Q)「ケ・セラ・セラ」は、当時、もともとペギーさんの歌だと思われていた方も多いようです…
そういう方多いみたいね。最初は、ドリス・デイの歌を完全にコピーしようとしてたんだけど、「コピーはだめだよ、そっくりさんならいくらでもいるんだから、ペギーの歌を歌わなきゃだめだよ…」って、その当時のバンドリーダーに言われて、そこから、自分のスタイルを作らなきゃって思いましたね。それで、平岡精二さんが「」を、オリジナルとして私にくださったんです。でも、その頃の歌は、今聴くと若くていやね…。今は、もうちょっとうまくなっているんじゃないかと思うわ(笑)。

Q)もともとはジャズシンガーで、映画音楽やアメリカンポップス、ミュージカル音楽などポップス系の音楽を歌われていたペギーさんが、民謡調の「南国土佐を後にして」を歌われたのは、とても意外です…
最初はジャズしか歌えなかったの。ジャズが自分の音楽だと思ってたから、「南国土佐を後にして」が来た時には、もう本当にびっくりして「なんで私が?」っていう感じでした。それが大ヒットしちゃって(笑)。それで、その時に、大反省したの。私は、歌い手として「あれやこれや」言ってる場合かって思ったの。自分では決してうまいとは思わない「南国土佐を後にして」を、これだけ皆さんに気に入ってもらえてね。

Q)「南国土佐を後にして」は、今でも、毎年、高知の「よさこい祭」で歌われています…
「歌い手と歌との出会い」っていうのかな…。今でも、歌手協会の若い人たちによく言うんですけど、歌に出会うってことは、いい歌とか何とかじゃなくて、歌と出会って、それを育てるのが歌い手の役目なの。水をやって肥やしをやって、それで、その歌がパッと芽生える…。私の「南国土佐を後にして」だって、昔、兵隊さんが歌ってた歌なんですよ。それがね、なんだか知らないけど、ジャズを歌ってた歌い手が、NHKのディレクターに、当日いきなり頼まれて、高知でぱっと歌って、それに光が当たっちゃったでしょ。だから、「あれイヤ、これイヤ」って言ってないで、とにかく、出会いを大切にして歌うことですね。

Q)それで「南国土佐を後にして」は、100万枚を超える大ヒットしました…
私が一番びっくりしましたけど(笑)。その頃は、もうジャズも下火になっていた頃で、日本人ならオリジナルの日本語の歌を歌わなきゃいけないって、ちょうど思っていた頃でもあったんです。それで、労音さんの仕事もするようになったんです。労音さんていうのは、なるべくオリジナルソングを歌って下さいっていうグループですからね。そこで、出逢ったのが平岡精二さんの「爪」だったんです。「南国土佐を後にして」がヒットする前に、「爪」は既にあったんです。大好きで、ジャズと一緒に歌ってたのね。

Q)「南国土佐を後にして」と出会って、本当に大きく変わられたということですね…
そうそう。あれは、私を変えてくれた歌よ。「南国土佐を後にして」のあとに、日本の歌をやろうじゃないかって「学生時代」が出来て、そのうちに、もう色んなものをやろうって思うようになっていったんです。私は、クラッシックの勉強もしてたし、叙情歌も歌ったし、子供の歌から民謡、軍歌まで、「私なんでもやるわよ!」ってなっていきました。そのお陰で、本当にいろんな歌と出会えたし、どの歌も、みんな好きでしたね。「困ったなぁ〜この歌…」って思ったのは、「南国土佐を後にして」の時だけだった(笑)。

Q)そういう意味では、ペギーさんの歌手生活の中では、かなり大きい出来ごとですね…
そうなの。だから「何が一番大きな出来事でしたか?」って聞かれれば、「南国土佐を後にして」を歌ったことです。もうお亡くなりになられましたが、当時、この歌を「どうしても…」って歌わせてくれたNHKのディレクターの方にも感謝しています。最初は、本当に戸惑って、「どうしてこの歌を私に?」って聞いたら、「ペギーさん、ジャズ歌ってるからジャズっぽく歌えばいいんですよ…」って言って下さったので、「じゃあ、私のフィーリングで歌っちゃうわ」っていう風になれたんです。

