Beat

スピードにこぼれはじめたあなたの残像が
真夜中の湾岸線に散らばってゆく
冷え切った助手席に
次々差し込むライトが刻むのは空白のBeatで

なにかあれば車を走らせて
二人で気がすむまで 泣いたり 笑ったり
何度も聴いた曲が胸をえぐる
でも痛みは あなたに触れられている
そんな気がして

抱きしめて 抱きしめて
全部巻き戻して そばにいて
思い出が刻むBeat
行き先もなくただ刻むBeat

新月にかざす指輪
「夜景に浮かぶ月みたい」と
あなたはずっとかざしてみてた

どこまででも車を走らせて
二人で近い未来を 誓ったり 破ったり
何度も聴いた曲が胸につまる
でも記憶が あなたに触れられている
そんな気がして

抱きよせて 抱きよせて
全部重ね合って ここにいて
思い出が刻むBeat
手ごたえもなくただ刻むBeat
わかってる わかってる こうなるしかなかったと
いつかの道に沿わせて刻むBeat

山を削って埋め立てたところ
潮風くぐって飛ばしたところ
ライトアップして夢みたところ
アクセル踏んで
山を削って埋め立てたところ
潮風くぐって飛ばしたところ
ライトアップして夢みたところ
アクセル踏んで

指輪をかざすあなた

もういちど もういちど
くりかえすことと わかっていても
思い出が刻むBeat
行き先もなくただ刻むBeat
わかってる わかってる こうなるしかなかったと
いつかの道に沿わせて刻むBeat