「ファッションと音楽が繋がるアーティストになりたい…」

 青文字系モデルとしてファッション誌などで活躍し、今、最も注目を集める裏原ガール“Una(ユウナ)”が、8月14日にシングル「JUICY JUICY」でアーティストデビュー!

 本人出演の「メントス(R) デュオソーダアソート」のCMタイアップ曲として話題の「JUICY JUICY」は、ダンサブルな夏サウンドに力強いメッセージが伝わる歌詞!ファッションだけでなく音楽も本物!

 歌ネットでは、そんな話題の作品を、いち早くお届けします!

JUICY JUICY
作詞:Una・ENDORPHINS
作曲:ENDORPHINS
I'm so JUICY... All Day
Oh JUICY... My Way
弾ける どこまでも
I'm so JUICY... All Day
Oh JUICY... Your Way
抑えきれない 鼓動
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INTERVIEW
「一人カラオケに行くぐらい好きになりました(笑)」

ついに念願のアーティストデビューを迎えましたね。

Una:ありがとうございます。デビューが近づくにつれて、“どれくらいの人が聴いてくれるんだろう?”“私のことをモデルとして知っている人がガッカリしないかな?”って不安に思ったこともありました。でも、ライブを重ねていく中で“アーティストを目指して頑張ってきて良かった!”ってちょっとずつ思えるようになったので、“きっと好きになってもらえる!”と自信を持ってやっていきたいと思っています。

Unaさんのことをまだ知らない方もいるので、これまでの軌跡を辿りたいと思います。小さい頃はバレエをやられていたのですよね?

Una:はい。クラシックバレエを3歳から18歳まで15年間やっていました。県代表としてコンクールにも出場したりして、本格的にバレエの道に進むことを夢見ていました。でも、結局色々あって挫折して辞めてしまったんです。

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ファッションには、いつから興味を持っていたのですか?

Una:バレエを辞めた後、サロンモデルを始めたことがきっかけで興味を持つようになりました。その後、スカウトされて上京したんですけど、結局スカウトされた事務所とは条件が合わず契約しなかったんです。

それから原宿で働くようになるんですよね?

Una:原宿に来る人って、まわりにとらわれないで自由にファッションを楽しんでいる人ばかりで、それがすごく魅力的に感じて、原宿のアパレルショップで働くことにしました。その後、仕事の休憩中にコンビニの前でスナップされたことがきっかけに読者モデルをするようになって、去年の1月頃に今の事務所の社長から“所属しませんか?”って声を掛けられて、同時に“アーティストデビューも目指しませんか?”って言われたんです。

音楽には、いつ頃から興味を持っていたのですか?

Una:小さい時はクラシックばかり聴いていて、流行っている曲は耳にする程度でした。でも、上京して知り合う幅が広がるなかで、クラブミュージックを聴くようになって、音楽に興味を持つようになりました。それからは、撮影と撮影の間に一時間でも時間が空いたら、一人カラオケに行くぐらい音楽が好きになりました(笑)。

(笑)。じゃあ、社長さんからの話には即決したのですね?

Una:私は自分が好きじゃないというか、自分に自信がなくて、その時は人前で歌うなんて想像できなかったので、“考えさせて下さい”って言いました。そしたら社長が“ファッションショーやステージに立っている時の君がすごく良いんだ”って言ってくれて、私も“読者モデルだけじゃなく、もっと違う場所で自分を表現したい”って思い悩んでいた時期だったので、“やらせてください!”って決意しました。それから一年半、ボイストレーニングとダンスレッスンを習って半年前にデビューが決まったんです。

「この言葉は使わないかも…」

デビューシングルのプロデューサーは、80KIDZさんですね。

Una:80KIDZさんの名前は知っていたんですけど、細かくは知らなくて、でもそれが逆に今思えば良かったと思います。よく知っていて憧れていたら、きっと恐縮していたと思うんです。だから、いい距離感で制作に入れました。

初めてのレコーディングはいかがでした?