Q)1960年、単身渡米した際に観たミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」に感動し、劇中歌「ドレミの歌」を自身の作詞で日本に紹介されていますが、ミュージカルを観た、その日に歌詞を作られたそうですね…
もう、ミュージカルを観ている時から、「ドはドーナツのドにしよう」って思ってたのね。「ドーナツのド」っていうのがイントネーションがいいなって思ってたの。だから、譜面を買いこんで、その夜、ホテルに戻ってすぐに、辞書を片手に作りました。

Q)それまで、歌詞を書かれていたわけではないですよね…?
ないです。「ドレミの歌」が初めて。

Q)どうしても日本に伝えたいという強い思いだったのでしょうか…?
そうですね…、これも歌との出会いよね。歌い手が歌と出会った時の熱気がそうさせたんですね。「よし!これをなんとか持って帰ろう!」っていう思いでした。なにしろ、1ドル360円の時代ですから、お土産なんて何も変えない時代でしょ。だから、譜面と、レコードと、そして「歌」を持って帰ろう…って思ったんです。

Q)なんといっても、ペギーさんをモデルに書かれた、平岡精二さん作詞作曲の「学生時代」も代表曲です。「歌力」を感じる、何度聴いても涙の出る歌です。青山学院では校歌よりも親しまれていますし、今では、その「つたの からまるチャペル」の前に、歌碑も出来ています…
ありがたいことですね。平岡精二さんは青山学院の2級先輩で、ジャズの天才だと思っていましたね。もう全てにおいて天才ですね。文章書かせてもうまいし。作詞もするし、編曲もするし、楽器は弾けない楽器はなかったです。お三味線も弾けましたから。だから、私は、彼をすごく尊敬していました。

Q)最初は「大学時代」ってタイトルだったそうですね…
当時、平岡さんのオリジナルのアルバムを作ろうってことになって、ロマンティックないい歌がいっぱいあったの。その中に、この曲もあって、最初は「大学時代」ってタイトルだったんですけど、あの頃は、誰もが大学に行く時代じゃなかったですから、「大学時代」を歌うのは私は抵抗があるから「学生時代」にしようって言ったんです。そしたら、「学生時代ねぇ〜、ちょっと軽いけど、まあいいか…」ってことになったんです。

でも、その後も、「この歌だけちょっと感じが違うから…」ってことで、平岡さんやディレクターさんと、「やめる、やめない」ってことでもめたんです。でも、当時、労音さんのコンサートに、「みんなで歌いましょう」ってコーナーがあったんですけど、そこでぜひこの歌を歌いたいと思っていましたから、「学生時代でやる!」って言い張って、要求貫徹したんです。いまだに、その時に、平岡さんのバイブラフォンで歌った「学生時代」が一番いいですね。若くてちょっと変な歌い方なんですけど、「これだ!」って感じで歌ってて、いいんですよ

 


Q)子供のころ、聴いて印象に残っている歌はなんですか…?
子供のころは、母がよく歌を歌ってくれていました。童謡とか、オペラとか。母は、山田耕筰先生にあこがれて、芸大に入りたいと思っていたらしんですけど、耳の調子が良くなくて、音楽の道はあきらめたようなんです。でも、そういう母のDNAを継いだと思います。父も母もクリスチャンでしたから、家の中でオルガンを弾いて、クリスマスになれば「きよしこの夜」とか、「いつくしみ深き 友なるイェスは〜」(讃美歌312番)とか讃美歌を歌っていましたね。まあ、あれは「星の界」、世界の民謡ですけどね。だから、何が印象にって言われたら、やっぱり讃美歌かな。

Q)ペギーさんの学生時代は、アメリカンポップス全盛の頃だったと思いますが、とくに好きだった歌は何ですか?
やっぱり、ドリス・デイの「センチメンタル・ジャーニー」とかですね。

