Q)アリスから40周年、ソロ活動を開始して30周年となりますが、今回のアルバム「今 伝えたい」は、200名のお客さんをライブハウスに招待しての公開ライブレコーディングという形で録音されましたが…?
え〜、「ライブレコーディング」ではなくて、「レコーディングライブ」なんです。「ライブレコーディング」はみんなやってますけど、今回、「ライブを録音するのではなく」「レコーディングをライブ状態で」行ったんです。レコーディングをしている空気の中にお客さんがいる、という状態で録りたかったんです。

Q)どうして、そうしようと思われたのですか?
お客さんの空気感ごと、音に乗せたかったんです。普通のレコーディングだと、ブースの中で一人で歌うことが多いんですけど、そうではなくて、みんなの空気の中で歌って、それを録りたかったんです。歌う人って、実は、一人で歌っている時とか、リハーサルで声を出している時と、本番の声とでは、実は全く違うんですよ。聴いている人の想いが声にのっかるからなんです。それを僕らは「声魂(こえだま)」と言ってるんですけど、声魂ごと録音したかったんです。

Q)やりなおしのきかない一発勝負ですから、体調管理とか大変だったのでしゃないですか?
いえいえ、全然、大丈夫ですよ。人それぞれだと思うんですけど、僕は一切ナーバスにはならないですね。お酒も飲む時は、平気でのむしね(笑)。

Q)レコーディングは、アルバムに収録されている曲順どおりに録音されたそうですが、録り直しとかされたりしたのですか?
1曲だけ、イントロで止めて、「もう1回やろう!」って最初から録り直した曲がありましたけど、あとは全曲、1回で録ってます。3時間半で13曲、録りました。

Q)すごいですね。ミュージシャンの方々も、「ミスしちゃいけない」とプレッシャーがかかったでしょうね?
そう。とくに録り直した曲なんかは、余計にプレッシャーがかかりますよね(笑)。でも、そのプレッシャーの中で一番いい音を出せるのがプロの世界ですからね。レコーディングでいい音を出せるっていうのは、実は当たり前のことで、ライブの本番の空気の中で、いかにクオリティの高い音を出せるかっていうのが、ミュージシャンたちにとっては一番プレッシャーでしょうね。とくに、今回は、誰かが1音まちがえただけで、止まっちゃいますからね(笑)。

Q)たしかに、全ての音が太くて立っていて、あたたか味があり、奥行き感もあって、今の時代では新鮮にさえ聴こえる、とてもいい音で録音されている気がしました。
音は、かなりアナログに近いんです。デジタルで録っているんだけど、出てきてる音はアナログの音をしてるんですよね。レコード針を落とした時に、最初にノイズが出て、そのあとに「ボン」と音がでてくる、その空気感に近いんですよ。

Q)いや、本当に、黙って聴かされたら、誰も1回で録っているなんて思わないですよ。
そうだと思います。でも、みんなプロだから、プロとしていい演奏だけを聴かせるのではなくて、テンションの高まりとか、そういうのも取り込みたいと思ってたんです。

Q)そうですね、11曲目の「浪漫鉄道 <蹉跌篇>」などは、まさに、コンサートの終盤に聴きたいような曲で、谷村さんのボーカルも、まさにコンサート終盤の高まりのようなものもあって、感動的な感じになっています。
そうだと思いますよ。だから、コンサートで後半にヒートアップしてゆくという流れ、そのままに録りたかったんです。今のスタジオレコーディングでは出ない感じで録れていると思いますよ。

Q)本当に、あとからスタジオでなおしたり、楽器を差し替えたり、オーバーダビングで足したりとかはしていないのですか?
一切、していないですよ。ミックスダウンでの処理はしていますが、まさに正真正銘の一発録りですよ。だから、ライブも、このクオリティでやってることになるんです。

Q)普段からも、レコーディングでボーカルを直したりはしないんですか?
僕は、そういうことは、一切やりませんね。今は、ボーカルのピッチ(音程)も、機械的に直せますけど、ピッチをさわりすぎたり、ブレスを削ってしまったりして不自然になったりしますよね。最近は、レコーディングではよくても、ライブでは、あまり歌えないって人もいますからね(笑)。もう、延々とピッチをあげたり下げたりしている人もいて、「歌いなおした方が早いでしょ!」って思いますね。

