月曜の朝8:00

月曜日の朝 いつものホームに立てば
汗ばむ首筋に 貴方の匂いが残る
二人で過ごす時の 時計の速さに
いつもとまどっているのよ 珈琲を入れても
いつも怯えているのよ サヨナラの言葉に

学生時代から言われた 意気地なしねと
そんな私でも 貴方に抱かれる度に
心の奥で別離を 覚悟しているの
もう振り返りはしない どんなことがあっても
もう笑っていたいわ 今までのぶんまで

ホームにすべり込んだ 電車の窓ガラス
いつかアルバムにあった 母の顔に似ているわ
「いってきます。元気です。」私はいつも
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