Q)青山学院女子高等部のころ、学校で見に行った映画「我が道を行く」の劇中歌、主演のビング・クロスビーが歌う「アイルランドの子守唄(Irish lullaby)」に感動されて、クラシックからポップスやジャズに目覚められたと聞きましたが…
そうです。それまで、私が歌を習っていたクラッシックの先生とは、全く違ったタイプの世界でしょ、アメリカンポップスっていうのは。映画の中でクロスビーが歌ったシーンで「がくっ!」ときましたね。「こんな歌の世界があったんだ!」って衝撃をうけました。いまだに、あのシーンを思い出すとウルウルしちゃう。歌い方もやさしくてね…。私は、シナトラも嫌いじゃないし、ペリー・コモも大好きだけど、やっぱり、私の最初の歌のルーツは、ドリス・デイであり、ビング・クロスビーですね。クロスビーみたいになりたいって思っていましたね。ずっと歌い続けて、みなさんに語りかけられるような歌い手でありたいなって思っています。

Q)そういう意味では、今回の「夢の坂道」に通じるような気がしますね…
そうなの。だから、今度の歌は、私の全てが、私の節目のひとつとつが、歌の中に含まれているような気がします。

Q)ところで、「歌手として、この人にはかなわない」という方はいらっしゃいますか?
日本の方なら、越路吹雪さんね。私は、越路さんの舞台はほとんど見ていますから。宝塚時代からね。越路さんは大好きだし、越路さんみたいに舞台で光り輝く歌い手になりたいと思っています。

Q)最近は、どういう音楽を聴かれていますか…?
最近の音楽も大好きよ。何でも聴きます。ロックも、あんまりハードなのは好きじゃないけど、ソフトロックは好きよ。スティングなんかも好きだし。パバロッティなんかと一緒にコラボレーションしてたりして、パバロッティがわぁ〜っと歌った後に、スティングが出てきて、しょぼっと歌ってるのが、すごく味があっていいのね。そういうことさせるプロデューサーってすごいわね。つい、この間も、アンドレア・ボチェッリがニューヨークのセントラルパークでコンサートをやった時に、トニー・ベネットは出てくるわ、オペラの歌い手は出てくるわ、セリーヌ・ディオンは出てくるわで、日本では、まず考えられないでしょ。


Q)そうですね、ジャンルで分けられてしまっていたりします…
そういう、流れを作るプロデューサーっていうのが、日本には不足しているわね。歌謡曲は歌謡曲っていう風に分けない方がいいのよね。最近は、秋川雅史さんみたいに、オペラを歌う方も出てきたりしてるけど、もっといろんなジャンルの人が、一緒にやれるといいわね。ポツポツポツと切るんじゃなくて、ひとつの流れの中でポップスのイベントをやる若いプロデューサーが出てきて欲しいなって思います。

Q)邦楽では、どんな方を聴いていらっしゃいますか…?
そうね、井上陽水さんなんかもよく聴きます。陽水さんは40周年記念の時に曲を書いてもらっていてお友達だし。その時も、私が手紙書いて、それで、曲を2曲書いてもらったんです。だから、陽水さんもオリジナルソングをプレゼントしてくれた大事な人です。

Q)最近の若い人で、注目されている音楽家はいますか…?
NHKの連ドラ「おひさま」のテーマ曲「おひさま〜大切なあなたへ」を作曲した渡辺俊幸さんていう方、あの方のメロディっていいなって思いましたね。あと、竹内まりやさんも好きです。松任谷由実さんの歌は、私にはちょっと難しいかな。だから、そういう方たちともね、機会があれば、一緒に組んでやりたいと思いますね。竹内まりやさんなんか、すごくいいなって思います。明るい歌を作ってもらえたら…、まあ、60周年の後は、何十周年なのかなんなのか知らないけど、そのうちにいなくなっちゃうかもしれないけど(笑)。それも「夢の坂道」よ。