Q)そうですね。音程もリズムも、必ずしも全てジャストで正確なのが気持ちいいとは限らないですね。
そうなんです。人間は、微妙なところというのが、実はすごく気持ちよかったりするんですよ。だから、ジャストピッチより上めに入ると気持悪いんですけど、ちょっと下めは大丈夫なんです。むしろ、その方が聴いていて心地いいこともあるんです。

Q)CD付属のドキュメントDVDを見ていると、1曲やったあとにプレイバックをして聴きなおしたりはしていないようですが、そのテイクがOKかどうかのジャッジは、ご自身でされなくて大丈夫だったのですか?
イヤモニ(※)で聴いているので、自分の歌は、歌っている最中にOKかどうかはわかっているので、大丈夫なんです。自分の中で「さっきのところのピッチどうかなぁ」と思うことがあっても、微妙な音程とかって、演奏の中に入っていって混じってしまうと、マスキングされて問題なくつながるんですよね。僕の方は、ピッチをしっかりとれるように、どちらかと言うと、イヤモニでは演奏と混じらないようにしているので、1曲演奏が終わるごとに、ミックスされた音を聴いているディレクターに「今のどう?」って目で聞いて、OKって出されれば、それでOKなんです。ディレクターも、僕がどこの箇所を聞いているのかもわかっていますからね。

(※筆者注)イヤーモニター、コンサートでのモニター用イヤフォーンのこと。

 


Q)新曲が4曲、新録音曲が1曲、そして、ほかの8曲はソロ活動30年を振り返って選曲されたと思うのですが、どういう基準で選曲はされたのですか?
30年前と言うと1981年で、ちょうどアリスが活動停止した年なんですけど、北京で初めてコンサートもやって、アジアに向かって出ていこうとしていた頃でもあって、その前後の作品を取り上げたんです。アジアに出ていこうと思った時に、どんな気持ちだったのかというのを、もう1回やってみたかったんです。やってみて、今も、実は変わらない想いでいることを確認できましたね。そういうことで、アジアのアーティストがこれまでにカバーしてくれた曲も選びました。

Q)レオン・ライさんが歌った「最後のI LOVE YOU」、レスリー・チャンさんが歌った「儚きは」、それと、ジャッキー・チュンさんが歌われた「浪漫鉄道<蹉跌篇>」ですね。
そうです。実は、アジアでは大ブレイクしていて、アジアではみんな歌える歌なのに、日本の人は知らないんですよね(笑)。だから、アジアでは、広東語のバージョンとかがオリジナルだと思っている人も多いですよ。でも、知っている人は知っていて、僕のCDやカセットを持っていたりするみたいですね。それで、その頃に青春時代を過ごした人たちが、今、世界中のチャイナタウンにちらばっていて、ロンドンでも、サンフランシスコでも、チャイナタウンを歩いていると声をかけられますよ。ビールをおごってくれたりもしてね(笑)。

Q)それと、1981年に韓国のチョー・ヨンピルさん、香港のアラン・タムさんとはじめられたイベント「パックス ムジカ」でチョー・ヨンピルさんが歌っていた「チングヨ」は、谷村さんとしては、今回、初レコーディングになるのですか?
そうそう、僕は歌ってなかった。別に、とくに深い意味はないんですけどね。あれは、ヨンピルが、日本語でレコーディングをしたいってことで僕が詞を書いて、それで、ヨンピルの歌としてヨンピルが出していたので、あえて僕が出さなくてもいいかなぁって思ってたんです。今回、あらためて、ギター1本でやってみるのもいいかなぁって思って入れました。

Q)選曲でもれた曲もあると思いますが、教えてもらえますか?
いや、それは言わない方がいいですよ(笑)。それはまた、つぎのお楽しみに。だって、「ああ、そっちの方が良かったのに!」って思う人もいるでしょうから(笑)。「今回はコレです!」ってことです。

Q)新曲の4曲、「今 伝えたい」「コスモポリタン」「スキタイの歌」「」は、最近作られた曲ですか?
勿論です。どれも今回のために作りました。「作り置き」って基本的にしないんですよ。結構、いっぱいできちゃうんで、ピックアップされないで、自然状態で残っている曲も50〜60曲ありますけど、今回は、4曲とも想いもこめて新しく作りました。3〜4日こもっていると、だいたい、10曲くらい作ってしまっていて、驚かれますけどね(笑)。

