もう言わないで

お願いだから もう言わないで
つらいあなたの 気持がわかるから
いつか一途な 私の愛が
あなたの重荷に なったのね…
夜霧に 濡れてる 街灯り
哀しみが 哀しみが 静かに揺れる

あなたのことを 責めたりしない
他の誰より 愛した人だから
遅い帰りを 待つことさえも
幸せだったの 私には…
二人で暮らした 北の街
思い出が 思い出が 心に揺れる

お願いだから もう言わないで
にじむ涙を 拭きとる指の先
すがりつきたい せつない思い
無理して断ち切り 背を向ける…
夜霧に消え行く 街灯り
淋しさが 淋しさが 静かに揺れる
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