青春

夢や奇跡だとかを信じてる 青が綺麗な空を泳いでく
青春を乗せた自転車は走る 汗が風にこぼれる夏の詩よ…

「だから言ったじゃん、今日は遅刻ができない
昨日の寝る前あれほど言ったじゃん」
「そんなことは知らないわ、あんたがしっかりすればいいだけの話」
シャワー浴びてすぐ寝ぐせなおし 今頃目覚ましが鳴っていた
外に出ると太陽は憎たらしいほど晴れていた
かばん自転車のカゴに投げ込み 坂道登る姿は立ちこぎ
通学バスに揺られるあの子に 見られたくない姿だぜ
風が吹いてた 揺れる夏草 蝉が鳴いてた
入道雲沸き上がる空の中 僕は行く

夢や奇跡だとかを信じてる 青が綺麗な空を泳いでく
青春を乗せた自転車は走る 汗が風にこぼれる夏の詩よ…

腕っ節にいくら自信があるからって まさか先輩を殴るなんてさ
お前は正義の為って言うけど あきれてものも言えなくなる
顔中たんこぶあざだらけ 真実知るのは仲間だけ
あぁ大人たちは呆れて笑うけど お前はまさに英雄だぜ
落書きだらけの教科書 材木置き場や駐車場
オーリー決めたスケートボード カラオケ通った放課後
いつか忘れてしまうだろう 真夏の風が運んだ今日
あぁ自分勝手が肩で風切る青春さ

夢や奇跡だとかを信じてる 青が綺麗な空を泳いでく
青春を乗せた自転車は走る 汗が風にこぼれる夏の詩よ…

何気ない一言に胸を傷つけられたのかい?
「表出ろ馬鹿、お前!」そんな柄でもないから黙ってる…
悩み事とか全てに軽い頭を抱えてた
表出れば夏の太陽 僕を笑って言う「空を泳ごう」

夢や奇跡だとかを信じてる 青が綺麗な空を泳いでく
青春を乗せた自転車は走る 汗が風にこぼれる夏の詩よ…

夜は綺麗な花火があがってた 浴衣姿が町に溢れていた
窓の鍵は開けておくよ 君が孤独で寂しくないように
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