Q)「夢の坂道」じゃないですけど、今のペギーさんの夢を教えてください…
これは、叶えられないとは思いますけど、外国の人とデュエットしたいの。以前、今は亡きハンク・ジョーンズとはね、ジャズのアルバムを出したけれど、向こうの歌い手さんとね…、トニー・ベネットさんなんていいわね(笑)。これは夢よ、そんなことあり得ないんだけど、トニーさんが日本に来た時に、一緒にレコーディングできたらいいなぁってね。

Q)それは素敵ですね…
トニー・ベネットが、スティービー・ワンダーとかバーバラ・ストライザンドとか、いろんな人とデュエットしているアルバムがあるし、シャルル・アズナブールも、スティングとか、キャロル・キングとかいろんな人とデュエットしているアルバムを出してるでしょ。エルトン・ジョンなんか、歌がうまいのね〜、「Yesterday When I Was Young」をあんなにうまく歌ってるなんて思わなかった。ビックリしましたもん。だから、日本でも、たとえば、私と五木ひろしさんとかさ、北島三郎さんとかさ、そういうデュエットって面白いなあって。でも、レコード会社が違うと難しいのかな…。

Q)最近は、昔ほどハードルは高くないみたいです。若いアーティストでそういうデュエットされている方もいらっしゃいますから…
そうですか…、じゃあ、80周年の時には(笑)、私は車椅子かもしれないけど(笑)。たとえばね、SMAPの人たちがね、もうちょっと歳をとって、わびとさびの世界になっていたら、一緒にやってもいいじゃない。なんか、そういう世代を超えたデュエットって、日本ではあんまりやらないですもんね。



Q)ところで、マメにブログを書かれていますね…?
そうよ〜。あれ、私が全部やってんのよ〜。だから、時々、同じ写真が二つも出ちゃってるでしょ(笑)。そういう時は、サポートしてくれている人に「ごめん〜、写真が二つ出ちゃったから一つ消して〜」ってお願いするんです。わかんないと電話かけまくってます(笑)。でも、写真の中にボタンを入れたりとか…、全部、勉強したの。偉いでしょ(笑)、若い人だと当たり前だけど、私の歳だと、みんな「へえ〜」って言ってくれるの。

Q)インターネットを使いこなしていらっしゃるんですね…
早かったですよ。ずいぶん前に、インターネットってものがあるってことを知った時に、すぐに「よし、やろう!」って思って、キングレコードの達人に教えてもらいながらパソコンをはじめたの。そのうちに、うちの主人の具合が悪くなって、介護やなんかのことをね、外国にいる友達に「こうなのよ、ああなのよ」ってメールで愚痴ってると、向こうから励ましのメールが来たりして、それが、すごくストレス解消になったのね。そのうちに、だんだん欲張りになってきて、「ブログっていうのがあるらしい…」ってことで、今ブログの管理をしてくれている人に来てもらって、教えてもらいながらはじめたの。やっぱり、そういうお師匠さんがいるのが一番ね。本じゃわかんないわ。

Q)そういうことがお好きなんですね…
パソコン大好き。肩凝って大変なんだけどね(笑)。全米の音楽番組が集まっているサイトがあるんだけど、そこには、サンディエゴで流行っている音楽から、オペラから、もう色んな音楽あって、その中の「リラックスする音楽」っていうのをクリックすると、ず〜っと流れてくるの。それを聴きながら、ブログを書いたり、メールをもらって返事を書いたり、ソリティアをやったりしている時間が楽しいです。

Q)「パソコン大好き」って意外ですね…
そう? あれは、やり始めたら、キリがないじゃない。だから、ツイッターとかはやらないの。情報が多すぎて、いろんな雑音がはいってくると、それが気になるでしょ。だから、ファンの人にね、「ツイッターでこんなこと書いてありましたって情報を知らせてね、いいことだけ知らせてね」って言ってるんです。そうするとね、ファンの方からメールが来るんです、「ペギー葉山ってウルトラの母だよね…」ってツイッターに書かれてましたって(笑)。