Una:カップリングの「LONELY FLOWER」を先にレコーディングしたんですけど、私はレコーディングは初めてで、80KIDZさんもレコーディングのディレクションをするのは初めてだったみたいで、12時間くらいスタジオにこもって歌入れをしました。タイアップの曲だったこともあり決まりごともあるなかで、“絶対にいいものを作りたい”っていう80KIDZさんの気持ちが見えたのが、すごい嬉しかったです。

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タイトル曲の「JUICY JUICY」は、夏にピッタリのダンサブルな楽曲に仕上がりましたね。

Una:この曲は「メントス」のCMソングの話をいただいて作った曲で、デビュー曲のタイトル曲なので私の自己紹介になるように、等身大の私を表現することを意識しました。

作詞にも挑戦されていますね。

Una:当初は作詞する予定はなかったんですけど、出来上がった歌詞を見て、“私はこの言葉は使わないかも”っていう箇所があったので、“私が歌う曲だし、自分が普段使っている言葉を入れた方がいいんじゃないかな?”って話したら、曲を作ってくれたENDORPHINSさんが一緒に歌詞を考えてくれたんです。

初めての作詞は難しかったですか?

Una:難しかったですね。制作の期間がタイトな中で、色んな方の歌詞を見てみたり、本を読んでみたり、“自分は普段どんな言葉を使っているんだろう?”って考えたり…。大変だったけど、今後も絶対にやっていきたいですね。

特にお気に入りのフレーズはありますか?

Una: “JUICY”というワードは、すごくキャッチ—なので好きですね。フレーズだと“いつまでも変わりたくないから はみ出しててもいいじゃない 自分で選んだ道だから”はお気に入りです。“やらされているんじゃない!私が決めたことだから!”って初心に戻れるフレーズなんです。

どんな人に聴いてもらいたいですか?

Una:私が地方出身ということもあるので、東京に憧れている人や、私と同世代や少し上の世代にも聴いてもらいたいですね。みんなでこの曲を聴いて盛り上がってくれたりカラオケで歌ってくれたら、嬉しいですね。

「ストリート色の強い“裏側の原宿”が好き…」

アーティスト写真やジャケット写真のスタイリングは、Unaさんご自身が手掛けられたんですよね。

Una:そうですね。ジャケット写真は、唯一の休みの日に、高円寺、新宿、原宿、渋谷をまわって選んで、自分で衣装を縫ってスタイリングしたので、読者モデルをやってきた経験が役に立ったと思います。ルーツを表現するというテーマがあったので、クラシックバレエのシューズを履いて足をあげたり、ヒップホップのファッションスタイルをミックスしたり、自分のルーツを出せたと思います。

「JUICY JUICY」のミュージックビデオにもルーツが垣間見れますね。

Una:東京で私が育った場所・原宿でロケをして、自分が働いていたショップでも撮影しました。エキストラも全員友達にお願いして撮影したので、思い出に残るMVになりましたね。

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Unaさんの事務所は、きゃりーぱみゅぱみゅさんが所属されていますね。

Una:原宿と音楽を融合したジャンルを確立したのは、やっぱりきゃりーちゃんだと思います。私のなかで、きゃりーちゃんは、竹下通りとか明治通りとか“表側の原宿”のアイコンっていうイメージです。私は、それとは全く違うストリート色の強い“裏側の原宿”が好きなので、その違いは出していきたいですね。

ファッションと音楽に共通するものはありますか?

Una:ファッションと音楽の関連性はやっぱりありますよ。たとえば、ロックバンドの人はロックのファッションをしてるし、ヒップホップの人はヒップホップのファッションをしている。私もファッションと音楽の繋がりがあるアーティストになりたいと思いますね。

好きなアーティストや目指してるアーティストは?

Una:一番好きなのは、マイケル・ジャクソンです。マイケルを好きになったのは、マイケルの画像を見て、ファッションを真似たことが先で、それからマイケルの音楽を聴くようになりました。一番好きな曲は、「Man In The Mirror」です。毎日、朝か夜どっちかに必ず聴いていて、気持ちがリセットできるんですよ。満員電車の中で聴くとイライラしないんです(笑)。

アーティストとしてのこれからの目標は?

Una:今の私は意識しながら、常にクオリティを高めてレベルアップしていきたいです。その上で、ストリート感は絶対になくしたくないですね。あとは、ツアーできるようになるのが夢ですね。

それでは、最後に「歌ネット」を見ている人にメッセージをください。

Una:私のビジュアルや曲から入る人が多いと思うので、歌詞のメッセージ性にも注目してもらえたら嬉しいです。