旅立つ彼(ひと)

悲しい時に歌える唄が私は今欲しいの
旅立つ彼の後姿が涙にかすんで見える
今日まで好きと云えずに
過ごしてしまったことが悲しいの

別れの夜がこんなにつらいものとは知らなかったの
いつでもそばに居てくれたから気がつかなかった私
どうしてもっと素直に
やさしい彼の言葉を聞けなかったの

私は書くの長い手紙を気のすむまで書きたいの
初めて書いた愛の言葉に幼い涙が落ちる
わがままばかり云ってた
わたしのことが今では恥ずかしい

あやまりたいの今日までのこと許してもらえるかしら
遠くに光る小さな星にそっと祈りたい気持

許してほしいもう一度
二人の愛の唄を歌いたい

許してほしいもう一度
二人の愛の唄を歌いたい
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