Q)最近、困っていることとか、悩みとかはありますか…?
時間がないわね。もうちょっと時間が欲しい。パソコンの前に座っちゃうと、2時間くらい座ってるから。でも、それが楽しいですけど、時間が経っちゃうでしょ。あした、サッチャーさんの映画見に行くんだけど、映画とかも、もっと色んなもの見たいなって思います。音楽会も行きたいし…、とにかく、すごく時間がないの。だけど、そうやって欲張って生活しているから、刺激があっていいのかなっても思いますけど。だから、もしかしたら、私は追われているから元気なのかもしれない。ぱっと仕事がなくなったら、一瞬でボケるかもしれないわね(笑)。

Q)ご自宅で、テレビとかはよく見られたりしますか…?
テレビは大好きよ。毎日、テレビ欄を見て、マークしておくんです。見れない時には必ずビデオに録ってますし。地方での仕事の時とかでも、ホテルに入ったらまずテレビをつける。好きなのはね、ドラマ。ドラマも、いいドラマ。たとえば、最近だと、もっくんの「運命の人」、あれは良かったわ。昨日は、櫻井翔さんが戦後の先生役をやってた3夜連続のドラマで「ブラックボード 〜時代と戦った教師たち〜」が良かった。TBSはね、すごくドラマがうまいわよね。あとは、報道番組とか、世界遺産みたいな世界の旅の番組、あと、NHK-BSの「Amazing Voice 驚異の歌声」なんかが好きです。

Q)「テレビ大好き」というのも意外ですね…
だから忙しいの(笑)。帰って来たら、すぐ見たいでしょ。

Q)今後、音楽以外の活動以外でやりたいことはありますか…?
最近、足腰がちょっと弱くなってきているんですけど、音楽で世界を旅する番組に出られたらいいなって思いますね。その国の特徴をつかんでいる、その土地で一番有名な歌を覚えて、そこの人とコラボレーションしながら旅をする番組なんかをやれたらいいですね。

Q)最後に、今の日本の音楽について、思うこと、感じていることを教えて下さい…
いっぱいあるけど…、私もまだ現役で歌っているから悪口にはなりたくないんだけど…、たとえば、美空ひばりさんが亡くなった後に「川の流れのように」がヒットしてスタンダードになったように、「平成○○年にこの歌が流行ったね…」って残っていくような音楽が少ないような気がします。最近の音楽事情では、なかなか、ああいうものが植え込んでいけないのよね。

人気の若い子たちもいていいんだけど、その中で、「やっぱり、これじゃいけない…」って思う、若い才能のある子たちが出てきてほしいわね。そっからスタートして、幹になって、木になって、花が咲くような…、使い捨てになっちゃわないような、そういう歌い手さんが出てきてほしいなと思います。

とくに、男の歌い手は、ポップスではいないですね。だから、育てたいなって思うんだけど、英語の歌っていうのは、まず英語の発音が難しいから、英語がちゃんとできないとだめでしょ。だから、英語が難しかったら、向こうの歌でも日本語で歌えばいいのよ。由紀さおりさんみたいに、日本語でもいいんですよ。ただ人気者ってだけで終わってしまうのはもったいないと思う。

だから、私は、そういう人たちを少しでも育てるお役に立つのならね…、ちょっと教えてあげたいなって思いますけど…。

(2012年4月、取材・文:西山 寧)


  【ペギー葉山 歌手生活60周年 記念コンサート】

6月30日(土) 松戸・森の木ホール(開演:15時)
7月14日(土) 横浜・関内ホール(開演:15時)
9月30日(日) 東京・五反田ゆうぽうと(開演:15時)

  最新情報、詳しくはコチラ!
  【60周年記念アルバム 2作同時発売が決定!】

「夢… わたしの旅〜ペギー葉山 愛唱歌のすべて
<オリジナル・ヒット、叙情歌篇>オリジナル・ヒット」
2012年6月27日発売予定 CD5枚組 全82曲
キングレコード KICX-821〜5 ¥10,500(税込み)