Q)1曲目でアルバムタイトルにもなっている「今 伝えたい」では、「辛さは幸せの 一歩前のこと」という印象的な歌詞がありますが、これは、谷村さんがいただいた手紙がきっかけになったと聞きましたが?
そうです。厚生施設にいる男の子がくれた手紙の中に「辛いという字は 幸せの一歩手前」という言葉があったんです。そう言われれば、「辛い」という字に1本足せば「幸せ」になるんだなぁって教えてもらったんです。それをベースにして「よし、これで歌をつくろう!」と思って作った歌なんです。

Q)同じように、「儚きは」では、「人が夢を見ると書けば 儚いという字に」という歌詞があって、その言葉がとても印象的に耳に残る曲ですね。
とくに、中国の人が好きな歌ですよ。中国系の人には琴線に触れるメロディなんですよ。

Q)たしかに、そんな感じがします。たとえば、今回のアルバムの最後にも「2011ver」として収録された「」が、中国で広く受け入れられていることに通じるものがあるように思いますね。
そうですね…どう言うんだろうね…、「昴」の場合、中国で受け入れられているというよりは、もう、自分の歌、中国の歌だとみんな思っているんですよね(笑)。だから、今の若い子なんかは、「昴」を日本人が作ったということを知らないんですよ。それで、この間、上海万博の時に歌ったんですけど、その時に、「この歌は日本人のこの人が作ったということがわかった!」っていう若い子のインターネットへの書き込みが、膨大な数ありましたよ(笑)。

Q)「昴」は、なぜあれほどまでに中国で人気になったと、ご自身では思われますか?
大陸の人たちの琴線に触れるメロディがあるんだと思いますよ。それは、わかっています。

Q)最初、作られた時からそう思っていらっしゃったのですか?
最初から「このメロディは、みんなの心の琴線に触れるだろうなぁ」って、思っていました。実は、あの曲は、黒鍵だけで作っているんです。音楽的なことになりますけど、「ヨナ抜き音階」(※)で出来ているんです。その音階のメロディは、大陸の人たちと日本人にとっては、血が震えるんですよ。西洋のポップスにはない、独特の空気感があるんです。コードはメジャーコードから入って行くんですけど、どこか旨がキュンとする感じがあるんです。その「ヨナ抜き音階」で作るって、最初から決めていたんです。

(※筆者注)「ヨナ抜き音階」(四七抜き音階)とは、「ドレミソラド」の5音でできた音階のこと。「ドレミファソラシド」のうち、4番目のファと7番目のシの音を抜いた5音階。ちなみに「北国の春」もこの音階で出来ている。

Q)7曲目の「いい日旅立ち」では、お客さん全員と合唱されていますね。
そうです。その前の6曲目までは、静かにしていてもらわないといけないので、お客さんは、拍手や手拍子どころか、咳もクシャミもできないで、とにかく静かにじーっと耐えてもらっていたんです(笑)。それまで、ひたすら音を聴いていてもらっていたので、「ここで一緒に声を出そう!」ってことにしたんです。

Q)CDには入っていませんが、DVDの方では、ボーナストラックで「チャンピオン」が収録されていますが…。
あれは、本編のCDレコーディングが終わったあと、アンコールとしてやったんですが、お客さんも、もう今まで溜まっていたものが爆発した感じでしたね(笑)。

Q) アルバムの新曲の中でも特徴的なのは「スキタイの歌」だと思いますが、ドキュメントDVDの中で、「空に導かれて『』ができて、海に誘われて『群青』ができて、大陸に誘われて『スキタイの歌』ができた…」とおっしゃっていますが、ケルティック風でもありモンゴル風でもあり、一言でどこ風とは言えないメロディのこの曲は、どのように出来たのですか?
このメロディって、アジア圏の人はみんな反応すると思いますよ。これはユーラシアのメロディなんですね。ケルティックは西の端なんだけど、その匂いから日本までのユーラシアを全部またいでいるんです。ヨーロッパに行くとジプシーって呼ばれるような、風のようにユーラシアを動いていた人たちのイメージなんですよね。

Q) そうですね。歌詞にはケルトからガリア、ペルシャが出てきて、いずれも「母はヤマトのサクラの花に」と歌われています。
実は、それには、とても深い意味があるんですよ。興味のある方は、歌詞の中にカタカナで出てきている言葉を調べると思うんです。そうすると、「なんで母方が全部ヤマトになっているか」という理由がわかると思うんですが…。

