ミナモ

心の震えを確かめるための握手
交わせず すれ違う 背中は遠くなる
旅にでよう 真冬の朝に

どれくらいのスピードで離れていくんだろう
どれくらいの光で明日を照らせるだろう
気づいてよ 僕はここにいる

水かさが増した 心のミナモに映る
悲しいくらい 青い空
この場所で花が咲くころにまた会いたい
約束が無くたってかまわない

心の震えを確かめるための握手
交わせず すれ違う 背中は遠くなる
旅に出よう 春風とともに

水かさが増した心が溢れ出したら
きっとあなたまで流れていくよ
その場所で花が咲けばいい 小さくていい
ただその手でそっと包んでほしい

夢の中でも あなたと出会う
心細さを風と唄う 空を伝って

水かさが増した心が溢れ出したら
きっとあなたまで流れていくよ
その場所で花が咲けばいい 小さくていい
ただその手でそっと撫でてほしい
探してた季節に出会って その花が薫るまで
ミナモに映しているよ ずっと
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