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「夢… わたしの旅〜ペギー葉山 愛唱歌のすべて
<洋楽&ポピュラー篇>"ドミノ"デビューの頃の歌声」
2012年6月27日発売予定 CD5枚組 全90曲
キングレコード KICX-826〜30 ¥10,500(税込み)

  詳細はコチラ!
60周年記念シングル 「結果生き上手/夢の坂道」


2012年4月11日発売
キングレコード

KICM-30419
¥1.200- (税込)

<CD収録曲>

1. 結果生き上手
2. 夢の坂道
3. 結果生き上手(オリジナルカラオケ)
4. 結果生き上手(一般用カラオケ 半音上げ)
5. 夢の坂道(オリジナルカラオケ

 


芸 名  : ペギー 葉山 (ペギー はやま)
生年月日 : 1933年(昭和8年)12月9日生まれ
出身地  : 東京・四谷
出身校  : 青山学院高等部卒
血液型  : A型

青山学院女子高等部(現青山学院高等部)時代から、米軍キャンプで歌い始め、ティーブ・釜萢の紹介で、渡辺弘とスター・ダスターズの三代目専属歌手として活躍。卒業後の1952年11月「ドミノ/火の接吻(キス・オブ・ファイヤー)」で、キングレコードよりデビュー。 1954年、第5回NHK紅白歌合戦に「月光のチャペル」で初出場。以後、1965年まで連続12回出場、これまでに計14回出場。

1958年、ミュージカル「あなたの為に歌うジョニー」で芸術祭個人奨励賞受賞。 それまで、ジャズや洋楽カバーを中心に歌っていたが、1959年、民謡調の「南国土佐を後にして」を歌い100万枚を超える大ヒットとなったことで一気に国民的歌手となる。1960年、日米修好通商百周年記念祭に日本人代表として招かれ単身渡米した際に観たミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」に感動し、劇中歌「ドレミの歌」を自身の作詞で日本に紹介。後に、2006年には、日本の文化庁と日本PTA全国協議会が親子で長く歌い継いでほしい歌「日本の歌百選」にも選ばれる。

1965年には、平岡精二による、ペギー葉山自身をモデルにした「学生時代」を歌い大ヒット。他にも、「ケ・セラ・セラ」「ラ・ノビア」「爪」などヒット曲多数。また、タレントとしても活動し、「NHK紅白歌合戦」や「歌はともだち」(NHK)の司会、「ひらけ!ポンキッキ」(フジテレビ)のしつけコーナー、「ウルトラマンタロウ」のウルトラの母役としても知られている。

1974年には、司馬遼太郎に続き二人目となる高知県名誉県人の称号を、1995年には紫綬褒章、2004年には旭日小綬章をそれぞれ受章。1979年には、万葉集の恋歌を現代風にアレンジした企画アルバム「恋歌・万葉の心を求めて」を発表し、1980年、第22回日本レコード大賞企画賞受賞。2000年には、石原慎太郎現都知事とのデュエット曲「夏の終わり」を発表したり、井上陽水から楽曲提供を受けたりと、その活動は幅広い。

夫であり俳優の根上淳が、1997年に倒れ2005年に亡くなるまで、歌手業の傍ら在宅介護を続け、2004年には、その実体験を綴った著作「歌う看護婦 夫を在宅介護 愛とバトルの二千日」(光文社)を発表。2007年から2010年6月までは、社団法人日本歌手協会会長を務め、現在も理事として協会運営に携わる。

2010年発売の「夜明けのメロディー」は、NHKラジオ「ラジオ深夜便のうた」でオンエアされロングヒット。ジャズ、スタンダード、ミュージカル、アメリカンポップス、歌謡曲など、ジャンルを超えたシンガーとして、これまでにレコーディング曲数は約2,000曲、レコード発売枚数は約200枚にもなる。

ペギー葉山 オフィシャルサイト
ペギー葉山 オフィシャルブログ「ペギー葉山のブログです。」
ペギー葉山の歌詞

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