた嘘は輝きつづける
CLASS OF 89槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之どうして君は 僕のことを 追い越して行ったの? 四年も二人 通った場所が 嘘になって行く  久しぶりに届いた 君からの手紙は びんせんも文字も 何だか大人びていて 僕よりも少しだけ 年上の人と 来年には結婚すると 書いてあった  ちらかった部屋で ジャンクフード片手に 手紙を読んでる そんな僕は 十八の頃に 抱えこんだ夢と 君を想って 変わらずにいるのに  どうして君は 僕のことを 追い越して行ったの? 四年も二人 通った場所が 嘘になって行く  就職が決まってから もう二回目の夏 ゆかたに着替えている時だけ 僕を待たした  花火を見る人ごみ 君はこわれそうで 守らなきゃって思ってた 誰よりも一番に  この街の池に はすの葉がひらく 夏の星座を うけとめるように それはまるで パラボラのようで 見えないものを 信じることを教える  きっと君は ノートのコピーを そっと わたすように 短い手紙で 最後のエールを おくってくれたんだよね  僕の知らない 誰かに内緒で どうか見てて下さい いつか僕が 四年の日々が 輝き出すまで…
くもりガラスの夏槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之思い出 焼き付けた 日光写真のように 僕は真っ黒になった 今年の夏 いつしかベッドに ぼろぼろ はがれ出して 自分のためだけに シーツを洗うよ  君がどうしていなくなったのか 答えを探すように 洗濯機が回るのを眺めていた  自分勝手なくせして 笑顔で僕を負かした ヘソを曲げてしまったら どこかに行っちゃいそうだった あの海 汗でずれ落ちた メガネ 指でなおしたら くもりガラスの向こう側 夏が1人歩きしてた  新しいTシャツが なんだかなじまなくて わざと洗って首を よれさすように 本当に君を僕のモノに したかったなら たまにはケンカでも すれば良かったね  君の言うこと何でも聞けば 大事にしてるんだと思ってた 僕を誰と笑ってるの?  昔から大好きだった 歌がラジオで流れる 伝えなきゃいけない事は こういうことと今はわかる 何かの拍子に僕を 思い出してるとしたら 洗濯機のぞきこんでる 姿じゃない様 祈るよ  玄関先 僕の肩に手をおいて 靴をはく君が いとおしかった  自分勝手なくせして 笑顔で僕を負かした ヘソを曲げてしまったら どこかに行っちゃいそうだった あの海 汗でずれ落ちた メガネ 指でなおしたら くもりガラスの向こう側 夏が1人歩きしてた
Witch hazel槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之恋と呼ぶにはさよならを聞くことを 覚悟していた僕らだった 夏休み中のKISSの数が一番 たくさんあったそう覚えてる  僕の肌がだんだん焼けてくのを おもしろそうに見ていたよね 仲間からぬけ出して 借りたオープンカー カーブ切るたび 髪が肩にあたった  本気で好きになったみたい そう言えば君が 肩をすくめ困るのが 少し怖かった 例えばいつか誰かと 恋におちても君を 思い出すのが 少し怖かった  折ったままのチノのすそかくれてた あの海辺の砂こぼれおちる 君がふざけて僕を押したひょうしに ころんだ空はこの街にない  いたずらが過ぎて困らせてばかりいる 君におこったふりをしたら ごめんねと何度か言っていたのに あきらめたようにやめたのがつらかった  太陽がやけどをさせて 痛かった背中も 君を強く抱く時は 平気だったんだ 大人になることが 忘れて行くことなら 僕は今のままでいたい  本気で好きになったみたい そう言えば君が 肩をすくめ困るのが 少し怖かった 例えばいつか誰かと 恋におちても君を 思い出すのが 少し怖かった
花火の夜槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之槇原敬之夕立止んだ夜空はまるで 体育館の黒いビロード 今年もいろんな街から 集まってくる花火大会 どんな人でもこの場所で 笑顔になれる花火の夜を とても好きだと言っていた 君を今も思い出すよ  花火と同じ色で 浮かんでは消える横顔 君と話したいろんな事は 夏の夜に消えずに残っている  雷じゃないよ 始まったんだ! 僕の手をつかんで走り出した 今遠くにいる君からも この花火がみえればいいのに  なれない浴衣じゃ歩き辛いと 土手の石段に座り込むと 君のまねをして下駄を 脱いだ足を投げ出した 不良と決めつけていた事 僕にもあったと謝ったとき 今は違うと優しく言うから 痛みを知らない自分を責めた  「ずっとみんなが毎日 笑っていられればいいな」 何気なく言った君の言葉に 泣きそうになるのを我慢した  雷じゃないよ 始まったんだ! 僕の手をつかんで走り出した 今遠くにいる君からも この花火がみえればいいのに  「ずっとみんなが毎日 笑っていられればいいな」 何気なく君が言った言葉が 今も祈りの様に響いてる  雷じゃないよ 始まったんだ! 僕の手をつかんで走り出した 今遠くにいる君からも この花火がみえればいいのに
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