みちのくの女

泣いているような 潤んだその眸
ママよどうした 顔くもらせて
こころ痛める 何かがあったのか
遠慮いらない 話してごらん
うぶがとりえの 淋しがりやの
みちのくの女

よくぞこの日まで 辛抱してきたな
細腕だけが 支えになって
そんなお店に また惹かされました
寄ってみたんだ ママを見たさに
目元いじらし 訛りまじりの
みちのくの女

ママよどうしたの そんなに酔っててよ
倖せ薄いと 愚痴を云う
白いうなじが ほんのり紅をさす
どうした乱れて 泣いたりしてさ
涙ポロポロ 子供みたいに
みちのくの女
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