Q) 調べたんですけど、わからなかったんですが…。
民族って、実は単一民族っていないんですよね。だから、僕らが今、日本人と言っているのも、実はいろんな血が混じっているんです。それで、母方が全部ヤマトになっている理由は、日本の歴史を調べ始めると、きっと気付くと思いますよ。僕らが習ったように、日本は決して新しい国ではないですよってことがね。

Q) 同じく、新曲の「」ですが、この歌は、「縦糸(経糸)」「横糸(緯糸)」といった言葉の使い方など、歌詞が実に緻密に構築されていて、とても考え抜かれている感じがしますが、歌詞は、どういう風につくられるのですか?
「いつぐらいから書こう」って休みをとるじゃないですか。そうすると、だいたいそこに合わせて出てくるようになっているんです。「ああ、今書くことはコレ」っていう風にね。それに素直に書いていますね。

Q) 以前、「日記のように詞を書いています」ということを聞いたことがあるのですが…。
そうです。今感じていることをそのまま書いているので、「詞は日記だな」って思うんです。だから、昔の詞を読みかえしてみると、「あの時はこんなことを思っていたんだなぁ…」ってわかるんです。

Q) 歌詞は、書き始めて、すぐに出来るのですか?
僕はすぐです。全部すぐです。

Q) だいたい、どのくらいの時間ですか?
だいたい、1時間半くらいかな。

Q) そんなにすぐに出来るんですか! それは、今まで作られた曲、全てそうだったのですか?
そうです。だから、ギター弾きながら歌って録音するまで込みで、1曲3時間くらいですね。だから、原曲は1時間くらいですね。

Q) そもそも、「詞先(※)」で作られるのですか?
僕は同時なんです。一般の人が「詞先」とか「曲先」とか言いますけど、それは、作詞家とか作曲家の人たちの世界なんです。「詞を書くけどメロディ作れない」とか「メロディ作れるけど詞が書けない」とかいう人は、「詞先」とか「曲先」とかっていう発想が出てくるんです。でも、僕の場合は、全部ひとりなんで同時なんです。

(※筆者注)「詞先(しせん)」とは、「歌詞先行」の略。歌を作る時に、歌詞をメロディより先に作ること。

Q) それは珍しいですね! そんな方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。
そうなんです。「詞とメロディを同時に作る」って想像つかないみたいなんです。みんな、「詞があってメロディをつける」とか、「メロディがあって詞をつける」とか、「ベースがあって、それに付ける」って発想しかしないですからね。だから、「詞とメロディが同時に鳴る」って言うと、なかなか理解してもらえないですね。あんまり、みんなに当てはまる話じゃないようですね…。

Q) それは、昔から、最初に曲をつくり始めた頃からそうなんですか?
昔からそうです。ただ、アリスの頃、べーやん(堀内孝雄)と作ってた時は、べーやんが詞がないと書けないって言うから、僕が先に詞を書いてたんですよ。あとは、いろんなバリエーション、なんでもやりますけどね。たとえば、メロディがあって、これに詞をお願いしますって言われれば、それもやります。

Q) もともと、詞と曲が同時に出てくるということは、たとえば、そのアリス時代、べーやんに渡していた歌詞にも、なんとなくメロディのイメージとかお持ちだったんじゃないですか?
それはないんです。そういうつもりで書いている時には、メロディは鳴らないんです。というか、鳴らないようにしていますね。それは、べーやんの世界のことですから。でも、自分の曲で、両方にやる時には、同時に一斉に鳴ります。

Q) あとから詞をなおすということもないんですか?
ないんです。なおした詞は、必ずよくないんです。

Q) ということは、なおされたこともあるんですね?
「こっちにしよう」と思って変えても、歌ってると「ああ、やっぱり違ったんだ」と思ったことは、幾度か経験ありますね。だから、もう、それ以来、一切さわらないです。

Q) ということは、本当に、一発勝負で詞と曲が出来てしまうんですね?
だから!同時なんです!(笑)。でも、そういう人はあんまりいないんですよね。「詞先」とか「曲先」とかいうところとは、僕は全く違う世界にいるのかもしれないですね。僕の場合には、曲作りは「出てくるものを書きとめる作業」なんですよ。



Q) 子供の頃は、どんな音楽を聴いていらっしゃったのですか?
邦楽です。長唄、清元、常磐津ですね。

Q) それって…本当の純邦楽ですね…。それは、お母様やお姉さまが三味線や長唄などやられていた影響ですか?
そうですね。だから、聴きたくて聴いていたわけじゃなくて、ず〜っと流れていたんです(笑)。

