101年後

100年後の未来が
どんな世界だろうと
僕らは「会いたい」なんて事が
まだ悩みだろう

星明かり照らしている改札
見えてきた頃
ちょっと前を歩き出した君が
振り返り手招きして笑う
交差点 信号待ち
その場で後姿を抱きしめる
この腕の中に二人の世界がある

サヨナラを告げる時計
二人とも気づかないふりして
どっちが言い出すかなんて
気にしてる

100年後の未来が
どんな世界だろうと
僕らは「会いたい」なんて事が
まだ悩みだろう
それまでにあと何度
君と笑えるんだろうな
夜空の星の数より
多ければいいんだけどな

この広い宇宙のどこかには
僕らのこの星 見上げたりして
恋の行方を願う人たちが
いるのかなぁ?

遠すぎて声も届かない果て
少しは時間が かかるけれど
きっと僕らの光 は届くだろう

サヨナラを告げる声が
次に会う約束の代わりに
なると信じてるから
このままでいい

明日が見えない夜
いつでも独りだから
誰もが星の声 聞きたくて
見上げてる
どれだけ君との距離
離れていたとしても
いつでも瞳閉じれば
ほら君の笑顔がある

限りのある 時の中で
手にするもの 一つくらい
胸に残したい

1年後の未来は
どんな二人だなんて
朝まで語り合う
そんな日々 幸せで

100年後の未来が
どんな世界だろうと
今君はここにいて
今僕はここにいるよ
いつでもこの腕の中
変わらない世界がある

「明日も会いたいな」
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