Q) これが好きだと、初めて意識されたアーティストは誰ですか?
やっぱり、PPMがすごく心地よかったですね。

Q) そもそもギターを始めたきっかけは、小林旭さんだと聞いたことがありますが?
ああ、それは、もっと小さい頃ですね。中学生の頃かな。「楽器を持つとモテるんじゃないか…」って思わせてくれたのが、小林旭さんの「渡り鳥シリーズ」でしたね(笑)。やるんだったら、ギターやりたいなって思っていましたね。

Q) 最初にギターで弾いた曲は何でしたか?
「禁じられた遊び」を練習していましたね(笑)。あのころって、ギター持ったら「禁じられた遊び」でしたからね(笑)。

Q) 歌ものだと何だったのでしょう?
なんだっただろうね〜。やっぱり、アメリカンフォークだったかな。「500マイル」だとか「花はどこへ行った」とか、ああいうスタンダードのフォークミュージックでしたね。

Q) 最初に曲を書き始めたのはいつ頃だったのですか?
高校1年くらいですかね。自然に書き始めていましたね。

Q) その時の曲は、残っているんですか?
残ってないですね。ところどころは覚えていますけど。

Q) アリスの初期のころ、たとえば、アルバム「セカンドライブ」には、ビージーズやサイモンとガーファンクルなど、カバー曲もたくさん入っていますが、その頃は、どんな音楽を聴いていらっしゃったのですか?
いやぁ〜、その頃は、とにかくなんでも聴いていましたよ。

Q) その「セカンドライブ」には、クールファイブの「噂の女」まで入っていますね。
モノマネやってましたからね(笑)。関西の土壌って、カッコつけているだけがライブじゃなくて、「どんだけ楽しいか」ってことも大事で、みんなが喜んでくれるんで、ホントいろんなことしてましたね(笑)。

Q)ファンは、それぞれにアリス時代の好きな曲があるかと思いますが、谷村さんご自身がとくに気に入っている曲とか、思い入れの深い曲はありますか?
それはないですね。そういう発想が全くないんです。全部、自分たちの子供なわけで、「長男がいい」とか「三男がいい」とか、そういう比べ方はしないですね。1曲1曲、全て顔も違うし性格も違うしね。


  <トーク&ライブ 支援キャラバン「ココロの学校〜今 伝えたい〜」>

9月 3日(土)  鳥取県 とっとり花回廊 野外特設ステージ(15:00開場/16:00開演)
          (問)BBS山陰放送 0859-33-2111
9月 8日(木)  新潟県 佐渡中央文化会館 (18:00開場/18:30開演)
          (問)佐渡中央文化会館 0259-52-2001
9月25日(日)  奈良県 桜井市民会館 (15:15開場/16:00開演)
          (問)桜井市民会館 0744-45-0964
10月15日(土) 東京都 品川きゅりあん8F大ホール (14:30開場/15:00開演)
          (問)きゅりあんチケットセンター  5479-4140
10月16日(日) 埼玉県 入間市市民会館 (17:00開場/17:30開演)
          (問)入間市市民会館 04-2964-2411
          <3月12日の振替公演> 
10月18日(火) 茨城県 取手市民会館 (18:00開場/18:30開演)
          (問)取手市民会館 0297-73-3251
          <3月16日の振替公演> 
10月21日(金) 宮崎県 新富町文化会館 (18:30開場/19:00開演)
          (問)新富町文化会館 0983-33-6205
10月22日(土) 宮崎県 日南市南郷ハートフルセンター (17:30開場/18:00開演)
          (問)日南市南郷ハートフルセンター 0987-64-0310

<ハミング2011〜今 伝えたい〜>

9月21日(水)   静岡県 アクトシティ浜松 18:00開場/18:30開演
           (問)エンボス 053-412-1010
9月22日(木 )  東京都 渋谷・C.C.Lemonホール 18:00開場/18:30開演
          (問)キョードー東京 0570-064-708
10月 1日(土)  兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 16:30開場/17:00開演
          (問)キョードーインフォメーション 06-7732-8888
10月25日(火) 愛知県 愛知芸術劇場 17:45開場/18:30開演
          (問)サンデーフォークプロモーション 052-320-9100
11月1日(火)  愛媛県 松山市民会館 (18:00開場/18:30開演)
          (問)デューク松山 089-947-3535
11月2日(水)  徳島県 徳島市立文化センター (18:00開場/18:30開演)
          (問)デューク高松 087-822-2520
11月4日(金)  高知県 高知県民文化ホール・オレンジホール (18:00開場/18:30開演)
          (問)デューク高知 088-822-4488
11月6日(日)  香川県 サンポートホール高松 (15:30開場/16:00開演)
          (問)デューク高松 087-822-2520

 
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 2011年5月11日発売
 全13曲入りCD+DVD
 IOCD-20324
 ¥3,990(税込)
 エイベックス イオ
ソロ活動30周年 公開レコーディングライブアルバム
「今 伝えたい」



<CD収録曲>

1 今 伝えたい
2 夢の世代 -FROM THESE DAYS-
3 コスモポリタン
4 龍のエムブレム
5 ハリマウ - HALIMAU -
6 スキタイの歌
7 いい日旅立ち
8 チングヨ
9 最後の I LOVE YOU
10 儚きは
11 浪漫鉄道 <蹉跌篇>
12 綾
13 昴


<DVD収録内容>

〜公開レコーディングライブ〜今 伝えたい〜 2011.2.26 @渋谷DUO〜
1 Digest of 26th Feb 2011 (Part 1)
2 いい日旅立ち
3 Digest of 26th Feb 2011 (Part 2)
4 チャンピオン



本 名  : 谷村 新司
生年月日 : 1948年12月11日
出身地  : 大阪府

1971年、堀内孝雄とアリスを結成。1972年「走っておいで恋人よ」でデビュー。同年5月には矢沢透が参加し、「帰らざる日々」「冬の稲妻」「チャンピオン」「涙の誓い」「遠くで汽笛を聞きながら」「さらば青春の時」「ジョニーの子守唄」など数多くのヒット曲を出す。1975年からは、アリスの活動と並行してソロ活動も開始し、1975年のアルバム「蜩」をはじめ、ソロ名義でアルバムやシングルを発表。1978年には「いい日旅立ち」を山口百恵に楽曲提供。1979年「陽はまた昇る」、1980年「昴」、1981年には「群青」がそれぞれヒット。1981年には、アリスが、中国・北京で、日本人のロック・ポップス系コンサートとしては初となる単独公演を行い、中国の多くの若手ミュージシャンに影響を与え、後に中国にポップスが根付く礎となった。同年、アリスは活動停止。

その後、ソロ活動を本格化させ、「22歳」や、小川知子とのデュエット曲「忘れていいの-愛の幕切れ-」などのヒットを出す。1983年からは、韓国のチョー・ヨンピル、香港のアラン・タムと共に、アジアのミュージシャンを集めたイベント「PAX MUSICA(パックス ムジカ)」をスタートさせる。青山劇場で1ヶ月のロングラン・リサイタルを開催したり、1988年からは、ロンドン交響楽団、国立パリ・オペラ・オーケストラ、ウィーン交響楽団プロジェクトと共演したアルバムを制作し、「ヨーロッパ三部作」を完成させる。1987年に、アリスの活動も再開し、シングルとアルバムをリリースするが、再度活動休止期間に入る。その後、アリスは、2000年、2005年、2008年にそれぞれ活動再開し、2010年には東京ドームで5時間にも及ぶライブも行う。1992年には、24時間テレビ 「愛は地球を救う」のテーマソングとして、加山雄三と「サライ」を競作。1995年のアルバム「I・T・A・N」ではプロデューサーにフィル・ラモーンとジャック・エリオットを起用し話題となる。1996年には、世界初の商業用DVDソフトであるライブDVD「シンジ ラ ムニタ」を発表。

2002年には、中国政府から依頼され、北京での日中国交正常化30周年のコンサートをプロデュース。2004年からは、中国・上海音楽学院で教授を務め、現在は名誉教授。また、中国の歌手、毛寧をプロデュース。2006年、東大寺でのライブから「ネイチャーライブ」を、翌2007年からは「ココロの学校」をスタートさせ、いずれも現在まで続いている。また、2007年には、南京芸術学院の名誉客員教授にも就任。2010年には、上海万博の開会式で、世界5大陸のうち、アジアを代表するアーティストのひとりとして出演し、「昴」を歌って喝采を浴びる。2007年のアルバム「オリオン13」からは、「音帰し」「マカリイ」「音標~voice to voice~」、そして今作「今 伝えたい」と、毎年1枚のペースでアルバムを発表。これまでに、ソロとしては、オリジナルアルバム38枚、シングル47枚をリリース。


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